12月23日(金)
12時に、職場の秘書たちが集合をかけたので行ってみると、ケーキとシャンペンを用意している。今日はクリスマスの祝いだと、1時間程度飲んで話して、日本の年末の茶話会のような雰囲気。その後、昼食に出かけて帰ってみると、事務所にはほとんど人がいない。何と、半ドンで、今日から長いクリスマス休暇に入るようだ。仕事をしているのは我々日本人だけ。
我がプロジェクトチームのPM(プロジェクトマネジャー)クリスから、職場のメンバーにクリスマスパーティーの招待状が届いた。自分のアパートを開放するので、7時半から深夜までの間、好きな時に来て、音楽とシャンペンと軽食を楽しんでくれとのこと。日本人メンバー全員で、巻き寿司を手土産に参加した。
アパートは、落ち着いたホテルのようなビルで、セキュリティーに招待状を見せて、エレベータに案内されたが、エレベータのドアが開くと、そこがフラットの玄関になっており、内部は壁一面の本棚、リビングのシャンデリア、通路の壁にかけてある絵画などなど、我々の単なる住むだけのアパートとは様相が違う。家賃を聞くことは出来なかったが、我々のアパートの3倍は下らないだろう。
仕事が終わり、一度帰宅してから駆けつけたので、8時半を回っていたが、既に10人以上の先客が楽しんでいた。シャンペンを飲みながら軽食をつまんでいると、なんとT社のメンバーも来ている。いつも会社で口論しているメンバーで、近い将来、大きな喧嘩をすることになりそうな相手達だが、クリスは太っ腹なのか、にぶいのか、プロジェクトメンバーだけでなく、こんな連中まで招待したようだ。たまには仕事抜きで和やかに話すのもいいかもしれない。
(アルバイトのカルテットとジャズシンガー)
それにしても、このようなパーティーに参加したのは初めてなので、日本人との生活習慣の違いに驚かされた。プロではなさそうだが、カルテットとジャズシンガーの生演奏があり、ケイタリングサービスで、台所で料理を作りながら二人の給仕が飲み物、食べ物を運んでくる。家主のクリス夫妻は、お客と歓談し、食事などの世話をすることは無く、いっしょに楽しんでいる。
(中央は秘書のNela)
クリスマスなので、生演奏に合わせて、皆でクリスマスソングを歌ったり、演奏メンバーが帰った後は、レコードの曲に合わせてダンスをしたりと、久しぶりに楽しんだ。お客の中には、4日前に生まれたばかりの子供をつれたショーン夫妻も来ていた。デブのデイブは歌のうまい奥さんを自慢している。ホルヘは相変わらず、ホールの真中で踊って皆を楽しませているし、秘書のアナはドレスアップして、いつもより美人に見える。仕事ではあまり相性の良くないT社のパブロは、ガールフレンドを連れてきて紹介してくれた。まだ結婚していないようだ。ただ、A社のアラブ人メンバーは誰も来ていない。やはり、クリスマスという、キリスト教のお祝いに、モスリムは抵抗があるのだろう。
11頃から、帰る客が少しずつでてきて、日本人メンバーも12時過ぎに皆帰ってしまった。楽しみすぎて、帰るタイミングを失ってしまい、結局最後まで付き合って、グラハムと、デイブ夫妻と、クリスの奥さんの友人らしい女性と、家主を含めて7人になった。ピーク時は40人はいただろう。そろそろ帰ろうと思っていたら、先に帰ったはずのS君とM君がひょっこり現れ、近所で飲んでいたとのことで、30分程度いて、2時前にやっとお開きとなった。
(左からMonicaの旦那、Document ControlのMonica、秘書のAna)
準備と食事、音楽と結構お金がかかったと思うが、住居も含めて、このような生活は日本ではほとんど考えられない。欧米人は、生活を楽しむ方法を知っているとつくづく感じる。日本では会社と自宅の往復だけで、会社が儲けて、国が儲けても、個人の生活がこのようなレベルにあがることはほとんど期待できない。海外赴任といえば単身赴任が当たり前の日本人にはこんな生活に触れるのは毒かもしれない。
