長屋リノベーション

野田のまちなかには立派な長屋が多い。
軒部分を銅板で覆ってあり壁の腰部分はタイル貼り、うだつのあるものも。
ある５軒長屋のいちばん端の家がとてもうまくリノベーションしてあって感動！
長屋のもともとの構造をほとんどいじらず、明るくモダンで居心地よさげな
生活空間を実現しています。
妻側を玄関にすることで玄関スペースを遊ぶという逆転の発想には恐れ入った。
窓周りも、元の窓の小ささをむしろ生かしてクールに仕上げている。
外観のデザインコードはこの地区に多く残る蔵からとっているのでしょう、
周りのまちなみに見事にはまりこんでいます！




このタイプの長屋によくある裏庭も、よくばって建屋を建てず、
植栽もうっそうとさせず、すっきり日当たりのよい空間となっていますね。
表側の開口が少ない代わりに庭に対して大きな窓をとりオープンにしています。



どんな建築家が設計したのでしょう。
白々しいまちなみ保存をしている伝建地区の担当者は視察に行くべし。