オコジョ、チャート・レビュー

洋楽チャートの感想や予想を長々と述べます。速報性はありません。

グラミー賞2022 ノミネート予想テスト

2021-11-15 | グラミー賞関連

 

ノミネート発表は11/23なので約1週間前!

無理があると思われるが経験からグラミーのノミネートを本気で予想!

最近チャート・レビューをさぼったが、これだけは…

 


 

毎年この時期に趣味でノミネート予想テストというのをやっていまして、

1つあっていたら1点、という感じで100点満点に調整して自分で勝手にテストを作り、遊んでいました。

しかし、全然当たらない!!

今回で4回目ですが、独自色のあるグラミー賞の選考は読めない!( 2018 : 19点、 2019 : 21点、 2020 : 24点 )

チャートで見ない人もポピュラー部門にかなりノミネートされるので、チャートを見ているだけでは当たらないんです。

ただ、そういう人を後から調べるとチャートの下位の方に名前が出ていたりするので、

毎週じっくり見ていろいろ調べればアーティストの存在は覚えられます。

…まあ、流石にそれは面倒なので嫌ですが。

今回は30点ぐらいを目標に、(遊びの割に)本気で考えました。

下の数行の考察だけでも読んでくださると嬉しいです。

 

※ 点数調整のため、すべてのポピュラー部門を予想しているわけではありません。

 

・主要部門

年間最優秀レコード(8点) 最も権威あり!!

  • Olivia Rodrigo / Drivers License
  • The Kid Laroi with Justin Bieber / Stay
  • Silk Sonic / Leave The Door Open
  • Dua Lipa / Levitating
  • Doja Cat feat. SZA / Kiss Me More
  • Bad Bunny with Jhay Cortez / Dakiti
  • Billie Eilish / Therefore I Am
  • Lil Nas X / Montero ( Call Me By Your Name )

 オリヴィア、キッド・ラロイ、ド―ジャ、リルナズの4人は分かりやすく今年調子が良かったので、この4人を中心に主要部門を考えています。 あとはジャンルの幅を広げる目的もあって、バッド・バニーを予想。ビリー・アイリッシュはこの中では一番微妙ですが、アルバムのリリースが無かったにもかかわらず大方の予想を裏切って今年のグラミー賞で活躍したので、グラミー賞のお気に入りになっているかもしれないと思い、入れました。

年間最優秀アルバム(8点) 2番目に名高い賞!

  • AC / DC / Power Up
  • Olivia Rodrigo / Sour
  • Tyler, The Creater / Call Me If You Get Lost
  • Taylor Swift / Evermore
  • Doja Cat / Planet Her
  • H.E.R. / Back Of My Mind
  • Morgan Wallen / Dangerous : The Double Album
  • Lil Nas X / Montero

 アルバム・チャートの成績がもとですが、ランクインすらしていない作品がノミネートされることもよくあるので、そこは狙いようがありません。テイラー・スウィフトは候補がもう1つ(『フィアレス』再録版)ありましたが、こっちにしました。モーガン・ウォーレンについては失言騒動がありましたが、これ抜きでこの部門を競うのはどうなんだろう…と思ったので入れています。『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』は確実に今年を代表するアルバムだといえるので。

最優秀新人賞(8点)

  • Olivia Rodrigo
  • Giveon
  • The Kid Laroi
  • Snoh Aalegra
  • Masked Wolf
  • Maneskin
  • Rauw Alejandro
  • Lainey Wilson

 ここは毎回2つだけ合っている。今回も安定株オリヴィアとキッド・ラロイは当たりそうです。次に有力なのがギヴィオンとマネスキンでしょうか。まあ、ギヴィオンは既に去年グラミーにノミネートされていましたが…。それ以外は難しいですが、ジャンルは意識しました。グラミーはジャンルに偏りがないようにしていますからね。性にはあっても。

 

・ポップ部門

最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス(5点)

  • Ariana Grande / Positions
  • Ed Sheeran / Bad Habits
  • Olivia Rodrigo / Drivers License
  • Dua Lipa / Levitating
  • Lil Nas X / Montero ( Call Me By Your Name )

 Montero に関しては、どういうジャンル分けになるのかまったく分かりません。ですが、ジャンル分けに困ったらポップ、みたいな風潮を感じないでもないので、ここに入れてしまいました。 

最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス(6点)

  • AJR / Bang!
  • The Kid Laroi with Justin Bieber / Stay
  • Coldplay × BTS / My Universe
  • Justin Bieber feat. Chance The Rapper / Holy
  • Doja Cat feat. SZA / Kiss Me More
  • BTS / Butter

 ジャスティン・ビーバーは候補が多いですが、Holy に決定。今年のグラミーで大ヒットした Memories が落選したので、マルーン5は遂に落選と予想します。これまではアルバムごとに必ず何かしらノミネートを得ていましたが。

最優秀ポップ・ボーカル・アルバム(5点)

  • Ariana Grande / Positions
  • Olivia Rodrigo / Sour
  • Justin Bieber / Justice
  • Taylor Swift / Evermore
  • Billie Eilish / Happier Than Ever

 毎回正答率が高く、去年は4つも当たりました。それぐらい当てやすい賞で、最近だと「えっ、これが!?」と驚くようなノミネートが少ないので、今回も王道を狙っています。

 

・ロック部門

最優秀ロック・パフォーマンス(5点)

  • Weezer / All My Favorite Songs
  • Elle King with Miranda Lambert / Drunk ( And I Don't Wanna Go Home )
  • Clairo / Browse
  • Foo Fighters / Shame Shame
  • Maneskin / Beggin

