ノミネート発表は11/23なので約1週間前!
無理があると思われるが経験からグラミーのノミネートを本気で予想!
最近チャート・レビューをさぼったが、これだけは…
毎年この時期に趣味でノミネート予想テストというのをやっていまして、
1つあっていたら1点、という感じで100点満点に調整して自分で勝手にテストを作り、遊んでいました。
しかし、全然当たらない!!
今回で4回目ですが、独自色のあるグラミー賞の選考は読めない!( 2018 : 19点、 2019 : 21点、 2020 : 24点 )
チャートで見ない人もポピュラー部門にかなりノミネートされるので、チャートを見ているだけでは当たらないんです。
ただ、そういう人を後から調べるとチャートの下位の方に名前が出ていたりするので、
毎週じっくり見ていろいろ調べればアーティストの存在は覚えられます。
…まあ、流石にそれは面倒なので嫌ですが。
今回は30点ぐらいを目標に、(遊びの割に)本気で考えました。
下の数行の考察だけでも読んでくださると嬉しいです。
※ 点数調整のため、すべてのポピュラー部門を予想しているわけではありません。
・主要部門
年間最優秀レコード(8点) 最も権威あり!!
- Olivia Rodrigo / Drivers License
- The Kid Laroi with Justin Bieber / Stay
- Silk Sonic / Leave The Door Open
- Dua Lipa / Levitating
- Doja Cat feat. SZA / Kiss Me More
- Bad Bunny with Jhay Cortez / Dakiti
- Billie Eilish / Therefore I Am
- Lil Nas X / Montero ( Call Me By Your Name )
オリヴィア、キッド・ラロイ、ド―ジャ、リルナズの4人は分かりやすく今年調子が良かったので、この4人を中心に主要部門を考えています。 あとはジャンルの幅を広げる目的もあって、バッド・バニーを予想。ビリー・アイリッシュはこの中では一番微妙ですが、アルバムのリリースが無かったにもかかわらず大方の予想を裏切って今年のグラミー賞で活躍したので、グラミー賞のお気に入りになっているかもしれないと思い、入れました。
年間最優秀アルバム(8点) 2番目に名高い賞!
- AC / DC / Power Up
- Olivia Rodrigo / Sour
- Tyler, The Creater / Call Me If You Get Lost
- Taylor Swift / Evermore
- Doja Cat / Planet Her
- H.E.R. / Back Of My Mind
- Morgan Wallen / Dangerous : The Double Album
- Lil Nas X / Montero
アルバム・チャートの成績がもとですが、ランクインすらしていない作品がノミネートされることもよくあるので、そこは狙いようがありません。テイラー・スウィフトは候補がもう1つ(『フィアレス』再録版)ありましたが、こっちにしました。モーガン・ウォーレンについては失言騒動がありましたが、これ抜きでこの部門を競うのはどうなんだろう…と思ったので入れています。『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』は確実に今年を代表するアルバムだといえるので。
最優秀新人賞(8点)
- Olivia Rodrigo
- Giveon
- The Kid Laroi
- Snoh Aalegra
- Masked Wolf
- Maneskin
- Rauw Alejandro
- Lainey Wilson
ここは毎回2つだけ合っている。今回も安定株オリヴィアとキッド・ラロイは当たりそうです。次に有力なのがギヴィオンとマネスキンでしょうか。まあ、ギヴィオンは既に去年グラミーにノミネートされていましたが…。それ以外は難しいですが、ジャンルは意識しました。グラミーはジャンルに偏りがないようにしていますからね。性にはあっても。
・ポップ部門
最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス(5点)
- Ariana Grande / Positions
- Ed Sheeran / Bad Habits
- Olivia Rodrigo / Drivers License
- Dua Lipa / Levitating
- Lil Nas X / Montero ( Call Me By Your Name )
Montero に関しては、どういうジャンル分けになるのかまったく分かりません。ですが、ジャンル分けに困ったらポップ、みたいな風潮を感じないでもないので、ここに入れてしまいました。
最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス(6点)
- AJR / Bang!
- The Kid Laroi with Justin Bieber / Stay
- Coldplay × BTS / My Universe
- Justin Bieber feat. Chance The Rapper / Holy
- Doja Cat feat. SZA / Kiss Me More
- BTS / Butter
ジャスティン・ビーバーは候補が多いですが、Holy に決定。今年のグラミーで大ヒットした Memories が落選したので、マルーン5は遂に落選と予想します。これまではアルバムごとに必ず何かしらノミネートを得ていましたが。
最優秀ポップ・ボーカル・アルバム(5点)
- Ariana Grande / Positions
- Olivia Rodrigo / Sour
- Justin Bieber / Justice
- Taylor Swift / Evermore
- Billie Eilish / Happier Than Ever
毎回正答率が高く、去年は4つも当たりました。それぐらい当てやすい賞で、最近だと「えっ、これが!?」と驚くようなノミネートが少ないので、今回も王道を狙っています。
・ロック部門
最優秀ロック・パフォーマンス(5点)
- Weezer / All My Favorite Songs
- Elle King with Miranda Lambert / Drunk ( And I Don't Wanna Go Home )
- Clairo / Browse
- Foo Fighters / Shame Shame
- Maneskin / Beggin
メインストリームでヒットしたロック・ソングは多かったですが、そのうちいくらかはポップ部門に回したのでここではロック・ヒットが控えめになっています。ウィーザーの曲は好きなので、ノミネートされてほしいですね。
最優秀ロック・アルバム(5点)
- A Day To Remember / You're Welcome
- AC / DC / Power Up
- Kings Of Leon / When You See Yourself
- Greta Van Fleet / The Battle At Garden's Gate
- Foo Fighters / Medicine At Midnight
難しい。ロックは幅が広いので、毎年ロック全体で2~3つしか当たりません。AC / DC かフーファイは当たってほしいなあ~…。
最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム(5点)
- Weezer / OK Human
- Clairo / Sling
- Beabadoobee / Fake It Flowers
- Pale Waves / Who Am I ?
