上記記事から転載
これら、日本に支援を申し出た国の中には、資源の奪い合いなどから日本とは険悪な関係にある中国、ロシアも含まれていたのです。仮想敵国とさえ考えられていた国々です。人命の大切さを第一に、複雑な国家関係を超越した平和的活動でした。
中略
異国人や見知らぬ人のために行った救済は、本当の「愛の行動」と言えましょう。今回の震災で、こうした行動をできる国が多いことに感銘を受けました。
「愛の行動」の精神を発揮すれば今後、国際間のいかなる戦争をも放棄できるはずです。そうすれば、「世界は一つ」という平和運動が展開されるものと信じます。ここにこそ休戦ではなく非戦の時代がくるのではないでしょうか。第1次、第2次世界大戦を経験した私は、その日が来ることを願っています。
世界の軍事事費を環境・復興に 名護で運動 沖縄タイムス 2011-4-15
上記記事から一部転載
基地・軍隊を許さない行動する女たちの会の高里鈴代共同代表がピーストークを行い、「米国の女性団体は米政府に思いやり予算の受け取りを拒否し、被災地支援に回すべきだと訴えている。未曾有の被害を受けながら、日本政府が例年通りに思いやり予算を計上し、さらに米軍再編計画を進めようとしているのはおかしい」と批判した。
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救援活動に関わっておられる人々は強い使命感を持って、その任務を全うしていらっしゃると思います。
防衛とか戦争のための隊ではなく復興支援のための隊として活動する方が全国民のために必要なことでは無いでしょうか?
それに、実際に身を挺して活動している隊員の皆さんだって、誰かを敵に回す戦いより、困った人々の救済活動が、精神的にも肉体的にも納得のいくことでは無いでしょうか?
活動の目的を変えるべきです。
避難をしている人々が、TVで「お金で済むことでは無い」「自分たちの土地に戻って生活したい。」と話していました。
彼らのその感情を否定することができますか?
米軍基地のために自分たちの土地を奪われている沖縄の人々も全く同じ感情だと思います。
66年間、自分たちの土地や海を戦争のための訓練場にされている人々の気持ちが分かりますか?