まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

金澤園の2階

2021-06-14 21:13:23 | 建物・まちなみ
金澤園の続き。

お風呂に興奮したあと、トイレを見せてもらう。こちらもも男性用である。


木のドアを開けたら、いきなり目に飛び込んできた派手な床!!よく見たらタイルじゃないの!六角形のタイルを
赤白それぞれ一列に並べてあるのでしましまに見える。これなら酔っぱらっていても目が覚めそうだな(!?)


天井に面白い木目の板を張ったり、皮つきの木材を使ったり、数寄屋風の意匠。


さて、二階へ。




おお~~っ、広い角部屋の座敷!24.5畳に1間幅の畳敷きの広縁が2面についているので、実質37.5畳かな。


水平連続窓のような開口部は、欄干もないのでとっても開放的。窓の外の花はちょうど目線の高さ。いいなぁ!!


現在シーサイドラインの走っているところはもともと海で、海岸線はもっと近かったという。今では海はあまり
見えないが、当時は敷地ももっと広く眼下に海岸が見えていたそうだ。


格天井の中央に八角形の凹みが作られシャンデリアが下がっている。ダンスホールのようだな!


3間半の幅の広い床の間は、床柱に黒柿、落とし掛けは黒檀だろうか。書院もついている立派なもの。




大広間の他に8畳が2室、10畳が1室あり、それぞれに凝った意匠が施されていた。
旅館時代にはこれらの部屋が客室だったのだろう。








廊下の照明のブラケットもオリジナルで素敵。


2階のトイレのドアの透かし。


あぁ、朝っぱらからいい建物を見て満足満足!
建物を出てぐるっと外観を見て回っていたら早くも雨が降り出した~~
せっかく1時間ぐらいかけて来たのでこのあとランチを食べてうろうろしようと思っていたが、午後にかけて
雨が本降りになってくるらしいので、諦めてもう帰ることに。まぁ、昼前までもっただけでもラッキーかな!

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