私にとっては、横浜市大で科目履修生としてまた学生生活をエンジョイしていること、更に川幡政道先生の臨床心理学特講を履修し、昨日、第15回ロール・プレイング特別研究会に初参加できたこと自体、セレンディピティ serendipity on Longman の連続です。
と言うのも、春の履修申請をする時もギリギリ、学務・教務課の方に科目履修・開講科目を問い合わせた際に、「心理学」希望 と書かなければ、川幡教授の臨床心理学の講義や特講との出会いもなかったのですから。
修士や博士課程で心理学を学ぶ先生方の中で頓珍漢な発言をしたりレポートを提出したりしても見捨てずに「ロール・プレイング勉強会」にお声をかけてくださる優しさは心理学者特有な気がします。
エニウェイ、「ロール・プレイング勉強会」デビュー、ロール・プレイング、心理劇とも呼ばれていたらしいです。文字を見ただけで何だか難しそう、お芝居を見るのは好きだけれど、演ずるのが苦手な私としては、ムムムという気がしないでもなかったのですが、今だからこそ、苦手なことにも挑戦。
会は最初に、外林大作先生への黙祷で始まりました。外林先生は川幡先生や長く会に携わってきた方々にとっては大先生、先生の思想を受け継ぐ方々から直接お話しを聞くことができることも私ってラッキー!(Lucky me!)
心理学は一応、これまで数科目受講したので、その考え方はある程度身に付いているとは思います。しかしこれまできちんと捉えていなかった精神分析の用語や概念が、まだまだですが、あ~、なるほど!と腑に落ちるところが多く、面白さを感じています。
ナルシシズムという言葉自体、よく聞くのですが、昨日はじめてその言葉の使い方が分かった感じです。
定年間近の川幡先生が外林大作先生やオリンピックメダリストの北島選手の言葉と比較してご自分の感想をお話なさったことも興味深かったです。そのお話から、私自身、また自分自身のこの数年を思い浮かべ、共感と反省。
昨晩は、長男の役割を真面目に取り組む夫に連絡が取れず、また私自身の妻の役割も気になり、懇親会に参加しなかったことは超残念。帰宅後、「出てくれば良かったのに」と言った夫はやっぱり優しい。
下記は、夏休みの課題図書、読み終えたものも途中の物もあります。