2回目の北九州出張の翌日。小倉の大黒湯に入った時だからずいぶん前である・・・(汗)
前回は新幹線のチケットの制約のため山口県の重安・美祢へ寄り道しただけだが、今回は
同行のお客さんと共謀、いや協力してもらって(笑)、EX-ICカードで引き換えたきっぷを
当日に帰阪するお客さんが現金で買い取ってくれたので、私は晴れて自由の身に!!(爆)
小倉から日田彦山線に乗る。採銅所駅で通過待ち。去年yumeさんと行った旅の一番最後に訪れ
(あぁまだ書いてないや・・・汗)、夕闇に包まれていった光景を思い出しながら、数分の間
満開の桜を楽しめた。
前回通った時に降りてみたいなと思った香春駅。上半分をナイフでスパッと
切り取ったような異様な形の香春岳が車窓から見え、線路脇に古めかしい
工場と、町をまたぐ高架が見える。
ここもセメントの生産地だ。あの山は全体がセメント原料から成っているのだろう。
しばらくホームで過ごしたあと、構内踏切というより仮設っぽい通路を通って改札へ向かう。
改札に近い側のレールははがされぽかんと空いた空間ができているが、近所の高校生が作った
らしい花壇がその空間を多少賑わしている。
のどかな駅だ。沿線の桜は8分咲。
駅を出てみると、いつ頃設置されたものなのか、色あせかけた
観光案内図があった。香春というところは万葉の昔からの歴史がある宿場町らしく、
古い町並みが残っているという。へぇ~そんな面もあったのか。
ちょっとうろついてみよう。
川を渡ると旧街道の表示が。猪膝街道という名の道を歩くと古い寺社や民家の
風格ある門構えなど、なるほど歴史を感じさせる。
旧香春藩庁跡や旧香春警察署などの古い石垣の内にも、今は一般の人が
お住まいのようだ。
民家の玄関まわりの装飾が目につく。
何でできているのか知りたかったが、遠目でよくわからない。貼り石も美しい。
建物は建て変わっても石垣は残るものである。このまちの石垣はやっぱり
石灰岩質の石なのだが、よく見ると結晶のつぶが大きくキラキラとして
非常にきれいだ。そこかしこの石垣がみんなそんな石である。
石を見ながら静かなまちをふらふら歩いて、香春神社の石段を上ると
汗が流れてきた。。。はぁはぁ。。
眼下にまちが一望できる。あぁ気持ちいいなぁ~
今度は下から見上げる。香春岳から日本セメント香春工場へと原料を運ぶ
コンベアが入っているのだろう。
香春岳では昔、銅も採れ、宇佐八幡宮の御神鏡や奈良の大仏の鋳造にも貢献したとか。
セメント産業も今は奮わないが、あの不細工な姿の香春岳はかつて宝の山だったのだ。
香春では思いのほか見どころがあり予定より大幅に時間をとってしまった。
前回は新幹線のチケットの制約のため山口県の重安・美祢へ寄り道しただけだが、今回は
同行のお客さんと共謀、いや協力してもらって(笑)、EX-ICカードで引き換えたきっぷを
当日に帰阪するお客さんが現金で買い取ってくれたので、私は晴れて自由の身に!!(爆)
小倉から日田彦山線に乗る。採銅所駅で通過待ち。去年yumeさんと行った旅の一番最後に訪れ
(あぁまだ書いてないや・・・汗)、夕闇に包まれていった光景を思い出しながら、数分の間
満開の桜を楽しめた。
前回通った時に降りてみたいなと思った香春駅。上半分をナイフでスパッと
切り取ったような異様な形の香春岳が車窓から見え、線路脇に古めかしい
工場と、町をまたぐ高架が見える。
ここもセメントの生産地だ。あの山は全体がセメント原料から成っているのだろう。
しばらくホームで過ごしたあと、構内踏切というより仮設っぽい通路を通って改札へ向かう。
改札に近い側のレールははがされぽかんと空いた空間ができているが、近所の高校生が作った
らしい花壇がその空間を多少賑わしている。
のどかな駅だ。沿線の桜は8分咲。
駅を出てみると、いつ頃設置されたものなのか、色あせかけた
観光案内図があった。香春というところは万葉の昔からの歴史がある宿場町らしく、
古い町並みが残っているという。へぇ~そんな面もあったのか。
ちょっとうろついてみよう。
川を渡ると旧街道の表示が。猪膝街道という名の道を歩くと古い寺社や民家の
風格ある門構えなど、なるほど歴史を感じさせる。
旧香春藩庁跡や旧香春警察署などの古い石垣の内にも、今は一般の人が
お住まいのようだ。
民家の玄関まわりの装飾が目につく。
何でできているのか知りたかったが、遠目でよくわからない。貼り石も美しい。
建物は建て変わっても石垣は残るものである。このまちの石垣はやっぱり
石灰岩質の石なのだが、よく見ると結晶のつぶが大きくキラキラとして
非常にきれいだ。そこかしこの石垣がみんなそんな石である。
石を見ながら静かなまちをふらふら歩いて、香春神社の石段を上ると
汗が流れてきた。。。はぁはぁ。。
眼下にまちが一望できる。あぁ気持ちいいなぁ~
今度は下から見上げる。香春岳から日本セメント香春工場へと原料を運ぶ
コンベアが入っているのだろう。
香春岳では昔、銅も採れ、宇佐八幡宮の御神鏡や奈良の大仏の鋳造にも貢献したとか。
セメント産業も今は奮わないが、あの不細工な姿の香春岳はかつて宝の山だったのだ。
香春では思いのほか見どころがあり予定より大幅に時間をとってしまった。
芸が細かいですな~。脱帽。
いつも感心するが、天気の入れ方もうまいですね。
だから自分も行った気になる<単純
あれから1カ月後にまた冬に戻るとは想像もしていなかった・・・
今年はこのときの旅が一番いいお花見でした。
偶然こちらのブログに行き着きました。
採銅所に住んでいます。
以前の記事も見させていただきましたが、とても素敵でした。
古い駅舎がなくなるのは私も寂しく思います。採銅所駅はこのままでいてほしいと思います。(隣の呼野や香春はかわってしまったので・・)
これからもたまにのぞかせていただきますね!
ええ~っ、採銅所にお住まいなんですか!のどかでいいところですねぇ。
採銅所はやはり名前どおり銅が採れたんでしょうか。昔は賑わっていたんでしょうか。
呼野や香春も採銅所みたいな駅舎だったんですね~
九州の記事もまだまだアップしていないのがたまってます(汗)。
またお気軽にコメント下さいね!
そして、また ぷにょさんとの楽しい旅を思い出してしまいます。。
香春の町はこんな町でしたか。。。
こうして、途中下車して思いのまま、時間を気にせずに歩いて見る。。と言う旅の仕方。。見直したいなぁって思います。
1時間2時間気にいった町を歩いてみたいです。
駅旅をするまでは、京都の町をゆっくり歩いていたんですけどね。。
どれだけ効率よく遠くへ行けるか、とか、どれだけたくさんの駅で下車できるか、とか
計画するのはゲーム感覚で面白いんだけど実際に行ったらちょっと飽きてきたりね。。。
建築やお風呂や廃線や・・・・いろいろ取りまぜて行きたいですね!
また京都も歩きに行きましょ~