アッシャーのハーフタイム・ショー、すごかった...。
語彙力ないけどめちゃくちゃ豪華で、いろんなパフォーマンスがあった。
注目度と規模の大きなステージでも、それを自分のものにできるのが、一番すごい。
曲ほとんど知らないから期待値低めで見たけど、アリシア・キーズとか出てきて驚いたし、
数少ない知ってる曲の1つ "Burn" もしっかり披露してくれて、楽しかった。🔥
1週分遅れましたが、UKチャート・レビュー、2024年2回目です!
集計期間中にはグラミー賞の授賞式がありましたが、その効果はイギリスでもあったのでしょうか?
シングル・チャートTop10からみていきます!
(集計期間:2024年2月2日~2月8日)
(細字混じってる...)
(コメント)
#1> ノア・カハンの "Stick Season" が年明けから6週連続の1位!!UKチャートではソフィー・エリス・ベクスター "Murder On The Dancefloor"(今週2位)の急上昇やアリアナ・グランデの新曲(今週7位)登場がありましたが、いずれにも1位の座は譲らず、ここまで独走を続けています。ここまで続いているのは正直ちょっと意外で、"Murder On The Dancefloor" が次なる流行として強いことが分かってからは、もう1位はそれに取って代わられると思っていました。しかも、この集計週の次週は自身のアルバム『スティック・シーズン』(2022) の最終デラックス・バージョンの発売が反映される週で、これは同 "Stick Season" にとって追い風です。同曲、イギリスで売れにくそうなカントリー調の素朴なサウンドなのに、快挙はさらに続きそうで、まったく予想がつきません。🐩
#2> Amazon Prime で公開された映画『ソルトバーン』の中でサントラとして使われたことで話題になって現在バズっている2001年のヒット曲、"Murder On The Dancefloor"。映画の中で効果的に使用されたことが話題になっているとのことですが、自分は Amazon Prime 入ってないし映画もほとんど見ないのでそこらへんはよく分かりません。ただ、ソフィー・エリス・ベクスターがこの流れに乗ろうとしているのは面白くて、公式が乗り出すのは2年前の『ストレンジャーシングス』パターンや去年の "Fast Car" 再発掘ではなかったよなと思いました。YouTube で新たに同曲のリリック・ビデオ(歌詞)を作成し公開したり、MVのタイトルに "Murder On The Dancefloor"(ソルトバーンでフィーチャーされた)と追加情報を加えたりしています。アメリカではまだ50位台ですが、積極的な再プロモーションは当然さらなる上昇の要因になるでしょう。🎥
#3> テディ・スウィムズ "Lose Control" が3位まで!力強くも感情的な歌唱が人気の彼、アルバム・チャートでも昨年発売した1stアルバム『アイヴ・トライド・エヴリシング・バット・セラピー(パート1)』が浮上してきています。一応R&Bシンガーとしていますが、声はかなりカントリー・シンガー風で、なかなかジャンルの説明が難しい人です。カントリー・スターのトーマス・レットとも下積み時代にコラボした経験があるみたいですね。どういったコミュニティで活躍していくのか、気になるところではあります。💊
#5> 新星ポップ・シンガー、ベンソン・ブーン氏の "Beautiful Things"。先週の11位から一気にジャンプアップして、キャリア初のUKTop10入りを達成しました。本国アメリカでもすでにTop10入りを果たしています。これまでに数曲がUKチャートでヒットしていたので、それで自分も名前だけは知っていたのですが、次に来るのがこの人だという予想はまったくしていませんでした。ロック調になる箇所がジェイクの曲に似てたな~とうっすら思いましたが、どうでもいいことでしょう。🌠
#6> DJのCasso(カッソー)がDブロック・ヨーロッパの曲 "Ferrari Horses feat. レイ" をリミックスし、"PRADA" という曲にして大ヒットさせてから6か月。まだTop10。めちゃくちゃ長いです。同曲は Prada 以外にも高級ブランドの固有名詞が次々と出てくる楽曲ですが、曲全体に疾走感がありつつも刺激がそこまで強くないのがいいのかもしれません。1つのテンポで最初から最後まで通していて、おかげで軽い気持ちで聴くことができます。カルヴィン・ハリスの "Miracle feat. エリー・ゴールディング" は展開がいくつかあってインパクトが強いことが強みでしたが、"PRADA" のようなヒットはその逆が強みで、ストリーミング時代の産物だな~とか思いました。
#8> テイト・マクレーの "Greedy" もなかなか長いです。MV見ましたが、ダンスの上手さを見て、そういえばこの人10代で地元のダンスのオーディション番組優勝したんだっけなと数年前に知った情報を思い出しました。直感ですが、そろそろこの人も大物アーティストからコラボ等で声がかかりそうな気がします。別界隈からはティエストからすでに声をかけられているので、同じ界隈から、ですね、アリアナ・グランデとか。そうなれば、グラミーとの距離もさらに縮まるかなと思います。🚜
