10月29日(日)
天気予報では、日曜日は雨になると言っていたが、明け方降った雨もあがり、すっかり晴れ上がっている。昨日の朝から、久しぶりに寝冷えしたようで体調が悪い。朝晩の温度差が大きくなり、ちょっと油断したようだ。しかし、寮で用意してくれている、にんにくの漬物を毎日2粒かじっているので、たぶん直ぐに回復するだろう。
今日は、いつも土曜日の朝食に利用している神戸屋キッチン(恵比寿店)を紹介します。
今お世話になっている寮は、朝晩の食事がついているので便利だが、金曜日の夜と、土曜日の朝食はない。寮のお世話をしてくれているご夫婦も、週休1日は必要だ。そこで、土曜日の朝は、恵比寿の駅構内にある、神戸屋レストランを利用している。
(神戸屋キッチン入り口)
レストランとは言っても、コーヒーショップで、8時開店で9時までがモーニングセットタイム。コーヒーと焼きたてのトースト、ウィンナーソーセージにマッシュポテトがついて、367円也。小銭が面倒なので、いつもSuicaで支払う。一度寝過ごして、9時過ぎに行ったとき、モーニングセットがないので、店先にある、出来立てのサンドイッチを注文してみたが、美味いが量が多すぎた。朝はモーニングセット程度の量がちょうどいい。ここで食べた後、その足で平日より少し遅い時間に大塚の事務所に行くのが土曜日の定番になっている。
店は、パン屋さんといったほうがいいかもしれない。店先でパンを製造販売しており、ついでにコーヒーも出している。恵比寿駅東口のすぐ近くにあるので、平日もお客が多い。
清潔な雰囲気の店で、土曜日の朝は、いつも同じ若い女の子が受付にいる。毎週土曜日の朝行って、「モーニングセットをお願いします。」と言うと、「お飲み物は、何になさいますか。」と聞くので、「ホットコーヒーをお願いします。」と同じやり取りをしている。常連なら「ホットコーヒーでよろしいですね。」とでも言ってくれてもよさそうだが、ネームプレートに名前を書いてあるのに、こちらも名前を覚えていないくらいなので、文句は言えない。マニュアルどおりのやり取りも、にこやかな笑顔で、決して悪い気はしない。
ところで、初めて恵比寿駅に来た時は、少しとまどった。
恵比寿の周りは坂が多く、恵比寿ガーデンプレイスから、動く歩道で恵比寿駅に到着すると、そこは恵比寿駅東口で、3階のフロアになっている。駅ビルAtre(アトレ)の端まで歩くと、(その途中に神戸屋レストラン・キッチン恵比寿店がある。)一階まで直通の長いエスカレーターがあり、下に降りると東京メトロ日比谷線の入り口がある。
地下鉄駅の向かいに恵比寿駅西口があるが、正確には北口と言うほうがわかりやすい。そこから駅の東側、西側両方に出ることができる。ここを東口と呼ぶと3階の東口と区別がつきにくいので、あえて西口と呼んでいるのだろう。ちなみに駅のプラットホームは2階にあるので、駅に到着して、一階に降りると西口、3階に上がると東口になる。寮は東口に出て、歩いて約5分、非常に便利なロケーションだ。
恵比寿の駅の周りは、洒落たレストランが多いが、一人で入るのは躊躇してしまう。やはり、大塚駅前の、いつものラーメン屋、中華店、インド人のカレーショップのほうが入りやすい。
(単身赴任寮)
寮は、年配の人が多く、週末となるとひとけがない。多くの人が、通勤には遠いが、週末帰宅するには問題ない距離に自宅があるようだ。週末はいつも決まった人の顔しか見ない。数人の旧知の人と食堂で顔を合わしたらしゃべる程度で、6畳一間の部屋は、休日を過ごすにはわびしすぎる。「迷惑にならないように、テレビの音は絞りましょう。」と食堂のテレビの音まで絞っているので、陰気な雰囲気がますます増強する。
