アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

海ガメとスズメダイ

2008年06月06日 | 雑感
6月6日(金)快晴

いつものように、夜明けとともに海に出て、一番乗りと思ったら、すぐ後ろから、いつものサウジのカリカリおじさんがやってきた。満潮が8時40分で、水位が高いのを嫌ってか、今日は日本人はひとりもやってこない。背中に朝日を浴びながら釣りを始めるが、夜明けの海の中はまだ暗く、薄気味悪いので、一人でもそばで釣っている方が心強い。

快晴、無風にもかかわらず、適度に波があり、絶好のコンディションと思ったが、先週同様、全く当たりなし。陽が上がってくると、波もなくなり、水面近くにスズメダイが群れている。小魚が、悠々と群れをなしているということは、それを捕食する大型の魚は近くにはいないということだろう。釣り場を移動しようとして、足を滑らせて、顔から海の中に突っ込んだ。泳ぐ格好のため、水に浸かることは問題ないが、新しいリールを水没させてしまった。次回帰国するまで正常に動いてくれることを祈るのみ。

(水面近くのスズメダイの群れ)


コガネアジはあきらめて、餌釣りを始めた。すぐ沖合で、なにかが浮かんでいるので、ゴミでもながれているのかとよく見ると、海ガメが顔を出している。人間と同じように、時々水面に顔を出して、呼吸してから(?)頭を沈める。ウミガメも呼吸するのだろうか。ひょっとして釣れないかと、餌釣りのハリスを近くまで投げ込んでみたが、無視された。しばらく水面近くを泳いでいたが、いつの間にか消えていった。

サウジのカリカリおじさんが近くに来て釣り始め、型のいいハタを釣り上げたので、「大きいじゃないですか。」と声をかけると、「こんなん、ちっちゃいですよ。」と謙そんする。手釣りなのに器用なものだ。その時、こちらは、食いついた魚に根に逃げ込まれ、悪戦苦闘していたが、ようやく根を出て、本当に小さいユカタハタが上がってきた。

結局、今日の釣果はベラ一枚とユカタハタ2枚だけ。5本用意した針がなくなる前に餌がなくなったので終了。名残惜しげに、最後にルアーを数回投げたが、すでに潮どまりの時間、無理をせずに引き上げることにした。

(本日の釣果)


ベラは美味くないので捨てて、ハタだけ3枚におろし、玉ねぎと一緒に軽く炒めてラーメンに乗せる。インスタントラーメンに少しタンパク質を追加して、今日の昼食。アジの釣れなかった金曜日の夜は、日本食レストランでひとり残念会。





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