HUIS TEN BOSCH (ハウステンボス)
2010年04月25日 02時29分15秒 投稿
2010年4月13日(火)
ン十年ぶりの長崎旅行。
松山空港からアクセスできる福岡空港の駅前で、予約していたプリウスに乗り込む。
前回北海道で乗ったので、要領は分かっている。信号待ちすればエンジンが止まるし、静かで乗り心地がいい。外見は高級感がないが、今どき、800km給油なしで走れるのは魅力だ。
高速に乗る前に、昼食に立ち寄った店の中は、韓国人ばかり。九州が韓国に近いことを改めて感じる。昔、プサンに出張した時、松山空港から福岡まで40分、福岡から釜山までは30分だったのを思い出した。
まずは、初日はハウステンボスへ向かう。初めての九州ドライブで、頼りはカーナビだけ。ところが、目的地に近付くと、「目的地周辺です。」と言うだけで、細かい道案内をしてくれない。間違った小道に入ると黙り込んでしまう。バカナビ、全く役に立たない。
ハウステンボス周辺道路を回りながら、入口がわからず、結局車を止めて、近くの人に道を教えてもらった。
車は共通の駐車場に置き、予約したホテルヨーロッパには、船で向かう。
船から眺める水際の分譲住宅は、数年前に見た、ラプラタ川の三角州の町ティグレ(アルゼンチン)の住宅とよく似た雰囲気がある。
ホテルの桟橋に到着し、そのままチェックイン。
ヨーロッパにあるホテルをそのまま佐世保の大村湾の岸辺に再現した高級感あふれる佇まいで、部屋の広さも、日本のホテルよりも一回り大きい。
しかし、寒い。
日中の温度が10度程度、4月の中旬の気温ではない。
寒さを避けて、ショッピングセンターに入ると、土産物売り場で、各種輸入ビールが陳列してある。部屋で飲もうと、そのうちの一種類を買い込んだ。
夜は、外に出るのも寒いので、ホテルのレストランでフランス料理のフルコース。
前回、沖縄で大失敗したので、今回は、金額は無視して、制服の給仕の勧めるままに、シャンパンから始まり、ワインをボトルでオーダーした。(おかげで、宿泊費よりも高くついた。)
料理は期待以上に美味しく、我が家3人、満足の夕食だったが、やはり根は貧乏人、高いワインを残すのが惜しく、一人でボトル半分を飲んで目が回り、部屋に帰って気が付いたら1時ごろ。服を着たまま深夜までベッドの上で気を失っていた。サウジアラビアでは体験できない。たまにはいいだろう。
ハウステンボスはひとつの町になっており、高級ホテルだけでなく、ショッピングセンターや、分譲住宅、マンションまである。見かけは綺麗な街だが、生活感がない。コンビニもないこんなイミテーションのような町に誰が住みたいと思うだろうか。
ただ、日常を忘れて、高級なヨーロッパのホテルに滞在する感じを体験するだけの場所だ。日帰り観光に訪れてもほとんど意味がない。
明日は長崎。
つづく。
長崎・卓袱料理
2010年04月25日 22時11分38秒
4月14日(水)
今朝も寒い。
バカナビを長崎平和公園にセットしてハウステンボスを出発。
少し遠回りだが、高速に乗れば、一時間足らずで到着すると思っていたが、我がバカナビは、大村湾の西海岸の一般国道を選んでくれた。
西海パールラインを越えて、海岸通りの道は、大村湾に浮かぶ小さな島々を見ながらのドライブで景色がいい。少し時間はかかったが、無事に長崎まで到着した。
坂道の狭い道を、また例によって「目的地周辺です。」と言ったまま黙り込んだバカナビをあてにせず、目の前のタクシーを追いかけながら走っていくと、平和公園に隣接する駐車場に無事到着した。
車を降りると、胡散臭そうなオッサンが近寄ってきたので、駐車場の管理人かなと思ったが、「長崎の観光は大変ですよ。坂道ばかりで駐車場が無いし・・・。観光タクシーが便利ですよ。」とタクシーの運転手につかまってしまった。
比較的リーズナブルな予算だったので、駐車場に車を置いたまま、その観光タクシーのお世話になることにした。
平和公園での説明から始まって、浦上天主堂、原爆平和祈念館、眼鏡橋、グラバー園(昔はグラバー邸と言っていたと思うが・・・)、その途中でべっ甲細工とカステラの販売店に立ち寄り、少し運転手のリベートに奉仕し、昼食をはさんで4時間、効率よく回ることができた。
稲佐山の夜景を薦められたが、あまりにも寒いので、ホテルに行く前に昼間上ってみることにした。山の上まで車で上ることが出来る。時期外れで、ほとんど人がいない。確かに、入り組んだ長崎の海岸線はいい景色だ。
ホテルモントレ長崎に到着し、すぐ近くのオランダ坂を散策。
寒いので、またホテルのレストランで夕食にしようと思ったが、予約でいっぱい。 仕方なく、タクシーの運転手に教えてもらった、卓袱(しっぽく)料理の浜勝(はましょー)に行くことにした。
しっぽく料理は和華蘭料理(わからんりょうり)とも言うらしく、和食と中華と洋食(オランダ料理)がごちゃ混ぜになっているとのこと。しかし、実際は、メインディッシュが中華の豚の角煮で、揚げ物の中身にチーズが入って洋食らしい他は、フルコースの日本料理のように思えた。一人5000円のコースで、食べきれないほどの量があり、最後は団子入りのぜんざいで終了。
翌日は、高速で博多まで帰り、天神の地下街を少し散策。昼食に豚骨ラーメンを食べようと探したが見つけることが出来ず、まちがってビーフンのスープ麺を注文してしまった。
ともかく、無事九州の旅は終了!
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