新居浜の寮では、寮務委員に祭り上げられ、花見、花火大会の日には、屋上ビヤガーデン、そして年末にはクリスマスと、色々な催し物を企画して、遠く四国の片田舎で過ごす寮のおじさん達を元気付ける工夫をしていたが、ここ東京では、一歩外に出れば、何でもあるので、わざわざそんな行事を企画する必要もないのだろう。それにしても、毎月天引きされる自治会費1000円は何に使われているのだろう。
4月に入寮し、12月には出て行くとわかっているので、つい腰掛け気分で、寮の部屋も仮住まいの感が抜けないのも、今ひとつなじめない原因かもしれない。
単身赴任も通算で10年を越えた。今回の仕事で、アルゼンチン人、イギリス人、アメリカ人、イタリア人、フィンランド人、ドイツ人、そしてアラビア人達と仕事をする機会があったが、日本人と大きく違う点は、彼らは休暇をきちんと消化して、生活を楽しんでいることだ。
日本人は、仕事優先で、忙しければ休暇も返上して働く。それが当たり前で、忙しくても仕事を放り出して休む他の国のメンバーを「責任感がない。」と心の中で批判するが、どうもおかしいのは日本人のように思える。どこかの国のひとが、「日本人はフェアーじゃない。」と同じ仕事を、休日まで返上して処理しようとするのを批判したと聞いたが、見方が違えば、美徳も悪になる。
単身赴任も、日本人のサラリーマンにとっては当然のこととして受け入れており、家族は土地に根を下ろして、おやじについていこうとしない。日本人の常識は、他の国の人たちにとって、きわめて非常識なことだと知る必要がある。
今回の仕事で、サウジアラビア赴任の手引きに「会社の存亡をかけた、このようなプロジェクトに選抜された皆さんは、誇りを持って仕事に励んでいただきたい。」のような表現があったが、現場から見ると、英語が少しできて、同じような仕事の経験のある人なら誰でもよく、無理やり寄せ集められた感がある。
あと2年、世界の僻地、サウジアラビアでの生活と仕事は前途多難だ。
天気予報では、日曜日は雨になると言っていたが、明け方降った雨もあがり、すっかり晴れ上がっている。昨日の朝から、久しぶりに寝冷えしたようで体調が悪い。朝晩の温度差が大きくなり、ちょっと油断したようだ。しかし、寮で用意してくれている、にんにくの漬物を毎日2粒かじっているので、たぶん直ぐに回復するだろう。
今日は、いつも土曜日の朝食に利用している神戸屋キッチン(恵比寿店)を紹介します。
今お世話になっている寮は、朝晩の食事がついているので便利だが、金曜日の夜と、土曜日の朝食はない。寮のお世話をしてくれているご夫婦も、週休1日は必要だ。そこで、土曜日の朝は、恵比寿の駅構内にある、神戸屋レストランを利用している。
(神戸屋キッチン入り口)
レストランとは言っても、コーヒーショップで、8時開店で9時までがモーニングセットタイム。コーヒーと焼きたてのトースト、ウィンナーソーセージにマッシュポテトがついて、367円也。小銭が面倒なので、いつもSuicaで支払う。一度寝過ごして、9時過ぎに行ったとき、モーニングセットがないので、店先にある、出来立てのサンドイッチを注文してみたが、美味いが量が多すぎた。朝はモーニングセット程度の量がちょうどいい。ここで食べた後、その足で平日より少し遅い時間に大塚の事務所に行くのが土曜日の定番になっている。
店は、パン屋さんといったほうがいいかもしれない。店先でパンを製造販売しており、ついでにコーヒーも出している。恵比寿駅東口のすぐ近くにあるので、平日もお客が多い。
清潔な雰囲気の店で、土曜日の朝は、いつも同じ若い女の子が受付にいる。毎週土曜日の朝行って、「モーニングセットをお願いします。」と言うと、「お飲み物は、何になさいますか。」と聞くので、「ホットコーヒーをお願いします。」と同じやり取りをしている。常連なら「ホットコーヒーでよろしいですね。」とでも言ってくれてもよさそうだが、ネームプレートに名前を書いてあるのに、こちらも名前を覚えていないくらいなので、文句は言えない。マニュアルどおりのやり取りも、にこやかな笑顔で、決して悪い気はしない。
