8月12日(金)
やっと一週間が終わる。
会議続きで、胃の調子が悪い。英語漬けで、緊張が胃に来たのか? いや、連日のステーキの食べすぎだろう。この一週間で1kg程度体重が増加している。
午後になり、メールを開くと、土建のエンジニアのマルコムからメールが入っている。今日会議で説明してくれたレイ(レイモンド)が来週帰国するので、一杯やろうとの誘いだ。今日も、一人で夕食をどうしようかと考えていたので、すぐにOKした。
約束の6時に、道に迷って少し遅れたが、バーにつくと、配管設計のリチャードとマルコム、二人だけが飲んでいる。さっそくビールで乾杯。ブエノス・アイレスのレストランは、8時過ぎないと開かないので、夕方はレストランが開くまでこんなバーで一杯やりながら過ごす、とガイドブックには書いてあるが、日本人だけの場合はあまり縁がない。聞くと、彼らは近くのシェラトンホテルに滞在しているので、これが4回目だとのこと。やはり、イギリス人とは生活のリズムが違うので、こんな連中と付き合うと面白い発見がある。
少し遅れて、レイ(プロセスエンジニア)ともう一人(名前をまだ覚えていない。)が合流し、結局、職場のフロアのメンバーに声をかけて、集まったのは、FW社の4人と日本人ひとりだけ。PMのアメリカ人も、その他、A社のアラブ人連中は参加していない。A社は、FW社を下請けに使っているので、ふだん会社では同じチームだと言っているが、プライベートでは見下しているのか。(たった一回で決め付けるのはよくない。)
集まった連中の話を聞くと、英国の会社なので、ロンドン郊外の小さな町に自宅はあるが、プロジェクト毎に世界中を飛び回っているので、ジプシーみたいな生活だと言う。特に、一番若いマルコムは、家を持っていないので、本当にジプシーだと嘆いていた。
先日レディングにいたとき感じた疑問を直接ぶつけてみた。
「ブエノス・アイレスは、食事は美味いし、女性は美人が多いですね。レディングから来たので、特にそう感じますよ。」
「同感、同感(笑)」
「ところで、イギリスは、食事がまずいのに、何であんなに太った女性が多いのですか?」
「・・・・」
「でも、ロンドンに行くと、スラリとした美人がいましたよ。」
「生活のレベルが低いと、ジャンクフードであんな体型になるんでしょう。ロンドンは、レディングと比べて高給の人が多いから、自分の体型もコントロールできているんでしょう。」
まずい食事を、まずいと思わずたっぷり食べているから太っていると言う、我々日本人の予想とは、少し違った意見でした。
つまみだけで、ビールを飲みながら8時過ぎても動こうとしない。いつもこうなのかと聞くと、今日は金曜日ですよ。と答え、結局10時過ぎまで飲みつづけた。さすがに、英国人と日本人では、アルコールに対する耐性が違うから、こちらは酔っ払って眠くなってきた。
隣で飲んでいた中年の女性が、割り込んできた。英語が上手ですねと誉めると、酔った勢いでなれなれしく話しかけてくる。途中で、リチャード一人にまかせて、4人で話していると、
「今夜、ついて行っていい?」
「何をしたいんだ?」
と話すのが聞こえてくる。予想通り、フッカーだろう。しかし、美人ではあるけれど、40過ぎのおばさんだ。リチャードは、さかんに「クレージーだ。」と言っている。10時を過ぎると、店は満杯で、カウンターに人があふれている。その中に、くだんのクレージー・レディと同類と思える女性が数人いて、お客の顔色をうかがっている。そろそろいい時間だと、やっと腰をあげて店を出た。
リチャードがその後、クレージー・レディとどうなったかは知らないが、年配二人と食事をしようと、目の前のレストランに入った。もう11時ごろになっており、それでもまたステーキ。300g程度あったがやっと2/3平らげた。これでは太ってしまう。
店を出て、二人と別れ、ホテルまで夜の道を20分かけて歩いて帰った。
繁華街では、ストリップショーの呼び込みのおじさんに誘われたりしたが、東京の夜よりは安全だろう。無事ホテルに到着。
面白い金曜日の夜だったが、夜中に飲みすぎで頭痛がした。
やっと一週間が終わる。
