アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

シンガポール食い倒れ

2008年01月11日 | 旅行
1月10日(木)晴れ時々豪雨(シンガポール)

昼頃シンガポールに到着。着陸前に上空から見るシンガポールの姿は、緑の中に高層ビルが林立して、美しい風景だ。相変わらず、空港内は整然として、イミグレーションもカスタム・クリアランスも全く混雑なく、空港まで乗り入れたMRTの駅までスムーズに行くことができた。これぞインターナショナル空港、出発した空港とは大きく違う。

ホテルで待ち合わせて、Gさんの車で、まずはドリアンを食べようと、ブキスに向けて出発した。1kg当たり8S$のドリアンを2個買い、しめて3kg。ふたりで店の横のテーブルを借りて早速味見。果肉が厚く、味が濃く、日本のイオンが時々売っている、未熟な小さなドリアン2980円也とは全く違った果物のようだ。少し食べ過ぎて腹が張ってしまったので、ブキスのマーケットを歩き回った。



夕食前に、マリーン・パレードのショッピング・センターで買い物をしていると、偶然、会社帰りのF君に出会った。10年前の結婚式にも招待してもらった非常に面倒見のいい男だ。しばらく立ち話して、次回、サウジに向かう途中の23日はぜひ夕食を一緒にと約束して別れた。

シーフードセンターは、平日にもかかわらず、到着した7時半にはすでにかなり混んでいた。いつものジャンボではなく、今回はレッドハウスを選び、早速クラブを注文。最初、チリクラブとペッパークラブのどちらにしようかと迷っていたら、「両方食べよう。」とのGさんの一言で即決。手をべとべとに汚しながら、久しぶりのカニの味を堪能した。

Gさんに車でホテルまで送ってもらった後、久しぶりにカッページプラザをのぞいた。10年前によく通ったカラオケ・スナックに久しぶりに立ち寄ると、改装されて、ビリヤードの台まで置いてあり、ちょっと戸惑っていたが、すぐにママさんが飛んできて、「どうしたの、ずいぶん久しぶりね。またシンガポールに帰って来たの!」と覚えていてくれた。10年ぶりだ。従業員もほとんど入れ替わっているが、ママさん以外にも一人だけ懐かしい顔が残っていた。8割くらい埋まった客席は、ほとんど日本人。翌日は夜中のフライトなので、時間の制限はなく、結局1時頃までたっぷり歌って、まるで10年前にタイムスリップしたような気分を味わった。

翌日は、Gさんを昼飯につきあわせて、飲茶を求めてチャイナタウンに出かけた。サウスブリッジロードからスミスロードに入る一角がリノベーションされ、チャイナタウン・フード・ストリートとなっている。この一角にうまい飲茶のレストランがあるという。レストランばかりのフード・センターの中を、Gさんが奥さんに電話で位置を確認しながら、制服が黄色の店を探す。やっと見つけたレストラン「徳宝(Tok Po)」は一品(2~3個入り)S$2~3と安く、二人で10品頼んだら、やっと食べきれるくらいの量だった。

昔チャイナタウンと言えば、ピープルズパーク近辺しか知らなかったので、さすがに地元のGさんに案内してもらうと、細かい発見がある。シンガポールは到る所にショッピングセンターとフード・センターがあり、ショッピングと食べ歩きには事欠かない。

夕食は早めに空港にきて、ターミナル2の従業員用のフードコートへ。シンガポール各地のホッカーセンターを集めた穴場で、10年ぶりのチャー・クエチャオを堪能した。たったS$3で、空港職員はこれから25%割引されるという。

今回は、Gさんのおかげで、短期間にシンガポール食い倒れを経験することができた。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