- Lana Del Ray / Chemtrails Over The Country Club
女性オルタナティブ・ミュージシャンのノミネートが最近多いので、それを意識しました。クライロはそろそろ脚光を浴びるのでは?と思います。また、『フェイク・イット・フラワーズ』は買ったのでノミネートされると嬉しいです。
・カントリー部門
最優秀カントリー・ソロ・パフォーマンス(5点)
- Chris Stapleton / Starting Over
- Jason Aldean / Got What I Got
- Parker Mccollum / Pretty Heart
- Miranda Lambert / Settling Down
- Luke Combs / Forever After All
エリック・チャーチの Hell Of It も有力候補ですが、あえて外してみました。ケイシー・マスグレイヴスがカントリー部門から外れたことで、より難しくなりましたね。
最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス(5点)
- Old Dominion / I Was On A Boat That Day
- Keith Urban with P!NK / One Too Many
- Dan + Shay / Glad You Exist
- Ryan Hurd with Maren Morris / Chasing After You
- Rascal Flatts / How They Remembered You
全然思いつかない!!一番苦労しました。 ここは全滅の可能性が最も高いと思います。ラスカル・フラッツはもうグラミーに無視されているのかな…?
最優秀カントリー・アルバム(5点)
- Eric Church / Heart
- Keith Urban / The Speed Of Now Vol.1
- Chris Stapleton / Starting Over
- Thomas Rhett / Country Again : Side A
- Blake Shelton / Body Languege
クリス・ステイプルトンは確実視。一方エリック・チャーチは『ハート』と『ソウル』、どちらが来るかまったく分かりません。両方、なんてことも!?
・R&B部門
最優秀R&B・パフォーマンス(5点)
- Giveon / Heartbreak Anniversary
- SZA / Good Days
- Jazmine Sullivan / Pick Up Your Feelings
- T-Pain & Kehlani / I Like Dat
- Brent Faiyaz / Dead Man Walking
Good Days はかなり高く評価されそう。ジャズミン・サリヴァンも今年はアワード受けがいいので、グラミーにもノミネートできそうです。
最優秀R&B・ソング(5点)
- SZA / Good Days
- Jazmine Sullivan / Pick Up Your Feelings
- Silk Sonic / Leave The Door Open
- Snoh Aalegra / Lost You
- H.E.R. / Damage
メインストリームでのヒット狙い。ニッチなところをついてもいいのですが、大ヒット曲の方が安全なので。なお、Snoh Aalegra さんは完全にニッチ狙いです。
最優秀コンテンポラリー・R&B・アルバム(5点)
- Queen Naija / Misunderstood
- Jazmine Sullivan / Heaux Tales
- Trey Songs / Back Home
- H.E.R. / Back Of My Mind
- Bryson Tiller / Anniversary
グラミーズ・フェイヴァリットのH.E.R.でさえ当たるか分からないところ。R&B部門にはアルバム賞が2種類あるのですが、違いが全然分からないのでH.E.R.がもう一つの方に行く可能性もあるからです。
・ラップ部門
最優秀ラップ・パフォーマンス(5点)
- Cardi B / Up
- Saweetie feat. Doja Cat / Best Friend
- Sleepy Hollow / 2055
- Drake / What's Next
- Pooh Shiesty feat. Lil Durk / Back In Blood
安全パイゼロの区域。リルナズの Montero がここに来るかもしれませんしね。ちなみに、スリーピー・ホロウはなんとなくです。失礼ですが。
最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス(5点)
- The Kid Laroi / Without You
- DJ Khaled feat. H.E.R. & Migos / We Going Crazy
- 24k Goldn feat. iann dior / Mood
- Drake feat. 21 Savage & Project Pat / Knife Talk
- Lil Nas X with Jack Harlow / Industry Baby
Industry Baby や Mood のような象徴的ヒットはすぐに思い浮かびますが、それ以外が出てこなかったです。キッド・ラロイのジャンル分けも難しい!
最優秀ラップ・アルバム(5点)
- Kid Cudi / Man On The Moon Ⅲ : The Chosen
- DJ Khaled / Khaled Khaled
- Drake / Certified Lover Boy
- Rod Wave / Soulfly
- Baby Keem / The Melodic Blue
去年のここはひどかった。誰も予想できなかったのではないでしょうか。それくらい、メインストリームから外れた作品が多かったのです。去年はそれもあってラップ部門全滅でしたが、今年はどうでしょうか?ベテランが多いのがここの特徴だと思ったので、キッド・カディを選出しました。
毎回何かしら批判を浴びるグラミー賞。
もっともだと思うこともありますが、毎回はかわいそう。
でもそれが、グラミー賞の権力の大きさを示していますよね。