会議続きで、胃の調子が悪い。英語漬けで、緊張が胃に来たのか? いや、連日のステーキの食べすぎだろう。この一週間で1kg程度体重が増加している。
午後になり、メールを開くと、土建のエンジニアのマルコムからメールが入っている。今日会議で説明してくれたレイ(レイモンド)が来週帰国するので、一杯やろうとの誘いだ。今日も、一人で夕食をどうしようかと考えていたので、すぐにOKした。
約束の6時に、道に迷って少し遅れたが、バーにつくと、配管設計のリチャードとマルコム、二人だけが飲んでいる。さっそくビールで乾杯。ブエノス・アイレスのレストランは、8時過ぎないと開かないので、夕方はレストランが開くまでこんなバーで一杯やりながら過ごす、とガイドブックには書いてあるが、日本人だけの場合はあまり縁がない。聞くと、彼らは近くのシェラトンホテルに滞在しているので、これが4回目だとのこと。やはり、イギリス人とは生活のリズムが違うので、こんな連中と付き合うと面白い発見がある。
少し遅れて、レイ(プロセスエンジニア)ともう一人(名前をまだ覚えていない。)が合流し、結局、職場のフロアのメンバーに声をかけて、集まったのは、FW社の4人と日本人ひとりだけ。PMのアメリカ人も、その他、A社のアラブ人連中は参加していない。A社は、FW社を下請けに使っているので、ふだん会社では同じチームだと言っているが、プライベートでは見下しているのか。(たった一回で決め付けるのはよくない。)
集まった連中の話を聞くと、英国の会社なので、ロンドン郊外の小さな町に自宅はあるが、プロジェクト毎に世界中を飛び回っているので、ジプシーみたいな生活だと言う。特に、一番若いマルコムは、家を持っていないので、本当にジプシーだと嘆いていた。
先日レディングにいたとき感じた疑問を直接ぶつけてみた。
「ブエノス・アイレスは、食事は美味いし、女性は美人が多いですね。レディングから来たので、特にそう感じますよ。」
「同感、同感(笑)」
「ところで、イギリスは、食事がまずいのに、何であんなに太った女性が多いのですか?」
「・・・・」
「でも、ロンドンに行くと、スラリとした美人がいましたよ。」
「生活のレベルが低いと、ジャンクフードであんな体型になるんでしょう。ロンドンは、レディングと比べて高給の人が多いから、自分の体型もコントロールできているんでしょう。」
まずい食事を、まずいと思わずたっぷり食べているから太っていると言う、我々日本人の予想とは、少し違った意見でした。
つまみだけで、ビールを飲みながら8時過ぎても動こうとしない。いつもこうなのかと聞くと、今日は金曜日ですよ。と答え、結局10時過ぎまで飲みつづけた。さすがに、英国人と日本人では、アルコールに対する耐性が違うから、こちらは酔っ払って眠くなってきた。
隣で飲んでいた中年の女性が、割り込んできた。英語が上手ですねと誉めると、酔った勢いでなれなれしく話しかけてくる。途中で、リチャード一人にまかせて、4人で話していると、
「今夜、ついて行っていい?」
「何をしたいんだ?」
と話すのが聞こえてくる。予想通り、フッカーだろう。しかし、美人ではあるけれど、40過ぎのおばさんだ。リチャードは、さかんに「クレージーだ。」と言っている。10時を過ぎると、店は満杯で、カウンターに人があふれている。その中に、くだんのクレージー・レディと同類と思える女性が数人いて、お客の顔色をうかがっている。そろそろいい時間だと、やっと腰をあげて店を出た。
リチャードがその後、クレージー・レディとどうなったかは知らないが、年配二人と食事をしようと、目の前のレストランに入った。もう11時ごろになっており、それでもまたステーキ。300g程度あったがやっと2/3平らげた。これでは太ってしまう。
店を出て、二人と別れ、ホテルまで夜の道を20分かけて歩いて帰った。
繁華街では、ストリップショーの呼び込みのおじさんに誘われたりしたが、東京の夜よりは安全だろう。無事ホテルに到着。
面白い金曜日の夜だったが、夜中に飲みすぎで頭痛がした。
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