昨日29日まで 国立新美術館 で開催されていた春陽展で、Kさん&小春さんとの話題のひとつが「しまくとぅば」(しまことば)についてでした。
千葉県ご出身の小春さんは沖縄県内でも地域によって違う方言があることをご存じではなかったとのこと。ショールやスカーフを手織りなさる義妹の北山睦子さんご夫妻が沖縄本島北部へ引っ越しなさったことを機に、那覇・首里周辺と北部・今帰仁周辺の方言が違うことに気が付いたそうです。
Asahi Shimbun GLOBE 2014-04-20 (以下青字、記事から抜粋)
http://globe.asahi.com/feature/2014041700008.html
G-3 右下に 【しまくとぅば】・鹿児島・奄美と沖縄の島々の言葉の総称。琉球諸語とも呼ぶ。
G-3 左上に
グローバル化、ネット・・・英語「一強」の背景
世界には約6000語の言語があるとされるが、定まった数字はない。半数以上は話す人が1万人に満たず、世界人口の約半数が使用頻度が高い上位10言語を話しているという。
中略
そもそも「言語」が抽象的な概念であることを忘れてはいけないと、町田は念を押す。「現実の世界で使われているのは方言だけ。日本の標準語も、もとは東京方言。言語は方言の集合体にすぎないと考えた方がいい」
アメリカ・ジョージア州・メイコンにある Wesleyan College の寮に住んでいる時、同じ日本人留学生のよっこが私の部屋に来て日本語で話していると、ルームメイトのキャロルが「あら、困ったわね」というような顔をして、"Speak in English!"と優しく言っていたことを思い出しました。
私たちの話の内容がたわいのないことで、注意する必要はない、けれども「英語を勉強しに来たのだから英語で話なさい」くらいの気持ちだったと思います。
国内、ご近所でも回りでまったく何を言っているのか分からない言語が飛び交うようになりました。
学校の先生方対応が大変だと思います。
私の両親や叔父叔母が健在の頃、母やおばたちはウチナーグチで話していることが多かったです。夫は母たちの言っていることがまったく分からなかったこともあったらしい、にも関わらず、ニコニコしていた彼はやはり海外へ行く機会が多かったからなのかもしれませんね。