高知の続き。
※タイトル間違い・・・訂正しました。
※旧浜口家住宅はまちの駅ではなく観光協会でした・・・訂正しました(汗)
いったん四国のど真ん中の本山町まで上ってきていたが再び南下、佐川町上町地区にやって来た。
ここは土佐筆頭家老、深尾家の城下町であったところで、商家や酒蔵など近世~近代のまちなみが残っている。
中心にあるのはこちらの旧浜口家住宅。

元酒屋だった建物は見学もでき、物販コーナーで買ったおやつを座敷でイートインもできる。


外観は長屋門のように見えるが、土間に面して部屋が並ぶ町家である。太い大黒柱!

そして変わっているのは、天井や壁に網代が貼られているのだ。

ん~~こんなの見たことない。

奥には庭に面した座敷がある。ここでちょっと一休み。。。


旧浜口家住宅の向かいにあるのが、深尾茂澄が創設した家塾、名教館の玄関だった建物で、天保元年に建てられ、
後年佐川小学校に移築されていたが、平成26年に現在地に再移築された。

そして旧浜口家住宅の隣にあるインパクトある木造の洋館は、旧須崎警察署佐川分署。1886(明治19)年の築で、
高知県下最古の木造洋館だそうだ。桟瓦葺、何層も重なった軒蛇腹や、丸みを帯びたペディメントなど
和風の味が加わった建物は擬洋風建築の一種と言えるだろう。

見上げると軒蛇腹の美しさが際立つ。
警察署が新庁舎へ移ったあと、1930(昭和5)年に払い下げられ、私設図書館として使用され、川田文庫、青山文庫と
名を変えたが、現在は「佐川文庫庫舎」という名になっているようだ。

ポーチの敷石が正方形の四半貼りでなくひし形の石になっているのは、やはり寺院の入口っぽくなるのを避けようと
いう、洋風への努力なのだろう。

こちらも2010(平成22)年の再移築なので中はきれいになっている。がらんとしているが、警察署時代の展示物も少しあった。


これは番傘!?木製の警察署のマークだ。デカイ!!ペディメントの中央に取り付けられていたのだろう。

階段があり2階へも上れる。急勾配の階段だが、美しいおさまりの手すり子。


2階はさらにがらーんとしているが(苦笑)、澄宮(三笠宮)様がご来町時に休憩所としてこの会堂を使用されたとか。
階段の横には分署長室と電話室の二つの小部屋がある。

玄関真上のベランダにでることができた。ベランダから眺められるのは、司牡丹酒造の平成蔵。
この建物には特に趣はないが、現役の酒造メーカーである司牡丹の各建物は佐川のまちなみの中で大きな部分を占め、
重要な景観の要素となっている。その中で各時代の建物のひとつとして、こういうのもあっていい。

佐川文庫を出て、ランチをやっているところがないかと佐川地場産センターへ来てみたら、模型展をやっていた。
作者の方は佐川の建物を趣味で片っ端からミニチュアで制作されている。それが本当のまちなみよろしく、広い室内に
ぎっしりと並べられていた。

うわぁ、すごい蔵だ!これは司牡丹の蔵で実物は長さ80mもある。
つくりは多少粗いが、まるまる佐川のまちなみを再現できるほどたくさんの建物の模型があり、いやはやすごい迫力だった。

外側の壁に青い釉薬のタイルが。これは海をイメージしているのだろう。そして白いのは、島かな??

結局ここの併設レストランは営業しておらず、ランチにはありつけなかった。。。
続く。
※タイトル間違い・・・訂正しました。
※旧浜口家住宅はまちの駅ではなく観光協会でした・・・訂正しました(汗)
いったん四国のど真ん中の本山町まで上ってきていたが再び南下、佐川町上町地区にやって来た。
ここは土佐筆頭家老、深尾家の城下町であったところで、商家や酒蔵など近世~近代のまちなみが残っている。
中心にあるのはこちらの旧浜口家住宅。

元酒屋だった建物は見学もでき、物販コーナーで買ったおやつを座敷でイートインもできる。


外観は長屋門のように見えるが、土間に面して部屋が並ぶ町家である。太い大黒柱!

そして変わっているのは、天井や壁に網代が貼られているのだ。

ん~~こんなの見たことない。

奥には庭に面した座敷がある。ここでちょっと一休み。。。


旧浜口家住宅の向かいにあるのが、深尾茂澄が創設した家塾、名教館の玄関だった建物で、天保元年に建てられ、
後年佐川小学校に移築されていたが、平成26年に現在地に再移築された。

そして旧浜口家住宅の隣にあるインパクトある木造の洋館は、旧須崎警察署佐川分署。1886(明治19)年の築で、
高知県下最古の木造洋館だそうだ。桟瓦葺、何層も重なった軒蛇腹や、丸みを帯びたペディメントなど
和風の味が加わった建物は擬洋風建築の一種と言えるだろう。

見上げると軒蛇腹の美しさが際立つ。
警察署が新庁舎へ移ったあと、1930(昭和5)年に払い下げられ、私設図書館として使用され、川田文庫、青山文庫と
名を変えたが、現在は「佐川文庫庫舎」という名になっているようだ。

ポーチの敷石が正方形の四半貼りでなくひし形の石になっているのは、やはり寺院の入口っぽくなるのを避けようと
いう、洋風への努力なのだろう。

こちらも2010(平成22)年の再移築なので中はきれいになっている。がらんとしているが、警察署時代の展示物も少しあった。


これは番傘!?木製の警察署のマークだ。デカイ!!ペディメントの中央に取り付けられていたのだろう。

階段があり2階へも上れる。急勾配の階段だが、美しいおさまりの手すり子。


2階はさらにがらーんとしているが(苦笑)、澄宮(三笠宮)様がご来町時に休憩所としてこの会堂を使用されたとか。
階段の横には分署長室と電話室の二つの小部屋がある。

玄関真上のベランダにでることができた。ベランダから眺められるのは、司牡丹酒造の平成蔵。
この建物には特に趣はないが、現役の酒造メーカーである司牡丹の各建物は佐川のまちなみの中で大きな部分を占め、
重要な景観の要素となっている。その中で各時代の建物のひとつとして、こういうのもあっていい。

佐川文庫を出て、ランチをやっているところがないかと佐川地場産センターへ来てみたら、模型展をやっていた。
作者の方は佐川の建物を趣味で片っ端からミニチュアで制作されている。それが本当のまちなみよろしく、広い室内に
ぎっしりと並べられていた。

うわぁ、すごい蔵だ!これは司牡丹の蔵で実物は長さ80mもある。
つくりは多少粗いが、まるまる佐川のまちなみを再現できるほどたくさんの建物の模型があり、いやはやすごい迫力だった。

外側の壁に青い釉薬のタイルが。これは海をイメージしているのだろう。そして白いのは、島かな??

結局ここの併設レストランは営業しておらず、ランチにはありつけなかった。。。
続く。
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