 メインストリームでヒットしたロック・ソングは多かったですが、そのうちいくらかはポップ部門に回したのでここではロック・ヒットが控えめになっています。ウィーザーの曲は好きなので、ノミネートされてほしいですね。

最優秀ロック・アルバム(5点)

  • A Day To Remember / You're Welcome
  • AC / DC / Power Up
  • Kings Of Leon / When You See Yourself
  • Greta Van Fleet / The Battle At Garden's Gate
  • Foo Fighters / Medicine At Midnight

 難しい。ロックは幅が広いので、毎年ロック全体で2~3つしか当たりません。AC / DC かフーファイは当たってほしいなあ~…。

最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム(5点)

  • Weezer / OK Human
  • Clairo / Sling
  • Beabadoobee / Fake It Flowers
  • Pale Waves / Who Am I ?
  • Lana Del Ray / Chemtrails Over The Country Club

 女性オルタナティブ・ミュージシャンのノミネートが最近多いので、それを意識しました。クライロはそろそろ脚光を浴びるのでは?と思います。また、『フェイク・イット・フラワーズ』は買ったのでノミネートされると嬉しいです。

 

・カントリー部門

最優秀カントリー・ソロ・パフォーマンス(5点)

  • Chris Stapleton / Starting Over
  • Jason Aldean / Got What I Got
  • Parker Mccollum / Pretty Heart
  • Miranda Lambert / Settling Down
  • Luke Combs / Forever After All

 エリック・チャーチの Hell Of It も有力候補ですが、あえて外してみました。ケイシー・マスグレイヴスがカントリー部門から外れたことで、より難しくなりましたね。

最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス(5点)

  • Old Dominion / I Was On A Boat That Day
  • Keith Urban with P!NK / One Too Many 
  • Dan + Shay / Glad You Exist
  • Ryan Hurd with Maren Morris / Chasing After You
  • Rascal Flatts / How They Remembered You

 全然思いつかない!!一番苦労しました。 ここは全滅の可能性が最も高いと思います。ラスカル・フラッツはもうグラミーに無視されているのかな…?

最優秀カントリー・アルバム(5点)

  • Eric Church / Heart
  • Keith Urban / The Speed Of Now Vol.1
  • Chris Stapleton / Starting Over
  • Thomas Rhett / Country Again : Side A
  • Blake Shelton / Body Languege

 クリス・ステイプルトンは確実視。一方エリック・チャーチは『ハート』と『ソウル』、どちらが来るかまったく分かりません。両方、なんてことも!?

 

・R&B部門

最優秀R&B・パフォーマンス(5点)

  • Giveon / Heartbreak Anniversary
  • SZA / Good Days
  • Jazmine Sullivan / Pick Up Your Feelings
  • T-Pain & Kehlani / I Like Dat
  • Brent Faiyaz / Dead Man Walking

 Good Days はかなり高く評価されそう。ジャズミン・サリヴァンも今年はアワード受けがいいので、グラミーにもノミネートできそうです。

最優秀R&B・ソング(5点

  • SZA / Good Days
  • Jazmine Sullivan / Pick Up Your Feelings
  • Silk Sonic / Leave The Door Open
  • Snoh Aalegra / Lost You
  • H.E.R. / Damage

 メインストリームでのヒット狙い。ニッチなところをついてもいいのですが、大ヒット曲の方が安全なので。なお、Snoh Aalegra さんは完全にニッチ狙いです。

最優秀コンテンポラリー・R&B・アルバム(5点)

  • Queen Naija / Misunderstood
  • Jazmine Sullivan / Heaux Tales
  • Trey Songs / Back Home
  • H.E.R. / Back Of My Mind
  • Bryson Tiller / Anniversary

 グラミーズ・フェイヴァリットのH.E.R.でさえ当たるか分からないところ。R&B部門にはアルバム賞が2種類あるのですが、違いが全然分からないのでH.E.R.がもう一つの方に行く可能性もあるからです。

 

・ラップ部門

最優秀ラップ・パフォーマンス(5点

  • Cardi B / Up
  • Saweetie feat. Doja Cat / Best Friend
  • Sleepy Hollow / 2055
  • Drake / What's Next
  • Pooh Shiesty feat. Lil Durk / Back In Blood

 安全パイゼロの区域。リルナズの Montero がここに来るかもしれませんしね。ちなみに、スリーピー・ホロウはなんとなくです。失礼ですが。

 

最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス(5点)

  • The Kid Laroi / Without You
  • DJ Khaled feat. H.E.R. & Migos / We Going Crazy
  • 24k Goldn feat. iann dior / Mood
  • Drake feat. 21 Savage & Project Pat / Knife Talk
  • Lil Nas X with Jack Harlow / Industry Baby

 Industry Baby や Mood のような象徴的ヒットはすぐに思い浮かびますが、それ以外が出てこなかったです。キッド・ラロイのジャンル分けも難しい!  

最優秀ラップ・アルバム(5点)

  • Kid Cudi / Man On The Moon Ⅲ : The Chosen
  • DJ Khaled / Khaled Khaled
  • Drake / Certified Lover Boy
  • Rod Wave / Soulfly
  • Baby Keem / The Melodic Blue

 去年のここはひどかった。誰も予想できなかったのではないでしょうか。それくらい、メインストリームから外れた作品が多かったのです。去年はそれもあってラップ部門全滅でしたが、今年はどうでしょうか?ベテランが多いのがここの特徴だと思ったので、キッド・カディを選出しました。

 


 

毎回何かしら批判を浴びるグラミー賞。

もっともだと思うこともありますが、毎回はかわいそう。

でもそれが、グラミー賞の権力の大きさを示していますよね。



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