アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

クーデター30周年記念

2006年03月19日 | 雑感
3月18日(土)

3月24日が突然、国民の休日になった。Por que?(ポルケ:なぜ)と秘書に聞くと、クーデターの30周年記念だそうだ。
来週一週間は、仕事の引継ぎで日本から代表団が押し寄せるのに、突然その中に休日ができるといい迷惑だ。早速、プロジェクトチームは出勤日に決めたが、T社は休みにするだろう。

その代表団が明日到着するので、事前調整で打合せをするために、アパートで頭をかかえていると、外がうるさい。やたらに自動車のクラクションの音が多い。たまに、サッカーのひいきのチームが勝ったら、夜中に同じようにクラクションの音がうるさいことがあるが、今は5時過ぎだ。そのうち、にぎやかな太鼓の音とか、人の騒ぐ声が聞こえてきた。

なんだなんだと窓から外をながめると、アパートの目の前の Luis Maria Campos通りを遠くから人の群れが流れてくる。完全に道路を占領しているので、車が通れずマヒ状態になっている。そのうちアパート下のDorrego通りとの交差点は完全に人で埋まり、両サイドの車は完全に通行止めになり、あきらめてクラクションを鳴らすのもやめてしまった。



何のラリーだろうとしばらくながめていると、一部に革命30周年記念などというプラカードがあるが、単にサッカーチームの名前を書いたプラカードもあり、目的がよくわからない。一部のグループは、ドラムを鳴らしながら、まるでカーニバルのように踊りながら流れてくる。さすがにラテンの乗りだ。日本の盆踊りのようなスローモーな雰囲気は無い。

夜、日本食レストランでこの話をすると、C社の駐在員の人が、アルゼンチンは、「何でもあるぜんちん。」ですからと笑って言った。あまりたいした理由も無く、この迷惑なデモ行進が時々あるらしい。




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