もう相手のことを気にしなくて生活できるようになりました
起こす、着替えさせる、トイレへ連れていく、排便があったか気を配る、
洗面所へ連れていって髪の毛を整え、手を洗い、口を注ぎ、歯を磨き、
顔を洗い、朝食を食べさせる一連の動作が要らなくなりました
最近こそ日曜日を除く朝だけはヘルパーさんに頼んではいるものの
デイサービスに行かない日は一日中面倒を見ていなければなりません
それらから解放されたことになるのです うれしいです
勿論、それらをほかの人に全部頼むのだし、費用は発生します
もうわたしが面倒を見るのは限界だなって思っていましたから
お金がかかるのは仕方ないです
4人部屋です 外が見える奥の方です
外が見えると言っても、施設の別の棟にさえぎられて
民家は見えません
家内に会って「俺がだれだかわかるか?」って言ったら
「わからない」って言われてショックでした
以前は「おとうさん」って言ってたんですよ
急に病状が進んでしまったようです
家内が家に居れば、夜は必ずおかずを作っていたんですが、
相手がいないと、ありあわせのもんで済まそうという気持ちになり、
料理も最低限で済ますようになるかもしれません
今夜は冷蔵庫にまだ食材が残っていたからやりましたけど。
話し相手が欲しいですね
当分、家の中の整理です
良かったけれど、嬉しいような寂しいようなお気持ちでいらっしゃることでしょう。
費用がかかるのは仕方ありませんね。
壮路さんが倒れてしまうよりはいいでしょう。
ゆっくりお好きなことをやれる時間が出来ましたね。
それを楽しんで下さい。
そして出来るだけ奥様に会いに行ってあげて下さい。
きっとお分かりになると思いますよ。
壮路さんのお顔を見れば、奥様も安心されるでしょう
壮路さん、今はお疲れを癒して下さいね。