昨晩石垣島に少し前にできたイタリアンに行ったら、トイレにこんな指名手配犯Wantedのカードが。
別府の事件らしいけど、石垣島に逃げてきているかもということで飲食店とかに置いてあるらしい。
何年も前に千葉大学の学生がイギリス人の女の子殺した事件でも、犯人の子は石垣島かこの周辺のどこかの島に逃げてきていたけど、なんででしょうね。
どうせ捕まるなら最後に楽園みたいなところにいたいと思ったのでしょうか。
違うな。
きっと日本の端っこに行けば、いざとなれば何らかの方法で国外に逃げられるとでも思っていたんでしょうね。ちょっと旅した人間からしてみたら、国境を超えるのが一番大変だし、海を越えて島に渡れば人目にもつくし、袋小路になるから逃げるのには最悪の選択なのは明らかなんだけど。
若い子って素直に育てられてるんでしょうね。「端っこに行けば日本から出られるかもしれない」とか。ジョン万次郎か(笑)。
あと、父親が海の向こうで死んでいろいろ手続きをしに行った経験からすると、人間一人の亡骸をこの世から登録抹消するのって、ほんとに複雑で大変だから、殺人とかほんとにやめた方がいいと思いますよ。肉どころか骨まで全部切り刻んでトイレにきれいさっぱり流して完全犯罪ができるゴルゴ13のような体力と精神力がある人じゃなければ(笑)。
そう言えば、先日テレビをみていたら最近の闇バイトの特集をやっていて、何度も言いますが、頭の悪い若い子がどうなろうと知ったこっちゃないけど(笑)、「一つの現象として」興味深いなと観入ってしまいました。
闇バイトに手を染める子供たちは自分でネット上の広告を検索して応募するらしいのですが、数時間働いて数十万円の報酬なんて求人を信用する方がおかしいという「そもそも論」はまず置いといて、最近は闇バイトのニュースも多いからか、求人の詳細に、
「この求人はホワイト案件です」
って書いてあってそれを読んで安心するらしいです(笑)。
人殺しや詐欺師が「私は人殺し・詐欺師です」って言うわけねーだろ、ばーか(笑)。
さらに採用が進んでくると、だんだん闇バイトだということがわかってくるんだけど、その時点で応募者が消極的な姿勢を見せると、
「万が一捕まりそうになっても全力でサポートするから。」と言われるのだそう。
それで、「そうですか」と納得して闇バイト実行(笑)。
その番組を観ていて、最近の子供たちって親に大切に大切にされて、バカがつくくらい素直なお子さんに育っているんだろうなと。
最近話題になった大都市のなんとかキッズっていう「売春児」も。見ず知らずのオジサンに連れられてホテルに行って、自分が最低限の尊厳をもって扱われると信じているからああいうことが平気でできるんですよね。
きっと素直ないい子で育てられたんでしょうね。
バカで素直。
救いようがない(笑)。
人を疑うことを教えてあげた方がいいのにと思います。
毎度自分の話になりますが(僕のブログなのでご容赦ください。)、僕の母はそういうことも教えてくれたなと、今更ながら感謝ですね。
小学校に上がる直前でしたか、横断歩道の向こう側に母が待っていて、赤信号だったので待っていたのですが、青になったので母の方に渡ったんです。そうしたら、母がすごい剣幕で、
「なんで今通りを渡ってきたの?」
「だって、青信号になったから・・・」
「青信号は見えてた。でも渡る前に左右確認してなかったよね?」
「・・・してない。だけど青信号になったから・・・」
「青信号になったから、反対側は赤だから当然車が止まると思ったのね。でもその車の運転手がオレは信号なんか守らない、っていうおかしな人間だったらどうするの?自分が死ぬんだよ。信号なんかただの補助、完全に信用してはいけません、自分の目で耳で確認したこと以外何も信じないようにしなさい。」
と言われました。少し前にひろゆきが命名した「無敵の人」のことを母はあの頃に言っていたということですね。
今でも横断歩道を渡るときに左右を確認するのはもちろん、左折車が来たら運転手とアイコンタクトが取れるまで絶対に渡り始めませんね(笑)。
子供たちにはもうちょっと疑って自分で確かめる能力を養わせた方がいいと思います。
メディアで見る限りですが、今の若い人の老人バッシングってすごいじゃないですか。あれもね、若い人同士が夜な夜な安い居酒屋でそんな話をして「そうだどそうだ、老害が悪い」って言ってるんでしょう、きっと。
だけど、同じことを言っていても一方の子はとにかく素直だから老害批判がただのカタルシスになっているだけで誰かがなんとかしてくれると思っている。もう片方の子は老害はそこそこ問題だとは思うし同調はするけれども、将来を考えて現状で自分に与えられた条件の中でどう立ち回るかを常に考えている。
数十年後、きっと前者はただの負け犬のまま、後者はそこそこいい暮らしをしているはず。パカっと2種類に別れるでしょう。その時に、前者は今度は老害批判の代わりに同年代の間の貧富の差をあたかも社会問題のように声高に叫ぶんだろうな、って最近想像したりするんです。
バカで素直で他責思考(笑)。
当てはまりそうな子供が身近にいたら教えてあげないとなと思いますね。
正に^^
鉄道では、信号が赤でなくても、遮断機は下りていても、とにかく目視。さらに、それを指差して確認し、右よし、左よしやって、さらにそれを声に出して確認することによって、初めて次の行動に移ります。
鉄言語への翻訳、ありがとうございます。
ほんと、その通りで。我が家の近くではまだ中高生なら昔からあるよなぁとは思うのですが、20~50代のおばちゃんが自転車で後ろからくる車も確認せずにひょいっと道路を横切ったりしますからね。子供を乗せている母親まで。
あいつら、みんな轢き殺されればいいと思って見ています。ああいうのに限って悪運が強くて、ゴキブリみたいに生き残るんですけどね(笑)。