我が家は風通しが良いので、風のある日はエアコンを入れなくても大丈夫です。その代り、道路から土埃が入ってきてしまいます。
埃が入ってこない静かな環境で洗濯物を畳みたいので、今日はエアコンを入れました。
昨日は上空から爆音が聞こえてきました。基地と基地を行き来しているのでしょうね。
資源の無駄遣い、血税の無駄遣い、環境悪化・・政治の貧弱さ故、我々の日常生活の質がガタ落ちです。
私自身はJアラートなるものはセットしていないし、日中はTVは見ないので、国の騒ぎに巻き込まれてはいませんでしたが、Facebookを覗くといろんな情報がアップされていたので、こちらでもシェアさせていただきます。
下記はすべてFB上にあった情報です。そのままコピペします。
Hiroshi Uchiyama added 12 new photos.
【ミサイルは日本の領空を飛んだのでも領海に落ちたのでもなかった件】
ここでいくつか確認しておきましょう。
領海=12海里(約22.2キロ)...
1海里=1852m
襟裳岬の東約1180キロ=領海の53.15倍
領海は、落ちた距離の1.8%にしかなりません。
領空=宇宙空間より下
宇宙空間=一般的には高度100キロより上
大陸間弾道ミサイル=高度数百キロ以上
火星14号のロフテッド軌道の高度=3724.9キロ
(追記)今回の高度は550キロ
(追記)PAC3では、高度15キロまでしか上がりません。
(追記)イージス艦に配備されているSM3という迎撃システムでも高度500キロまでしか上がりません。
つまり、今回の北朝鮮のミサイルは迎撃不能な高度を飛んでいたということです。
領空は、前回のミサイルの高度の5.8%にしかならず、今回の高度の18%にしかなりません。
PAC3の射程は、今回の高度550キロの2.7%にしかなりません。
(追記)SM3でも、あと50キロ足りません。
宇宙ステーションでも高度400キロなので、どう見ても宇宙空間を飛んでいたということですね。(追記ここまで)
というか、宇宙から落ちてきたら、普通、燃え尽きます。
襟裳岬から1180キロ先も、高度3700キロも、いずれも日本の領海領空ではありませんし、危険性もありません。
破壊措置は取っていないんじゃなくて、取れないんです。この距離では。
野球場に野球盤を持ち込んで遊んでいる人の頭の上をホームランが飛び越えていったようなイメージでしょうか。
むしろ、危険性があったら戦争になるし、米軍が北朝鮮を攻撃する口実になってしまいますので、それは避けていると見るべきではないでしょうか。
(追記)
念のため補足しておきますが、北朝鮮がミサイルを発射したこと自体は許されないことですし、国際的な非難に値しますし、周辺国を威嚇することで自国の目標を達成しようとする態度は問題があり、なんとかして抑止されなければなりません。
しかし、「上空」でも、「領海」でもないのに、しかも、「完全に把握していた」と言うのであればJアラートなんて使う必要もなかったのに、いたずらに国民の不安を煽り立てる言説はおかしいですよね、と言うことです。
この点が、この投稿のもっとも伝えたいポイントです。客観的な情報を元に正しい情報発信がされなければなりません。わざと混同させる言い方をし、不正確な言い方をすることで不安を煽り立てるのはよくありません。
ましてや、このミサイル発射は、日本への攻撃でもなんでもありませんし(領空領海を侵していない)、アメリカへの攻撃でもなく(グアムにもアラスカにも届いていない)、仮に限定的な集団的自衛権を認めるにしても(私は違憲という立場ですが)、その要件も満たさないものです。
これを日本への攻撃という安倍首相の言い方は間違っているし、日本が侮辱されたから全ての選択肢がテーブルの上にあるというトランプ大統領の言い方は危険極まりないものです。
侮辱されたから武力攻撃するって、どれだけ危険かわかりますよね。
中国を巻き込みつつ、国連の場でしっかりと制裁して、まずは外交の努力で抑止していく必要があります。
対話の段階ではないなんて言ってしまうと、あとはもう戦争ですか、ということになりかねません。
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