知ることで未来が見える「戦争の加害と沖縄の今」パネル展と写真展、初日7日は午後からの開催でしたが、約100人のご来場がありました。
アンケートもたくさん書いていただきました。その中から、数枚ご紹介させていただきます。
知らなかったこと 知らなければならないことばかり 戦争で日本は被害者だとばかり思っていたことが 加害者であること それが過去の出来事ではなく 今も毒ガスの被害者で苦しめられ何の手助けもされていないことに、日本人として申し訳なく 強い憤りと この先、土中にこの残された毒ガス等を不安に思う。
出身地が広島の隣 岡山だったためか、小さな頃から 登校日が原爆投下の日に合わせてあるなど(その日は平和教育の映画など)したためか、戦争、平和に関心が高く、姉弟で競って戦争の本など買った様なこともありました。その中に南京事件、731部隊についても子どもも読める本があったと記憶しています。その為今さら「なかった」という話が流れてくると恐ろしくてたまりません。今日の様な企画は、多くの方に関心を寄せていただきたいです。「沖縄の今」もとても見たい知りたいテーマですが、今日はたまたまこちらに来ていた 福島県の者ですので 残念です。
戦争加害にしっかりと焦点をあて、具体的資料に基づく展示は、私たち日本人が戦争を考え、過去から現在、未来にわたる様々な位相での責任を果たそうとする時に、必見のものだと思いました。自分と同じような考えを持ち、しっかりとそれを行動に移されている皆様に心より敬意を抱きます。自分の地元でも、同様の展示を開催したいと思います。
会場にいらした方からが、「安倍首相は一日お休みを取って、このような展示をきちんと見るべきだ」「ぜったいに辺野古に基地をつくってはいけない」「近隣国と同じようなことを自分たちもしたことを認めないといけない」「『慰霊の日』に沖縄に行ったんですよ」などの声が聞こえました。
日本にもそういう時代があったのです。他人を他国の人を非人間的に扱う、そういう時代に戻すことはなりません。
私は2日目の前半、会場に居ました。その時に流れていたビデオの部分部分を観ました。
その中で印象に残っていることが、アメリカの学者のことば、「日本は被害にあったこと(原爆?)ばかり強調して加害のことを忘れている」?(実際のVTRの言葉とは違うかもしれません)でした。
似たような内容を検索したら、下記のサイトにヒットしました。参考までにご覧ください。
BLOGOS「米研究者らが声明、日本政府はどう対応すべきだと思う?」
http://blogos.com/discussion/2015-05-08/Open_Letter_in_Support_of_Historians_in_Japan/
知ることで未来が見える「戦争の加害と沖縄の今」パネル展と写真展にあったチラシ