台風接近
2012年09月30日 11時38分28秒
9月30日(日)
今日から出張。
台風17号が接近しています。
夕方松山空港出発時は、たぶん和歌山の南でしょう。
深夜、羽田を出発するときは、ひょっとして関東に上陸しているかも。
飛行機は台風には勝てないので、予定が立ちません。
今回は、3週間、出足から波乱含みです。
一日半遅れ
2012年10月01日 15時54分02秒
10月1日(月)
一日遅れで、今、松山空港です。
今夜は成田のホテルに泊まり、明日の午前中出発の便のため、到着が当初計画の1日半遅れです。 なんとか月例会議には間に合いました。
朝一番で、旅行会社に電話して、成田便を取ってもらいました。
やはり、羽田便は交通の便がいいのか、空席がなく、成田まで足を延ばすことになりました。 接続の便が悪いので、東京で一泊です。
しかし、成田のANA Crown Plaza Hotelは、思ったよりも安く、朝食つきで11,000円です。予算内で行けそうです。
格安エコノミーで、しかも、出発したあとの便変更なので、会社払いとは言え、予約切符が無駄になるのではと心配しましたが、台風のような天災で欠航になった場合は、一回は変更がきくようです。
あと30分で出発です。
ANA Hotel 成田
2012年10月02日 07時56分36秒
10月2日(火)
10階の窓から、高速道路と成田空港が臨める。 ここは、ANA Crown Plaza Hotel成田のプライオリティクラブのダブルベッドルーム。
海外でホテルにチェックインするとき、パスポートを見せる。
ここは日本、ANAホテルなので、ANA スーパーフライヤーズカードを出してみた。
「スーパーフライヤーズのお客様は、朝食付きで、割引料金でご案内しております。お部屋も、シングルのご予約でしたが、少し広いダブルの部屋をご用意させていただきます。」とVIP扱い。夕食のフリードリンクも付けてくれた。 スーパーフライヤーズカード、なかなかやるもんだ。
今朝は、朝食バイキング。
ごはんとみそ汁でもと思っていたら、炊飯器の横に、「モーニングカレー」とあり、思わずニヤリ。朝からカレー? 誰も手をつけていない。
テーブル左隣の西洋人のおじいさんと、右隣の中国人の若い女性二人連れが、変なものを食べているなといった顔つきで、チラリと見る。 日本人にしかわからない味だ、文句あるか!
ヨーロッパ行きの途中下車だが、成田のANAホテルは悪くない。
フランクフルト到着
2012年10月03日 01時19分07秒
10月2日(火)18:00
フランクフルト到着。
今回、片道だけ最後のアップグレード。 成田便はわりと空席が多かった。
マイレージが残り少なく、当分、アップグレードもできない。
成田便はB777だったが、羽田発の最新型B787とビジネスの座席は同じで、トイレもウォシュレット、最後のビジネスシートを楽しんだ。
食後ひと眠りして、文庫本の続きを読もうとしたら、本が行方不明。
日本人CAは親切です。ライトを持ってきて、座席の隅々を探し回って、シートの奥に隠れていた本をひっかき棒を持ってきて取り出してくれました。
食べて寝て、食べて寝て、日本食、山菜そば、洋食と3食を平らげ、現在、フランクフルトのビジネスラウンジで、何も食べる気になれません。あとは、ゆっくり胃を休めて、明日に備えましょう。
ビジネスラウンジの受付のインド人のおじさんが、「なぜあっちのファーストクラスのラウンジに行かないんだ。」と聞くので、「こっちのほうがいいんだ。」と答えておきました。 そう、スターアライアンスのGOLGカードは、ファーストラウンジも利用できるのです。 しかし、フランクフルトのラウンジは、ビジネスクラスのほうが広くて、ゆったりしています。
あと1時間で搭乗開始です
恐怖の市中ドライブ
2012年10月07日 00時01分01秒
10月6日(土)
やっと、休日。
昨日は、初めての会社行事でバーベキュー。 皆、新規採用したメンバーばかりなので、顔つなぎの行事。 しかし、天候不順で、前日の夜は竜巻と、ヒョウに見舞われたりして、ホテルのガーデンは寒く、あやうく風邪をひくところだった。