ところで、初めて恵比寿駅に来た時は、少しとまどった。
恵比寿の周りは坂が多く、恵比寿ガーデンプレイスから、動く歩道で恵比寿駅に到着すると、そこは恵比寿駅東口で、3階のフロアになっている。駅ビルAtre(アトレ)の端まで歩くと、(その途中に神戸屋レストラン・キッチン恵比寿店がある。)一階まで直通の長いエスカレーターがあり、下に降りると東京メトロ日比谷線の入り口がある。
地下鉄駅の向かいに恵比寿駅西口があるが、正確には北口と言うほうがわかりやすい。そこから駅の東側、西側両方に出ることができる。ここを東口と呼ぶと3階の東口と区別がつきにくいので、あえて西口と呼んでいるのだろう。ちなみに駅のプラットホームは2階にあるので、駅に到着して、一階に降りると西口、3階に上がると東口になる。寮は東口に出て、歩いて約5分、非常に便利なロケーションだ。
恵比寿の駅の周りは、洒落たレストランが多いが、一人で入るのは躊躇してしまう。やはり、大塚駅前の、いつものラーメン屋、中華店、インド人のカレーショップのほうが入りやすい。
(単身赴任寮)
寮は、年配の人が多く、週末となるとひとけがない。多くの人が、通勤には遠いが、週末帰宅するには問題ない距離に自宅があるようだ。週末はいつも決まった人の顔しか見ない。数人の旧知の人と食堂で顔を合わしたらしゃべる程度で、6畳一間の部屋は、休日を過ごすにはわびしすぎる。「迷惑にならないように、テレビの音は絞りましょう。」と食堂のテレビの音まで絞っているので、陰気な雰囲気がますます増強する。
新居浜の寮では、寮務委員に祭り上げられ、花見、花火大会の日には、屋上ビヤガーデン、そして年末にはクリスマスと、色々な催し物を企画して、遠く四国の片田舎で過ごす寮のおじさん達を元気付ける工夫をしていたが、ここ東京では、一歩外に出れば、何でもあるので、わざわざそんな行事を企画する必要もないのだろう。それにしても、毎月天引きされる自治会費1000円は何に使われているのだろう。
4月に入寮し、12月には出て行くとわかっているので、つい腰掛け気分で、寮の部屋も仮住まいの感が抜けないのも、今ひとつなじめない原因かもしれない。
単身赴任も通算で10年を越えた。今回の仕事で、アルゼンチン人、イギリス人、アメリカ人、イタリア人、フィンランド人、ドイツ人、そしてアラビア人達と仕事をする機会があったが、日本人と大きく違う点は、彼らは休暇をきちんと消化して、生活を楽しんでいることだ。
日本人は、仕事優先で、忙しければ休暇も返上して働く。それが当たり前で、忙しくても仕事を放り出して休む他の国のメンバーを「責任感がない。」と心の中で批判するが、どうもおかしいのは日本人のように思える。どこかの国のひとが、「日本人はフェアーじゃない。」と同じ仕事を、休日まで返上して処理しようとするのを批判したと聞いたが、見方が違えば、美徳も悪になる。
単身赴任も、日本人のサラリーマンにとっては当然のこととして受け入れており、家族は土地に根を下ろして、おやじについていこうとしない。日本人の常識は、他の国の人たちにとって、きわめて非常識なことだと知る必要がある。
今回の仕事で、サウジアラビア赴任の手引きに「会社の存亡をかけた、このようなプロジェクトに選抜された皆さんは、誇りを持って仕事に励んでいただきたい。」のような表現があったが、現場から見ると、英語が少しできて、同じような仕事の経験のある人なら誰でもよく、無理やり寄せ集められた感がある。
あと2年、世界の僻地、サウジアラビアでの生活と仕事は前途多難だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます