アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

1000円ヘアーカット

2006年04月16日 | 雑感
4月16日(日)のち

帰国してあっという間に2週間あまり経った。このところ、東京はぐずついた天気が続いている。ブエノス・アイレスから送った荷物も全て届き、恵比寿の単身寮に落ち着いて一週間たった。近所の地理もやっと少しわかるようになり、今は毎日、池袋の隣駅の大塚にある新しい事務所まで山手線で通っている。小銭が面倒なので、Suicaを使い、すっかり東京のサラリーマンに馴染んでしまった。

先月29日に帰国し10日程度はホテル暮らしだったが、海外と比べ、日本のホテルは居心地が悪い。国内出張では一泊の料金が一定なので高いところに泊まるわけにはいかない。品川プリンスホテルの別館と本館を利用したが、ホテル全体は規模が大きく、朝食を食べるレストランも6箇所のうちから選べるなど、シティーホテルらしい雰囲気はあるものの、部屋は狭く、全くのビジネスホテル。仕事で毎晩遅くなるので、ホテルの施設を楽しむゆとりも無かった。

寮に移ってからのこの一週間も、毎晩遅くなるので、寮の周りを散策する余裕もほとんど無く、今日の日曜日は久しぶりに休んで近所を散策した。散髪をしようと通りの散髪屋をのぞいたが、カット5000円前後もして、さすが東京、物価が高い。前回BsAsで2回目に見つけた散髪屋は10ペソ(400円)だった。日本では望みようもないとあきらめていたら、恵比寿の駅前のとおり沿いに1000円ヘアーカットの看板をみつけた。しかも年中無休と書いてある。

早速試してみた。洗髪、髭剃りなし。ただカットだけ。10分程度で終わった。BsAsとの違いは、あちらでは、カットが終わったら、ドライヤーで丁寧に切った髪の毛を吹き飛ばしてくれたが、日本では真空掃除機のようなもので頭から吸い取ってくれた。ところが、あとで頭を掻いたら、短い髪の毛がいっぱい落ちてきた。これはまずいと、寮の風呂に入り頭を洗った。寮の風呂は24時間利用できる。休日の昼間にひとり風呂につかるのは、温泉にでも来ている気分だ。しかもありがたいことに、洗濯は寮母さんがやってくれる。至れり尽せりだ。

日本に帰り、予想通り仕事は忙しく、BsAsの時のようなプライベートの時間を楽しむゆとりがほとんど無いが、食事は美味く、東京の街はきれいで、第一周りから聞こえてくる言葉が日本語ばかりなのは気分が落ち着く。やはり、BsAsではスペイン語に囲まれて、外に出ると緊張感があったに違いない。

これから半年あまりは東京の生活になると思うが、4月からの新人と同じ初めての東京生活を楽しみたい。


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