会社から、通勤用に車を貸してもらっているが、会社と近所のショッピングセンターまでの精々10分程度の範囲しか走ったことがない。 70km/h制限の一般道路は、四国の高速道路並みのスピードで車が走っているので、すこし怖くもある。
しかし、アパートで文庫本を読みながら引き籠っているのも芸がないので、市内にある大型ショッピングセンターまで行ってみることにした。 バスとトラムを利用することもできるが、若いころのような冒険心も希薄になり、知らないシステムのバスの切符を買うのもおっくうに感じる。
そこで、車のナビを利用してドライブに挑戦した。
幸い、ナビはポーランド語ではないので、何とかなりそう。
「ターンライト、ナウ」(右折してください、今!)というので、「よっしゃ!」とすぐ右に曲がったら、早速間違っていた。正しい道は、50m程度先の交差点だった。「ナウ!」というのが曲者だ。タイミングがよくわからない。
時には、右折レーンに入ってしまって、「3km程度まっすぐ行ってください。」を右折せざるを得なかったり、緊張の連続。 途中で、緊張で胸が苦しくなってきた。それでも、道を間違えても、ナビは新しいルートを探してくれるので、何とか20分程度で目的地のショピングセンター「マグノリアパーク」に到着した。
別に大した買い物はないが、運動不足なので、ショッピングセンターの隅から隅まで歩きまわって、最後に大型スーパーで少し買い物をした。
帰りは、別ルートを選んで、少しナビの癖にもなれてきたので、市内をドライブする気分で運転していたら、「ターンレフト、ナウ!」(左折してください)の道が、警察の交通規制で塞がれていた。 見ると、デモ行進をしているようだ。 仕方なく、まっすぐ進み、別のルートをナビに指示してもらい、無事アパートまで帰ってきた。
(デモ行進の様子)

これで市中運転にも自信がついたので、次は少し郊外にでも足を延ばしてみるか。
ひまだ ひまだ
2012年10月11日 02時58分42秒
10月10日(水)
出張3週間のなか日。
仕事は別にして、アパート生活が、ひまだ~!
テレビはポーランド語だけなので見ないし
帰宅したら、インターネットを見るか、iPodで音楽を聴くくらいしかない
人数が多くなったので、夕食に街に出ることもほとんどなくなった
5時に起きて洗濯と弁当を作ることしかすることがない
相変わらず、ひとりだけ弁当持参
すっかり卵焼きは上達したが、あとは日本から持ち込んだ食材での自炊だけ
もっと文庫本を持ってきたらよかった
ダブル・ファンタジーはすごかった。
ひまだ~~
ボレスワビエツ散策
2012年10月14日 01時19分42秒
10月13日(土)
今日は、同僚が、焼き物に興味があるというので、ブロツワフから西に約140kmの陶器で有名らしい、ボレスワビエツにドライブすることにしました。 同行は、言い出しっぺのS君と、今日は仕事がなかったK君。
まずは、火曜日にブラジル対日本のサッカーの試合があるので、その市民球場の下見。 しかし、車のナビの性能が悪く、うまく誘導してくれない。
そこで、隣に座ったS君が、iPone のナビを使って誘導してくれた。 これでは、ひとりではどうしようもない。
ポーランドの高速道路も、フリーウェイで料金所なし。
制限時速は、時々110kmの表示があるが、その他は表示がない。
会社のOさんによると、ドイツは無制限だが、ポーランドは140kmとのこと。
巡航速度110~120kmで、渋滞もなく、まわりの風景は、北海道の美瑛のような広々とした農地。
時々追い越し車線に回って140kmくらいで走っていても、後ろから車がぴたりとついて、邪魔者扱いされる。
ヨーロッパは、車の性能を十分に試せる世界のようだ。
一時間余りで、無事目的地に到着。 まずは陶器博物館に向かう。
大都会のブロツワフと違い、小さな田舎町なので、路上駐車のスペースをすぐ見つけることができた。
そこから歩いて博物館を探すが、それらしい建物がない。
やっと見つけた民家のような建物に入ると、人がいない。
無料かと思い、とりあえずなかを見学。
たしかに陶器は展示しているが、狭い。
ひとつの部屋を見学して出ると、おばさんが「英語は話せるか?」と身振り手振りで聞くので、「はい」答えると、上の階行けという。 3階に上がると、スクリーンで、街の陶器の歴史を説明していた。なるほど、英語版の説明か!
