アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

ポーランドの旅(その4 6月出張)

2020年06月07日 | 旅行
EURO2012
2012年06月06日 12時54分17秒 投稿

2012年6月4日(月)
今回も羽田経由で、フランクフルトで時間待ち。
5時間余りあるので、前回までは、街に出たり、空港内のレストランを散策していたが、もう飽きたので、そのままポーランド行の待合室に向かった。外に出ないにもかかわらず、やはり一度空港内のセキュリティーチェックを受ける。

インターネットが接続できないか試してみたら、空港内の30分無料のWi-Fiが見つかった。メールで申し込むと、パスワードが携帯電話にメールで返送され、その数字を入力したら簡単につながった。これでしばらく、会社のメールをチェックしていたら、時間をつぶすことができる。

ポーランド行は、いつも小さな64人乗りのプロペラ機なので、待合室も閑散としている。周りから聞こえてくるのは、英語、ドイツ語、ポーランド語と思っていたら、日本語が聞こえてきた。スーツ姿の二人連れ。たぶん、現地の駐在員だろう。日本人はどこにでもいる。

出発時刻になり、空港内をバスで移動していると、ルフトハンザのエアバスA380の横を通った。隣のジャンボ機が小さく見える。総2階建の飛行機は、いかにも重たそうに見える。

そして、ポーランド行の飛行機に到着すると、バスに同乗していた小さな女の子が「ちっちゃ~い!」と一言。同感。

ポーランドに到着すると、いつものタクシー運転手が待っていた。これまでは、名前を書いた札を持っていたが、もう何回も来ているので、顔を覚えており、手を振って迎えてくれた。

空港からアパートまで30分足らず。新設された高速道路を走っていると、空港近くの道路の横に、大きなドーム状の球技場。サッカースタジアムだ。8日に開催される、4年に一度のユーロ2012、このサッカーの試合は、ヨーロッパではオリンピックより過熱している。  今年は、ポーランドが開催国のひとつなので、W市にも高速道路、スタジアムが新設された。

道路をすれ違う車が、時々白と赤の2色の旗を窓から出している。あとで、スーパーマーケットをのぞいたらポーランド国旗やグッズが、ユーロ2012用に売り出されていた。一方、その過熱ぶりに嫌気がさして、「FU○○ EURO2012」と書かれたシールが、街の交通標識に張り付いていた。

当方、サッカーにはあまり興味がなので、帰国する8日に、飛行場が混雑しないことを祈るのみ。


白夜の世界
2012年06月08日 04時54分02秒

6月7日(木)
今日は暖かくなった。
最終日は、Polandの休日。さっさと日本に帰りたいが、変更のきかない格安エコノミーなので、出張の整理。

ところが、会社から借りているモバイルコンピュータは、アパートではインターネットは接続できるが、会社のコンピュータには接続できない。脆弱なソフトの不備だろう。そこで、無理やり仕事を作って、会社の事務所に出かけた。ここでは、なぜか一発で接続完了。

明日は帰国なので、夕食は、Tさんに付き合ってもらった。
またまた韓国レストラン「DAREA」、さすがにメニューも飽きてきたが、選択の余地が少ないので仕方ない。

夕食後、午後8時半のオールドタウンの広場の風景。9時過ぎないと、日が沈まない。ここは北緯51度、北海道の北端よりさらに北に位置する。白夜とは言わないが、9時に日が沈み、朝3時には明るくなる。冬が長い当地では、暖かくなると、深夜まで広場に出て飲んだり、食事をしたりして楽しんでいる。


食事をしながら、先月からすでに駐在しているTさんから愚痴を聞いた。
最近、ポーランド現地人の採用が進み、事務所の雰囲気が変わっている。

隣の男は、リンゴをかじりながら仕事をしていると言ったら、職場規律を文書ですでに発行しているという。女性は、深いVネック禁止。豊かな胸のおっぱいが半分見えるような服装は、目のやり場に困る。日本人には、体型的にできない芸当だ。

日本人も、途中入社の寄せ集めで、なかなか共通の意識を持つのが難しいらしい。
当方は、月に一週間だけの出張のため、あまり気にはならないが、食事の不味さ、交通の不便さ、夕食外食の面倒くささ。やはり赴任生活は大変だ。


陣取り合戦
2012年06月09日 08時27分50秒

6月8日(金)
やっと帰国。やはり出張は一週間で十分だ。自炊のアパート生活は疲れる。

前回から、羽田発のANAを利用している。フランクフルトで飛行機に乗り込むと、CAも乗客もほとんどが日本人なので、何となく、もう日本に帰ったような気分になり安心する。

前回の羽田発の便と同じく、中央4席の両端に日本人一人ずつで、真ん中2席が空いていた。中央のひじ掛けをどちらが占領するかで、安眠できるかどうかの分かれ目になる。

前回は、気がついた時、左端に座ったおばさんが、既に中央のひじ掛けに頭を乗せて、長々と横になっていた。おかげで、ほとんどリクライニングのないエコノミー座席で、眠れない夜を過ごす羽目になった。

ところが、今回も、左端の席に陣取った男性が、素早く中央側の席に移動して、早々と中央のひじ掛けを占領してしまった。今回も「負けた!」と思ったが、映画を一本見たあと横を見ると、その男性は座ったまま寝ている。空座席の利用の仕方を知らないようだ。
しめしめと、中央のひじ掛けに枕を乗せて、2シート分に身体を横にして、寝ることができた。何となく後ろめたさを感じながらも無理やり目をつぶって眠ろうとした。ほとんど睡眠を取れた実感はないが、4時間足らずで起き上がり一仕事。

隣を見ると、その男性が今度は中央のひじ掛けに枕を置いて横になっていた。これでフェアーだろう。

エコノミー座席の陣取り合戦でした。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