Push, Press そして学びあいとは?
子どもに英語を教えることもイコール自分自身の勉強になりました。なので、長年続けることができたのです。
生徒同士そして生徒と先生との学びあいの場だったと言えます。
通常、子どもクラスは年齢と経験によって細かく分かれます。
地域での成人クラスは年齢も経験も全く関係なく一緒に行なっています。
今のところ、それで全く問題ありません。いい塩梅に「学びあい」の場となっています。
毎回、クラスで最年長の77歳のご婦人から特に率直な質問、感想をいただきます。
女学校時代にローマ字で日記を書いて先生に叱られたエピソードなども披露。
子どももそうですが、成人クラスでもカタカナ英語や和製英語についての質問が多いです。
前回は、タイトルのpush と pressの違いを聞かれました。すぐに他の参加者がフォロー。
ご自身も短期留学の経験もあり、身内がIT関連のお仕事をなさっているとのこと、
非常に適切な具体例を挙げてくださいました。カメラのボタンの押し方を具体例に説明。
私もドアとズボンプレッサーの押し方を例に自分が持っているイメージをお話し、
家に戻りチェック。
Push も press も同じ「押す」という意味ですが、押し方で使い方が違ってくる。
手元にあるThe Doubleday Children’s Dictionaryによると
Push vb. press against forcefully; shove something away without striking it.
Press 2 vb. press something flat by pushing hard on it.
何も基盤がないところで行き成り学びあうことはできないでしょう。
学びあうためには講義も必要ですし、ディスカッションも必要です。