もう一度下に降り、土産物売り場をのぞいて、こんなものかと出ようとすると、さきほどのおばさんが、入場料を払えという。 4ズヲチ(100円)。 のんびりしたものだ。

そろそろ昼食の時間なので、レストランを探すが、それらしい所がない。
街の中央広場に出て、催し物らしきものをしていた若い女の子にレストランが近くにないか聞いてみた。
若い子なら、英語は通じるだろう。しかし、甘かった。
「何を言っているのかわかりません。」と英語で答えてくれた。
それでも、周りの人に聞いてくれ、「レストランは、あそこにあるよ!」と近くのおっさんが、中央広場の一角を指さして教えてくれた。
今日のお勧めメニューは、ジュレック(ポーランドの庶民スープ)とポーク。ポテトは残した。味が合わない。
腹が減っていたら食べれる程度、決しておいしいと言えない、ポーランド料理。

ガイドブックによると、陶器博物館以外に、歴史博物館があるらしい。
早速、腹ごなしに行ってみた。街全体が歩いて回れるくらいに小さい。
しかし、歴史博物館の一階は、現代アート展。何だこれはと言った展示物ばかり。
誰もお客がおらず、留守番の女性が、我々のために電気をつけてくれた。
ここも4ズヲチ。

さて、最後は土産物を見つけようと、街外れの工場兼販売所に向かった。
街の北側に、多くの陶器製造所と販売所が軒を連ねている。

そのうちの数軒を回って、少し土産物を買った。
駐在員だろう、日本人が奥さん連れで、籠にいっぱいの陶器を買っていた。
こちらは、スーツケースに入れて、無事日本まで到着するかわからないので、奇麗な模様の陶器に心を動かされたが、タオルで包んで割れない程度のものを購入。
帰りはS君に運転してもらい、無事帰ってくることができた。
ナビさえ働けば、車での行動範囲が広がる。
次は、東へ200kmのポーランドの古都クラクフに行ってみたいが、次週の週末は帰国なので、もう機会はないかも知れない。
(後日談:2020年6月10日)
いまでも、毎朝、ここで買ったコーヒーカップを使っています。
デザインも、品質も満足です。
日本惨敗 ブロツワフスタジアム
2012年10月17日 03時50分10秒
10月16日(火)
なぜか、サッカーのチケットが手に入った。
日本でも、サッカーはテレビでしか見たことがないし、たいして興味もなかったが、皆が行くというので、行ってみることにした。
よりによって、この2週間余りの滞在で、初めての昼間の雨。
濡れてまで見たくないなと思っていたら、会社のピヨトル君が、「大丈夫です。新しい球場は屋根がありますから。こんな日は屋根が閉じます。」と達者な日本語で言うので、信用して行ったら、嘘だった。
40分前にスタジアムに着いたら、高速道路の降り口からスタジアムの入り口まで渋滞。それでも、キックオフの5分前に駐車場に到着。間に合ったと思ったが甘かった。
駐車場の出口が、人間の渋滞。なかなか前に進まなかったら、そのうちスタジアムの中からワーと歓声が上がった。試合が始まったようだ。
少し遅れて入ったら、前のほうの結構いい席で、149ズヲチ(約3700円)
試合は・・・・
惨敗。4対0
試合が始まってまもなく、奇麗なミドルシュートを決められ、次はペナルティーキックを軽々と決められ、3点目は、なにかわからないうちに点が入っていた。4点目は忘れた。
ブラジルはパスが正確で、早い。
それに比べて、日本のディフェンスの弱いこと。
