季の鳥どり

身近なところを散歩しながら野鳥を撮影しています

ジョウビタキ カワセミ~今季もよろしくね~

2024年11月08日 | 野鳥ブログ


今季も冬鳥として
はるばる海を渡ってやって来たジョウビタキ
朝日に照らされ体下面の橙色が
秋の川辺の景色に映えます

 

 


ヒタキ科ジョウビタキ属
雄は頭部が灰白色
顔から喉 背 翼は黒く
両翼に大きな白斑があるのが特徴です
(雌のジョウビタキにも白斑があります)
『ヒタキ』の名は鳴き声に由来します
特に秋の渡来期に
「ヒッ ヒッ ヒッ」に
「カ カッ」などと聞こえる音を
交えながら鳴きます
この「ヒッ ヒッ ヒッ」から『火焼鳥』
「カ カッ」を
火打ち石を打ち合わせる音にたとえて
『火焚(ひた)き鳥』
これが『ヒタキ』になったといわれています
*「野鳥の名前」 著者 安部直哉・叶内拓哉 山と渓谷社より

 

 


なにやら「チー キッ キッ」と
別の鳥の鳴き声が
川の方から聞こえてきました
セイタカアワダチソウの上にとまって
しばし辺りを警戒します

 

 


飛んで来たのはカワセミ
すぐ近くのお気に入りの杭にとまりました
ジョウビタキは
1個体ずつ専有の越冬場所をもって
生活するといわれています
カワセミ君
今季もよろしくね☆⌒(*^-゜)v


 

2024年11月3日撮影

撮影地 宮城県仙台市


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ヒヨドリ ムクドリ メジロ~やっぱり秋は柿が一番!~

2024年11月06日 | 野鳥ブログ


いつものように
川辺をぶらりぶらり散歩していたら
たわわに実った柿の木から
ヒヨドリがひょっこり顔を出しました

 

 


おはようさん
いいね!柿の木レストラン😊
食べ放題で元気もりもり!!

 




やっぱり秋は柿が一番!
と満足げな声が聞こえてきそう😄
口いっぱい頬張っています

 

 


ムクドリもやって来ました
みんなで仲良く朝食会
「柿が赤くなると医者が青くなる」
という諺があるほど栄養価の高い柿
ビタミンC カロテン タンニン カリウム
などの栄養素が含まれているそうですね

 

 


ヒヨドリさん ムクドリさん
私たちの分も残しておいてね~😋
とメジロも後からやって来ました
川辺の留鳥さん達も
冬に備えて栄養補給中です(╹ڡ╹ )

              



2024年10月17日撮影

撮影地 宮城県仙台市


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ジョウビタキがやって来ました!

2024年11月04日 | 野鳥ブログ


降り続いた雨が上がって
澄み渡った青空を眺めながら
川辺を散歩していたら
秋の野原に橙色の綺麗な小鳥
ジョウビタキがやって来ました!

 

 


「秋になると 毎年必ずやって来る鶲」
という意味から
「常鶲」という名が付いたといわれています
雄の頭部が灰白色であることに注目し
能楽の白髪の老人の意を表す「尉」を使って
「尉鶲」とも書くそうです
*『野鳥の名前』著者 安部直哉・叶内拓哉 山と渓谷社より

 

 


朝日に向かって
「ヒッ ヒッ ヒッ」と鳴く声が響きます
縄張りを主張する声でしょうか
何度も聞こえてきました

 

 


「もうすぐジョビ子ちゃんも来ると思うよ」
と視線を送ってくれているようなジョビ男君
川辺の木々の紅葉も日ごとに深まり
散歩の楽しみが
またひとつ増えました♪(^∇^*)


 

2024年11月3日撮影

撮影地 宮城県仙台市


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ホシハジロ キンクロハジロ~潜水して採食するカモ達~

2024年11月02日 | 野鳥ブログ


11月に入り広瀬川には
冬鳥のカモ類が渡って来ています
川沿いの散策路を歩いていたら
2羽のホシハジロ(雄)を見つけました

 


雄のホシハジロには
体上面 脇 体下面に
淡い灰色で細かい縞模様があり
これを星に見立て
また雌雄共に翼下面が白いことから
「星羽白」と名付けられました
*『野鳥図鑑』 著者 石田光史 ナツメ社より

 


1羽が突然潜水開始!

 


尾の先まで潜ったら

 


潜水完了!
もう1羽の方はぷかぷか浮いたまま
寝ているのかな?動きません
(マイペースなホシハジロ君です😉)

 



潜った後はしっかり羽繕い😊

 

 


こちらはキンクロハジロ
仲間が増えてきました



1羽が潜ると次々と潜っていきます
次は誰が潜るのかな?




手前のキンクロハジロが潜水開始!




可愛い足が見えます
潜水採餌ガモは
足がより体の後部にあります
(だから歩くのがちょっと苦手😅)




結構長く潜っています
餌はゲットできたかな?

 


ホシハジロにキンクロハジロ
みんな潜水採餌ガモの仲間です(^0^)

 

 

2024年11月1日撮影

撮影地 宮城県仙台市


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ハシビロガモ~水面で採食する仲間達~

2024年10月31日 | 野鳥ブログ


冬鳥で賑わう沼の周りを散歩中
嘴が幅広くしゃもじのような
ハシビロガモ(雄)を見つけました
(まだ地味な羽衣なのでエクリプスと思われます)

 


よ~く見てみると
特徴的な嘴の側部には
細かい板状物が櫛の歯のように
並んでいます
(水鏡にもなんとな~く映っています😅)
これが濾過装置の役目をして
水面採餌を行います

 


近くに雌のハシビロガモもいました
ハシビロガモの水面採餌の方法は
水面に平たく幅広い嘴を浸けて進み
嘴の先から水を吸い込みます
そして水中に含まれるプランクトン類を
前述の濾過装置で濾し取り
残りの水は嘴の側部から吐き出します
カモ類は
水面採餌ガモと潜水採餌ガモという
2つのグループに大別されます
(ご存知の方たくさんいらっしゃると思いますが…🙇‍♀️)
*『日本のカモ識別図鑑』
  著者 氏原巨雄・氏原道昭 誠文堂新光社より

 


水面採餌ガモの中でも
よく見かけるのはオナガガモ(雌)

 


雄のオナガガモの手前で
採食しているのは…

 


コガモです
コガモも水面採餌ガモです

 


水面に頭まで埋め
夢中で餌を探しているのは

 


ヒドリガモでした
その他にマガモやカルガモも
水面採餌ガモですね
川辺散歩で最近よく見かけるようになった
キンクロハジロやホシハジロ
カワアイサ等は潜水採餌ガモです
冬鳥のカモ類が続々と到着し
これから色々なカモ達との出会いが
愉しみです
散歩をしながら
ゆっくり観察していきたいと思います(^^)




2024年10月15日撮影

撮影地 宮城県仙台市


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