アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

トップ オブ エビス

2006年11月20日 | 雑感
11月19日(日)

昨日までの晴天もついに終了。午前中はどんよりとした曇りだったが、昼頃からついに降り始め、気温も低い。

12時に恵比寿の駅でKさんと待ち合わせて、恵比寿ガーデンプレイスでランチ。Kさんは、女房の高校時代の同級生で、大学時代からの友人だが、話をするのは30数年ぶり。東京にいる間に、一度食事でもと連絡をとっていたが、やっと実現した。

Kさんは、一月ほど前に、ロシアの作家、アンナ・ポリトコフスカヤが暗殺されたが、プーチン大統領を批判した、彼女の著書「プーチニズム」を翻訳した才女で、アメリカ留学から帰国後、ずっと東京に住んで翻訳業をしていたため、会う機会がなかった。

(プーチニズム)


東京に暮らして、8ヶ月近くになるが、単身赴任の行動範囲は限られており、恵比寿という、比較的しゃれた街に住んでいても、レストランはカップルが多く敷居が高いので、ほとんど入ったことがない。

今回はいい機会なので、初めて、恵比寿ガーデンプレイスの高層ビルの最上階39階トップ・オブ・エビスにあるレストランに行くことにした。最近、ライトアップされたためか、恵比寿ガーデンプレイスは夕方は人が多いが、日曜日の昼は比較的すいている。

ベジタブル・レストラン「シェフズ ブイ」は、予約なしでも十分席があり、窓際で東京湾方面の景色を見ながら食事をした。お互い、卒業してから約30年の人生を話し始めると話題が尽きない。回りは、カップルよりも、女性のグループが多く、やはり、ひとりでは入りにくい雰囲気がある。

食事が終わり、下の階に下りて、隣の東京写真美術館を見物し、「そろそろ帰って、夕食の準備をしなくっちゃ。」と言う、Kさんの言葉で現実に戻り、恵比寿駅で別れた。

お互い、歳をとったが、会ったとたん、学生時代に戻ったような気分で、時間がたつのを忘れてしまった。日曜日だと言うのに、Kさんのご主人、奥さんをお借りして申し訳ありませんでした。

今翻訳をしていると言う、アンナ・ポリトコフスカヤの遺作が楽しみだ。





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