アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

紅海の干満

2008年01月04日 | 雑感
1月4日(金)早朝 22℃ 曇り 無風 しかし波高し

紅海の干満の差は驚くほど少ない。豊後水道に面した、南予の海辺で育ち、干満の差は2m程度あるのが当然だと信じて疑わなかった身からみれば、紅海の中央部の干満の差の少なさは、信じ難い。

毎週金曜日の釣りのコンディションを確認するために、今年も潮位表を手に入れた。2006年のグラフによれば、一日の干満の差が、小さい時で10cm程度、大きくても60cm程度となっている。年間を通じたデータでは、夏場は潮位が低く、冬場が平均して40cm程度高くなっている。道理で、12月になって、干潮でも腰まで浸かって釣りをせざるを得ないわけだ。

ひと月単位でみれば、大潮で干満の差が大きくなるのは理解できるが、年間でも夏場の潮位が低く、冬場が高い理由がよくわからない。干満は月齢に関係するとは知っているが、年間を通じて潮位が変化するのは、太陽の影響もあるのだろうか。


先週の釣果には満足したが、今日は、リールの道糸をそっくり取り換えた。4号のナイロン糸では、切られないように慎重な巻き上げ操作が必要だったが、今回の糸は、サイズが倍ほど大きく、無理やりごぼう抜きしても大丈夫だろう。来週は一時帰国するため、年間記録の最終トライアル、新年初ルアーフィッシングになる。

夜明けの7時5分と同時に海岸に出た。無風だが、沖の岩礁突端には白波が立っている。5時過ぎの満潮から2時間も経っているのに潮位が高い。かつて、釣りのために砂浜まで車で乗り付けていた場所が潮だまりになっている。こんな高い潮位は初めての経験だ。

いつもの釣り場に向かうが、波で遠浅の海が砂を巻き上げ、足もとが見えない。途中で首まで浸かる深みを通り、やっと突端に到着したが、サーフィンが出来そうな波が打ち寄せ、腰の高さから胸のあたりまで洗われるので、足場の踏ん張りがきかない。しばらくルアーを投げたが、20分でギブアップ。夕食の刺身のため、ここまで無理をすることはない。

結局、8時前に引き上げた。海岸にはまだ誰も来ていない。釣り師たち、賢い選択だ。初釣りはボーズに終わったが、月末、日本から帰ってきたら、新しいルアーで再挑戦しよう。


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