アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

ジェッダ ショッピング事情

2007年01月19日 | 雑感
1月18日(木)

ラービグでの勤務は、木金が休日、日本の土日にあたる。
しかし、木曜日は多くのメンバーが出勤している。あるマネージャーが、木曜は原則出勤日だと宣言したが、冗談じゃない。我が社のメンバーはまじめな人間が多いので、仕事が忙しければ言われなくても出勤する。むしろ、こんなプロジェクトで精神面の健康を配慮すれば、「無理をするな。」ブレーキをかけるのがマネージャーの仕事だろう。

最初の木曜日なので、8時のバスで出勤し、2時のバスで帰ってきた。3時から、ジェッダ行きの無料バスが定期的に運行されている。木曜日は半ドンにして、午後は買い物に出かけ、金曜日の安息日はゆっくり家で休養する、これが現地滞在の長いメンバーの生活パターンだそうだ。しかし、それでも「疲れた・・・。」と言うのが本音らしい。

今日は、2台のマイクロバスに分乗して、20人程度のメンバーが買い物に出かけた。日本人だけでなく、コミュニティーの住人対象なので、今日の乗客の3割程度はサウジのメンバーらしき人たち。西洋人は顔を見せていない。夫婦で参加している人もいる。

コミュニティーを出たバスは、ちょうど2時間でジェッダの中心部にあるIKEAに到着。初めてのため、同乗のMさんの案内で、まずは電気屋に向かった。IKEAの道路を隔てた向かいに、大きなショッピングセンターがある。

中に入って、これまでの予想が大きく外れた。規模の大きさは、日本を出る直前に行った東京豊洲の「ららぽーと」以上と思える。しかも品揃えの豊富さは、ブエノスアイレスのショッピングセンターの比ではない。何でもある。ついでにスポーツ店にも立ち寄り、テニス用具、ダイビング用具を物色、日本からわざわざ重い荷物を持ってくる必要はなかったようだ。

現地の女性は、家に引きこもっているのかと思ったら、とんでもない。世界中、女性はショッピングが好きなのは共通のようだ。服装は例によって、黒一色の、目の部分だけ開けたスタイルだが、夫婦、子供連れの女性が多い。中には、顔を開けた女性もいる。西洋人の女性は、服装は黒一色で同じだが、首から上は出している。世界の有名ブランドの表示と、高級品の品揃えが多い。

ここで1時間程度品物を確認した後、4人でタクシーに乗り、海岸通りのレストランへ。ほかの3人は、4ヶ月~1年余りの現地滞在で、ジェッダの地理に少し詳しくなっているので、彼らの計画に急遽便乗させてもらった。前回の出張で宿泊したヒルトンホテルの少し北側、シェラトンホテルの近くに、海上コテージ風のシーフードレストランがある。夜8時からビュッフェが始まるようだが、6時半ごろ到着したので、我々4人だけでレストランを占有するかたちになった。窓をあけると、床の下は遠浅のサンゴ礁で、冬場の海は少し風があり波立っているが、涼風が気持ちいい。ちょうどいい季節だ。一人140SR(約4500円)程度で、満足のいく味と量だった。次回は、一泊で来て、ビュッフェを楽しむのもいい。

そのあと、連絡バスの最終待合場所の、別のショッピングセンターにタクシーで帰り、他のメンバーと合流した。バスは、時間を決めて2箇所のショッピングセンターを回るので、到着から出発までの4時間を自由に使える。各人、大きな買い物の荷物をかかえて乗り込み、9時に出発。夜11時にコミュニティーに帰ってきた。マイクロバスのシートの背が低いので、高速で2時間の旅は疲れたが、何でも手に入るショッピング事情がわかったので、今後の楽しみが増えた。

(レストランの風景)


(トイレ事情)
ショッピングセンターでトイレに入ったら、大きな物を流さずにそのままにしてある。隣に入ったら、便座がこわれてなくなっている。向かいの列のトイレは和風(と言うよりアジア風か。金隠しがない。)で、床が水浸し。結局、最初のトイレに戻って、水を流し、用を足そうとしたら、紙が無い。もう一度ほかのトイレを見ても、トイレットペーパーを取り付ける場所さえない。

シャワーホースだけが横についている。ビデかウォシュレットのように使えばいいのだろうが、せめて濡れたお尻を拭くものは必要だろう。ハンカチで拭くことも考えたが、今回はがまんすることにした。次回からは、紙を持参しよう。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