#9> 今週9位のYGマーリーは、ボブ・マーリーの孫でローリン・ヒルの息子。...と言われても、どちらも馴染みのないアーティストで、失礼ながら過去に活躍したらしい人というくらいの印象しかありません。まあ、その...、世代ではないということで、許してください。とはいえ、この "Praise Jah In The Moonlight" は祖父の昔のレゲエ曲をサンプリングして作られた曲で、分かる人には分かる曲なんだろうというのも事実。スティーヴ・レイシーの "Bad Habits" のような自由詩感を感じましたが、とんちんかんなことを言っていたら、すみません。👪
#10> テイラー・スウィフトの "Cruel Summer"。振り返ったら "PRADA" より2か月前にUKTop10入りしていたので、こっちの方が長かったです。グラミー賞で偉業を達成したのち、ツアーの日本公演(もちろん "Cruel Summer" のパフォーマンスもあったそう)をやり切って、NFLスーパーボウル決勝戦の観戦もして、自身もメディアも非常に忙しい最近ですが、4月にはなんと早くもニュー・アルバムを発売予定ということで、繰り返しになりますが本人だけでなくメディアも本当に振り回されて大変そうです。みんな、よくついていけてるな...って思っちゃいますね。🌞
(追加)
グラミー効果、結局あまりありませんでした...!レコード・オブ・ジ・イヤーを受賞したマイリー・サイラスの "Flowers" が85位から51位に大幅ランクアップしたり、アルバム・オブ・ジ・イヤー史上初4度目の受賞で話題になったテイラー・スウィフトの楽曲やアルバムがチャートを上昇するのは確かにありましたが、それくらいです。カイリー・ミノーグの "Padam Padam"(最優秀ポップ・ダンス・レコーディング賞受賞)やビリー・アイリッシュ "What Was I Made For ?"(ソング・オブ・ジ・イヤー受賞)の再浮上とかもありそうだったのに、ちょっと控えめで、でもまあイギリスだから仕方ないかとも思いました。そういえば、UK勢ではフレッド・アゲインがダンス部門で2つくらい受賞していましたね。最新ヒット "leavemealone with ベイビー・キーム" でラッパーのベイビー・キームにほとんどまともなラップをさせていない彼、受賞は長期的に大きな意味を持ちそうです。コングラチュレーション!🎉
アルバム・チャート・レビュー(一瞬)
「ラスト・ディナー・パーティー」と名乗るバンドのデビュー作が1位。何かは忘れたけど、期待の新人として雑誌だかアワードだかで事前に高評価を得ていて、その勢いのまま1位とっちゃった感じ。なお、シングルもチャートを急上昇中で、Top10入りも全然遠くない現状。去年も「フロー」というトリオが同じパターンでデビューしていたが、共通してるのは、どちらもメンバーが全員女性のグループであるということで、リトル・ミックス解散で空いた穴を、どちらが埋めるのか問題が発生しそう。...いや、ジャンルも違うし、代替とかそういう観点で見るべきじゃないだろ!ってなるか。気を付けます。
~ お知らせ ~
突然ですが、当ブログは今年の3月で投稿を終了しようかなと考えています。
理由は2つあります。1つずつ説明します。
①熱量の低下
→ ブログを開設したときと比べ、チャートを見ることへの興奮は、正直なところかなり冷めてしまいました。新しい、予想もできなかったような流行がどんどん生まれていて、それを見るのは未だに楽しいのですが、とはいえそれはチャートの動きの一部分。大部分は、言い方がわるいですが予想ができる、マンネリ化しているようなアクションで、さすがに5年以上それを見ているとどうしても飽きてきてしまいます。「こう来たか!」という驚きより、「まあ、そうだよな...」という納得の方が圧倒的に多い感じですね。そうなると、至極勝手な話ではありますが、ブログを書く熱量も弱まってしまって、書きづらくもなります。ゆえに、チャートを見ることからはちょっと距離を置こうかな、とも考えている状態ですね。まあ、どうでもいい話ですが。😞
②生活環境の変化
→ さらに勝手な話ですが、4月から自分の生活環境が大きく変わることにより、これまでより自由な時間がとりづらくなりそうです。もちろん詳細には言えませんが、所属が変わることでこれまでより忙しくなることが確実で、ブログの作成もやりにくくなると思います。そのため、当ブログについては、2月中にあと2つくらい何か投稿して、3月に「おわりに」みたいな記事を書いて終えようかなと考えています。読んでくださっている方には、申し訳ありません。😣
そもそも不定期更新なので、定期的に読んでくださっている方がいるとは思っていないのですが...、それでも、
あと数回の投稿、最後までお付き合いいただければ幸いです。失礼しました。