辻商店の見学のあと、伊賀上野へ行く前に国立京都国際会館をちょろっと見に行ってきた。
この日は何かイベントをやっていて中に入れるというのを友人がチェックしてくれていたのだ。
おなかすいたので先に国際会館の中にあるレストランでランチすることにしたら、すごくお値打ちなセットで満足!
結果、その後1時間ぐらいしか館内を見て回れなかったのだが、、、結構面白かった。
この建物は1967年に「第8回建築業協会賞」を受賞している。これまで名前は知っていたが行ったことがなく、
1970~80年代と何となく思っていたのだが、竣工昭和41年って、1966年。へぇ!50年以上も前の
建物だったのか!!
外観は打ち放しのコンクリートながら垂直な面がほとんどなく、柱や壁も角度がついていて、かなり奇抜な感じ。
凡人の理解を超える造形、巨大なスケールの空間は、ちょっと世界が違いすぎて語る言葉が見つからないと
これまで敬遠してしまっていたが、中に入るといろいろとおもしろいパーツなどがあって、まぁこういう
部分部分なら楽しめるかな。。。と。
廊下の壁も天井も斜め。
この建物が計画され作られた1960年代の、景気のよさというか、社会の勢いが感じられるような、意匠の数々。
壁を飾るアート作品のみでなく、ドアの取っ手や照明器具やスクリーンなども既製品はひとつもなく、
ガラスや鋳物や木材などの材料をふんだんに使い自由に造形されている。ひとつひとつが名のある作品のようだ。
こういう複雑な三次元空間を創造できる人を尊敬する・・・
ダイヤをモチーフにした照明器具はペンダント型やブラケット型など各種型式、1灯のものからシャンデリアまで、
空間に合わせていろんなバージョンが作られている。漏れる光と影がとってもきれい!
本を並べた本棚のようなデザインのパーティション。
ホールではコンサートが開かれていたがちょろっと覗いた。台形の舞台と頭上の円盤型の装飾(?)が宇宙船みたい。
組み木のようなシャンデリア。
水引のような、ドアの取っ手。
犬矢来を模した、立入禁止のフェンス。
苔のようであり、お寺の白砂のようでもあり。
モスグリーンとパープルのコントラストが美しい。。。
壁に埋め込むという贅沢。
なだらかな階段と階段脇の居心地よさそう~なソファコーナー。
六角形の窓がスペーシー。
ちょうど、京都国際会館の魅力を凝縮したような本が出るらしく、その日のイベントのコーナーに置いてあったので
見せてもらったのだが、まだまだ見ていない素敵な意匠が満載だった。いったいこれらはどこにあるのか!?
著者は20回以上ここに通って撮ったとかいう話で、建物が広すぎるしまた立入禁止のエリアも多いので全部
見つけることは無理だろうが、これから本を片手に館内散策する人が増えるだろうな!
→特薦いいビル 国立京都国際会館(別冊月刊ビル) ※リンクしていません。
また細部にこんなふうにふんだんにお金をかけた建築が作られる時代が来るかなぁ~、来ればいいなぁ~、などと
思いながら、さ~っと見て回ってから、伊賀上野へ移動したのだった。
この日は何かイベントをやっていて中に入れるというのを友人がチェックしてくれていたのだ。
おなかすいたので先に国際会館の中にあるレストランでランチすることにしたら、すごくお値打ちなセットで満足!
結果、その後1時間ぐらいしか館内を見て回れなかったのだが、、、結構面白かった。
この建物は1967年に「第8回建築業協会賞」を受賞している。これまで名前は知っていたが行ったことがなく、
1970~80年代と何となく思っていたのだが、竣工昭和41年って、1966年。へぇ!50年以上も前の
建物だったのか!!
外観は打ち放しのコンクリートながら垂直な面がほとんどなく、柱や壁も角度がついていて、かなり奇抜な感じ。
凡人の理解を超える造形、巨大なスケールの空間は、ちょっと世界が違いすぎて語る言葉が見つからないと
これまで敬遠してしまっていたが、中に入るといろいろとおもしろいパーツなどがあって、まぁこういう
部分部分なら楽しめるかな。。。と。
廊下の壁も天井も斜め。
この建物が計画され作られた1960年代の、景気のよさというか、社会の勢いが感じられるような、意匠の数々。
壁を飾るアート作品のみでなく、ドアの取っ手や照明器具やスクリーンなども既製品はひとつもなく、
ガラスや鋳物や木材などの材料をふんだんに使い自由に造形されている。ひとつひとつが名のある作品のようだ。
こういう複雑な三次元空間を創造できる人を尊敬する・・・
ダイヤをモチーフにした照明器具はペンダント型やブラケット型など各種型式、1灯のものからシャンデリアまで、
空間に合わせていろんなバージョンが作られている。漏れる光と影がとってもきれい!
本を並べた本棚のようなデザインのパーティション。
ホールではコンサートが開かれていたがちょろっと覗いた。台形の舞台と頭上の円盤型の装飾(?)が宇宙船みたい。
組み木のようなシャンデリア。
水引のような、ドアの取っ手。
犬矢来を模した、立入禁止のフェンス。
苔のようであり、お寺の白砂のようでもあり。
モスグリーンとパープルのコントラストが美しい。。。
壁に埋め込むという贅沢。
なだらかな階段と階段脇の居心地よさそう~なソファコーナー。
六角形の窓がスペーシー。
ちょうど、京都国際会館の魅力を凝縮したような本が出るらしく、その日のイベントのコーナーに置いてあったので
見せてもらったのだが、まだまだ見ていない素敵な意匠が満載だった。いったいこれらはどこにあるのか!?
著者は20回以上ここに通って撮ったとかいう話で、建物が広すぎるしまた立入禁止のエリアも多いので全部
見つけることは無理だろうが、これから本を片手に館内散策する人が増えるだろうな!
→特薦いいビル 国立京都国際会館(別冊月刊ビル) ※リンクしていません。
また細部にこんなふうにふんだんにお金をかけた建築が作られる時代が来るかなぁ~、来ればいいなぁ~、などと
思いながら、さ~っと見て回ってから、伊賀上野へ移動したのだった。
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