これは、姉・仲宗根美智子が丑年生まれの夫の還暦祝いに描いた牛です。
牛の鳴き声と言えば、日本語では「モー」ですよね。
英語では「ムー」(moo)と表現されます。
記憶はあいまいなもので、屋良朝博氏講演会から数日経つと、屋良さんがおっしゃったのは、「MEUはニュー(NEW)じゃなくてミュー(MEU)」だったっけ?」どと思ったりもしています。
牛と言えば、先日拝見した映画、『遺言』原発さえなければ
『遺言』は原発事故後の福島の復興牧場・ミネロファームの方々の日常を追いかけています。
上映後、豊田監督が、酪農家の方々の様子をお話くださいました。印象に残ったことを書き留めておきます。
復興牧場では、周りには豊富な牧草があるにも関わらず、3年半、アメリカやオーストラリアから牛に食べさせる草を買って与えているそうです。牛乳から放射性物質を出さないためです。それでどうにかとんとんの収益を上げてはいるものの、ギリギリで、某フランチャイズ飲食店の時給より安いかもしれない。これでTPPを結んでしまうと、更に厳しい状況に陥るでしょうとのこと。
それから、屋良さんの講演会後の質問コーナーで、
「政府は、既成事実を積み上げて、基地建設を強行してしまうのではないか」、それから
「琉球独立論は空論ですよね」などのような質問が出ました。
屋良さんは、基地建設強行を許せば、「日本の民主主義が死ぬとき」です。
琉球の独立の前に「日本の独立が先です」(現状は日本が沖縄に依存している)と答えていらっしゃったと思います。
私もこれらの意見に同感です。
まんが基地問題