羽田空港

１１月３日（金）

３連休の初日、いつものように大塚の事務所で仕事を片づけた後、羽田に向かう。浜松町まで山手線の内回りでも外回りでも、３０分前後、東京回りの方が少し早いが、電車が混むのでわざと新宿回りに乗り、「きらわれ松子の一生」を読みながらゆっくりと座って行く。先日は本に夢中になり、朝、もう少しで大塚の駅を乗り過ごすところだった。

浜松町に到着すると、まずJALの自動改札に向かう。いつもインターネットで予約し、当日、JALのマイレージカードで搭乗券を入手する。松山を含め、日本国内どこでも往復はマイレージ１５０００点で手に入る。先日、片道＋２０００点でスーパーシート（ビジネスクラス）を入手したが、ラウンジは使わせてくれなかった。更に１０００点のマイレージでクーポンが必要だった。

JALのマイレージは簡単に特典航空券に引き替えできるが、ANAはせこい。インターネットで特典航空券にたどり着くまでの手続きが面倒な上、３連休の行きと帰りの切符は対象外になっている。要するに、ANAは使い勝手の悪いマイレージだ。そこで、通常のマイレージカードをEdyカードに切り替え、マイレージをキャッシュに交換した。現金が入手できる訳ではないが、３００００点で３００００円分の買物ができる。マイレージの得点は２年で有効期限が切れるが、一度キャッシュ交換すると有効期限はない。難点は、Edyの読みとり機がある店舗は少ないので、もっぱら空港の売店を利用する。

航空券を手に入れたので、階段をおりて本屋で時間をつぶす。この本屋は大きく、検索システムもあるので、欲しい本のタイトルが著者の名前を覚えていれば、すぐに見つけることができる。

旅行用の文庫本を手に入れて、モノレールで羽田空港第一ビルに行く。JALの四国方面は、進行方向後ろ側の階段から出発ロビーに向かう。エスカレーターを登り切った正面にある売店の２階にある本屋に立ち寄る。ここはEdyカードが使えるので、雑誌と文庫本を買う。ただ、本の量が少ないので期待する本が見つからないことが多い。

チェックインしてゲートに向かう途中トイレに立ち寄る。洋式の便器に座ると、突然雑音が流れてくる。表示を見ると、「せせらぎ」サウンドだと書いてある。よけいなお世話だ。ただの雑音だ。こちらは静かに用を足したいのに、風邪気味の頭に響く。せめて、音を消すボタンくらいつけろよ。押しつけの設計はありがた迷惑だ。

羽田発18:55、JAL1471便これで帰ると、松山発高松行きの特急の最終便に間に合う。松山駅でカレーライスを食べて新居浜着22:35、天気はいいが寒い。風邪で頭痛がひどい。