12時に、職場の秘書たちが集合をかけたので行ってみると、ケーキとシャンペンを用意している。今日はクリスマスの祝いだと、1時間程度飲んで話して、日本の年末の茶話会のような雰囲気。その後、昼食に出かけて帰ってみると、事務所にはほとんど人がいない。何と、半ドンで、今日から長いクリスマス休暇に入るようだ。仕事をしているのは我々日本人だけ。
我がプロジェクトチームのPM(プロジェクトマネジャー)クリスから、職場のメンバーにクリスマスパーティーの招待状が届いた。自分のアパートを開放するので、7時半から深夜までの間、好きな時に来て、音楽とシャンペンと軽食を楽しんでくれとのこと。日本人メンバー全員で、巻き寿司を手土産に参加した。
アパートは、落ち着いたホテルのようなビルで、セキュリティーに招待状を見せて、エレベータに案内されたが、エレベータのドアが開くと、そこがフラットの玄関になっており、内部は壁一面の本棚、リビングのシャンデリア、通路の壁にかけてある絵画などなど、我々の単なる住むだけのアパートとは様相が違う。家賃を聞くことは出来なかったが、我々のアパートの3倍は下らないだろう。
仕事が終わり、一度帰宅してから駆けつけたので、8時半を回っていたが、既に10人以上の先客が楽しんでいた。シャンペンを飲みながら軽食をつまんでいると、なんとT社のメンバーも来ている。いつも会社で口論しているメンバーで、近い将来、大きな喧嘩をすることになりそうな相手達だが、クリスは太っ腹なのか、にぶいのか、プロジェクトメンバーだけでなく、こんな連中まで招待したようだ。たまには仕事抜きで和やかに話すのもいいかもしれない。
(アルバイトのカルテットとジャズシンガー)
それにしても、このようなパーティーに参加したのは初めてなので、日本人との生活習慣の違いに驚かされた。プロではなさそうだが、カルテットとジャズシンガーの生演奏があり、ケイタリングサービスで、台所で料理を作りながら二人の給仕が飲み物、食べ物を運んでくる。家主のクリス夫妻は、お客と歓談し、食事などの世話をすることは無く、いっしょに楽しんでいる。
(中央は秘書のNela)
クリスマスなので、生演奏に合わせて、皆でクリスマスソングを歌ったり、演奏メンバーが帰った後は、レコードの曲に合わせてダンスをしたりと、久しぶりに楽しんだ。お客の中には、4日前に生まれたばかりの子供をつれたショーン夫妻も来ていた。デブのデイブは歌のうまい奥さんを自慢している。ホルヘは相変わらず、ホールの真中で踊って皆を楽しませているし、秘書のアナはドレスアップして、いつもより美人に見える。仕事ではあまり相性の良くないT社のパブロは、ガールフレンドを連れてきて紹介してくれた。まだ結婚していないようだ。ただ、A社のアラブ人メンバーは誰も来ていない。やはり、クリスマスという、キリスト教のお祝いに、モスリムは抵抗があるのだろう。
11頃から、帰る客が少しずつでてきて、日本人メンバーも12時過ぎに皆帰ってしまった。楽しみすぎて、帰るタイミングを失ってしまい、結局最後まで付き合って、グラハムと、デイブ夫妻と、クリスの奥さんの友人らしい女性と、家主を含めて7人になった。ピーク時は40人はいただろう。そろそろ帰ろうと思っていたら、先に帰ったはずのS君とM君がひょっこり現れ、近所で飲んでいたとのことで、30分程度いて、2時前にやっとお開きとなった。
(左からMonicaの旦那、Document ControlのMonica、秘書のAna)
準備と食事、音楽と結構お金がかかったと思うが、住居も含めて、このような生活は日本ではほとんど考えられない。欧米人は、生活を楽しむ方法を知っているとつくづく感じる。日本では会社と自宅の往復だけで、会社が儲けて、国が儲けても、個人の生活がこのようなレベルにあがることはほとんど期待できない。海外赴任といえば単身赴任が当たり前の日本人にはこんな生活に触れるのは毒かもしれない。
驚くなかれ、たったUS$2300、我が家の2倍弱。街の中心部に近く、古いアパートとはいえ、掘り出し物です。