皆様
「『学習理解が不十分な子ども』の学習支援への協力」のお願い
「学習を支援する会」
現在、学力分布が2つに分かれるいわゆる「2こぶラクダ」状況が進行しています。また、「勉強嫌い」の子どもが増加しています。しかも低学年においてもその傾向にあります。早期に「学習することをあきらめる」状況が出てきています。
子どもたちの学力の保障は義務制の小・中学校で行われる公教育で行われるべきです。しかしながら、現在の小・中学校では先生が「学習理解が不十分な子ども」に配慮して支援をしようとしても、残念ながら、多忙化や管理強化等で、十分にできない状況にあり、今の学校はそのような子どもに丁寧に対応できる状態ではなくなっています。つまり「学習理解が不十分な子ども」が放置されている状況にあります。
一般的に、ある程度余裕のある家庭では家族自身が教えたり、あるいは塾等によって補完したりすることもできますが、「学習理解が不十分な子ども」の多くが経済的に困窮している家庭と相関関係があります。従って、家庭においても放置されていると考えられます。いわゆる「経済格差が教育格差」を生じさせています。
このような事態に対して、「経済的に困窮している家庭の子どもの学習支援」をしようではないかということで、2010年から「学習を支援する会」を立ち上げ、児童・生徒を対象に活動を行っています。2011年・2012年・2013年には、「栄区みんなが主役のまちづくり協働推進事業」となり、栄区の支援を受けました。
現在、次のような要領で行っています。
・学習支援日時 水曜日3時00分~5時00分
・場所 本郷地区センタ-(JR本郷台駅5分・栄共済病院前)
・支援内容 国語・算数を主に
(加減乗除、文字習得、音読等)
・対象 小低中学年(もちろん、小高学年・中学生も可)
・支援の費用 無料
・支援者《スタッフ》 一切、費用は出ません(完全な無料のボランティア)
時間の都合のつく方で、この趣旨に賛同していただき支援をしてみようと思われる方、是非一緒にやっていただけませんか。
学習支援は「水曜日3時00分~5時00分」となっていますが、毎回の支援は必ずしも必要ありません。また、教職などの資格・経験は一切必要ありません。運営は支援者の皆さんと話し合いをしながら進めています。
一緒にやってみようとお考えの方は、次の連絡先にお願い致します
連絡先 竹岡健治(891-5268・090-7405-4276)
(2013年12月20日現在、支援者《スタッフ》は16人)