軽々と突破されて、シュートを打たれる。4点ですんだのが幸いだった。
応援は圧倒的にブラジルが多い。
いいプレーが出るたびに大騒ぎ。
日本の応援団で、太鼓を持ち込んだ連中がいた。
「にっぽん!」「ドンドンドン(太鼓の音)」とやられると、うるさくて、応援に集中できない。自分たちだけで、勝手に楽しんでいるが、いい迷惑だ。
同じ日本人が思っているのだから、周りの人は、もっとうるさく思っているだろう。
やはり、先週のフランス戦の勝利はまぐれだ。
ブラジルとは格が違う。
4点も得点が入ったので、90分がやけに短く感じた。
途中からは、日本を応援するより、ブラジルのパス回しの速さに見入っていた。
(後日談:このとき活躍したネイマールが、このあと、ブラジルのエースになっていました。)
帰りはさらに大渋滞。
球場は満員ではなかったが、それでも一斉に駐車場から出ようとする車で、一向に動かず、すぐ横の高速道路に乗ったのが、試合後1時間15分たっていた。
試合中は雨は小降りで、スタジアムの庇で、濡れることはなかったのがラッキーだった。ポーランドに来て、初めて楽しめた感覚を味わった。
やっと帰国 またまたトラブル
2012年10月21日 08時39分13秒
10月20日(土)
3週間ぶりの帰国。
やっとPolandを出発できると思ったが、朝から霧が晴れず、飛行機がなかなか出発しない。 以前、2時間遅れで、接続の羽田行きの便に乗れず、名古屋の中部空港経由で帰ったことがある。今回も同じか??
結局、飛行機が出発したのは1時間半遅れ。
ぎりぎり間に合うかと期待したが、フランクフルトに到着したのは、乗り継ぎ便出発予定時間の5分後。プロペラ機から空港待合室に向かうバスの中では、完全にあきらめていた。 たぶん、ANAの係員が待ってくれており、便変更の手続きをしてくれるだろう。
バスが到着すると、予想通りANAの係員が待ってくれていた。
しかし「飛行機にご案内します。ついて来てください。」
ラッキー、予定の便に乗れるらしい。
係員の女性は、ラテン系。空港内の通路を、B48ゲートに向かって走り出した。
大きなお尻で走るので、ついついお尻を見ながら追いかけることになった。
パスポートコントロールでは、急ぎだと割り込みをしてもらい、今回ばかりは、ドイツの係官がすぐに通してくれた。
パスポートコントロールの出口には、また別の女性係員が控えていた。
また、前を走り出したが、速い。 荷物とは言え、軽い手荷物だけなので苦にはならないが、走るのについていけない。
息を切らしながらゲートに到着すると、飛行機が待ってくれていた。
バスの到着から、たった5分で搭乗。
無事、予定の飛行機で帰国の途に就いた。
翌朝、羽田で荷物の到着を待っていると、また名前のカードを持って係員が近付いてきた。 「荷物は、明日の同じ便で到着します。手続きをお願いします。」
密かに予想はしていた。
人間は5分で乗り換えできたが、たぶん荷物の乗り換えは難しいのでは…
結局、荷物は翌日到着し、宅急便で自宅に届くのは翌々日。
でも、自分だけでも先に帰れたことを良しとしよう。
今回は、出発便は台風でキャンセルになり、一日遅れたし、帰りはこの調子で、ついていない。次回からの出張は、現地でチケットを購入するらしい。ますます、やりにくくなる。
(続く)
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