まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

金谷ホテル別館

2017-09-21 00:22:12 | 建物・まちなみ
日光金谷ホテルの続き。

龍宮を見た後チェックアウト時間までまだ余裕があるので、まちなかへ繰り出そう。

エントランスホールの吹き抜け。

ホテル内には彫刻がたくさんあるのは、創業者の金谷善一郎が日光東照宮で勤めていたため
東照宮にある彫刻を模して造られたのだそう。これは想像で描かれた象の彫刻。


回転扉の上にも荘厳な彫刻が。


この回転扉は、当初の玄関(現在の2階)で使われていたものを、地下を掘り下げた後に移されたとか。
冨士屋ホテルにも回転扉があったな。


ガラス張りの部分が当初の1階、大谷石の柱が並ぶ部分が増設された1階。


しかし増設前の写真を見ると今の2階の様子とは全然違っている。当然だがファサードもだいぶ変更
されたようだ。


床には淡いグリーンの布目タイルが敷き詰められていた。


まちなかへ出て見てきた建築については、また次の記事に・・・


チェックアウト後に、花御殿、もとい、別館の客室を見たいとお願いして、ちょっと偵察に。
・・・本当に富士屋ホテルの花御殿とイメージがそっくりなんである(苦笑)


もっとも、冨士屋ホテルの方がゴテゴテ装飾過多気味(笑)、こっちの方があっさりしている。


唐破風の庇の下の玄関扉の両脇にはこれまた緻密な彫刻が。リアルなライオンもいる。右側は虎。




「野生のムササビがいたずら」って、見てみたい~~(笑)


別館は3階建で完全に客室のみ。本館と渡り廊下もなく不便だろうが、その分ゆっくり過ごせるのだろう。
夜にフロントで聞いたとき満室だということだった。


いちばん奥の三室は特別仕様?上品な唐紙貼りの壁や襖、行灯のような照明と、ベッドがマッチしたシックな
和モダンインテリア。


さすがにここは高いのだろうなぁ~


唐紙や天井や障子の格子、照明器具は皆違っていて、それぞれに凝っている。窓から見える緑は額に
飾られた絵のように鮮やかで美しい。。。
本館の部屋は、プールへの行きしな空いているドアからチラリと見たけど、シンプルな感じだった。
廊下から見た限りでも特別豪華そうな部屋はなかったが・・・
この別館の奥の部屋の方がしっぽり落ち着いて隠れ家感がある。


あぁ、こんな部屋に泊まったら、やっぱり外へ出ずにルームサービスを取って一日中マッタリ過ごしたい
気分になるだろうなぁ~


お掃除中お邪魔しました~~

続く

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