旅が趣味の人間の一定割合は効果的な旅の荷物とは何かという永遠の問いがいつも頭の中にあると思う。
同じ旅好きの人間でもそういうのにはまったく執着がなく、スーパーのレジ袋に着替えだけ入れて飛行機に乗るような人間も友人には本当にいる。彼は僕とは全く違うタイプだ。
僕の日記では今回初めて登場する彼は僕の互助会的な存在で、比較的近くに住んでいるので我が家のカギを預けてある。数年前に自分で救急車を呼んで深夜病院に行ったら即入院となったときも、彼に連絡をして着替えと仕事道具を病院まで持ってきてもらった、心強い存在なのである。
そんな彼とは違って旅の荷物を計画するのが好きな僕。すぐに旅に出られるように、常時スーツケースに一式を入れてリビングの隅に置いてあるのだが、定期的に中身の吟味&整理をする。
が、旅が続くと、だんだんとそのシステムが崩壊してくる。
バブルの頃に流行った「エントロピー増大の法則」である(笑)。法則自体はバブルに関係なくあるものだが、話題にはのぼらなくなりましたね。
で、今朝はその整理をずっとしていた。感想としては「やはりもっと身軽に旅がしたい」。
さらに試行錯誤の日々は続くのである。
冬の北海道・東北シリーズで必ず準備する装備は以下のもの。シーズンの終わりとともに、一度きれいにしてスーツケース内標準装備からは外す。この旅が終わったらそれをやる。
冬が行ってしまう・・・。
まずはこれ。
一部の方には繰り返しになってしまうが、ご容赦いただきたい。
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雪用の滑りにくい靴。北海道・東北(北陸・山陰もだろう)ではこの滑りにくい冬靴のラインナップが非常に豊富で、2月に入るとシーズンオフに向けて値段がだんだんと安くなる。
日本は雪国じゃなくても冬に雪が積もることがあるのでそういう時に一足持っておくと便利だと思う。
すすきの近くのABCマートを昨日覗いたら安くなっていたし、僕が一番よく買うのは中心部からは少し離れたところにあるイオンの靴屋。この写真Colemanの雪靴はイオン桑園店で購入した。これはセール価格で5000円弱ほどだった。
大体3~4年に一回の割合で買い替えるので、そろそろいいものがあればセールで買っておきたいところだが、今年は著名ブランドのモノでもイオンに売っているそれほど知られていないメーカーのモノでも、いいデザインのものが発売されなかった。
著名ブランドで、高いものだとガラス繊維が織り込まれた靴底のモノがあって非常に滑りにくくていいらしいのだが、そういうのは安いもので1万円超、大体は2万円はするのでパス。アウトドアブランドのColumbia(コロンビア)とかMerrell(メレル)のものに多い。
僕が買うのは定価で1万円弱、セールで6000円位になるもの。メーカーだとVansとかこのColemanのものとイオンなどスーパーで売ってる名も知れぬメーカーのものがそれくらいになる。
こだわりはローカットのもの。ブーツタイプのものは暖かくて非常に履き心地がいいのだが、空港のセキュリティで脱いでくださいと言われるのが面倒くさくてローカットの普通のスニーカーぽいものを選ぶ。
去年はVansのローカット雪靴で非常に好きなデザインのものがあったのだが、今のモノがまだ履けるので買いそびれてしまった。今季似たようなものがあればと思ったが、上に書いたように今季は不発。
来年に期待である。
その他に冬に入れておく装備はこれ。
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耳が寒いときのニット帽(どうでもいいうんちくですが、カナダ英語ではニット帽のことを「トゥーク」と言います。カナダ人に言ってあげると驚かれて面白がられて、急速に距離が縮まりますよ。)。これは前にも書いたが、ノルウェイ・オスロの適当な土産物屋で購入。これにもついているが、ノルウェイに限らず北欧諸国の国旗はロゴとしておしゃれ(だと僕は思っている)。
左下は道がガチガチに凍ったときに靴に装着するスパイク。最近はそれほど必要ではない。気候のせいで北海道でもそこまで豪雪になったり凍ったりしないし、自分も慣れてきたので気を付けていれば雪靴だけでなんとか歩けるようになったし。これはモンベルのモノで、その辺に売っている物より頑丈で信頼できる。一昨年経年劣化でゴムが切れたので、これは二代目。僕はこれを持っているだけで心強い。お守り代わりになっています。
右下はスノーボード用の手袋。いつ買ったのか忘れたけど、一度スノーボードに行くことになったときにイオンによく入っているスポーツオーソリティってスポーツ用品店で購入。そこのオリジナルもので、安くて、色も好きだし、もこもこしないのに寒さをしのげるところがお気に入り。
フィンランドの北極圏に行ったときは防寒パンツなども持って行ったが、結局これらの基本セットとお気に入りで冬に常用しているイギリスのBerghausの防寒アウター&リーバイスだけで特に問題なかった。夜のオーロラ鑑賞の時は防寒スーツ&ブーツ借りられるし(マジで借りた方がいい)。
あ、著名アウトドアブランドのジャケットなんかは3月4月あたりのAmazonでかなり値引きして売られるのでそれを狙うのがいい。
愛用のBerghausの防寒アウターは定価だと6~7万円するはずだが、Amazonのセールで17000円ほどで購入できた。
とにかく、その年の最新のモデルが欲しいという方以外は、冬物は2~4月あたりのセールがねらい目なので細めにチェックするのがいいと思う。掘り出し物が見つかることもありますしね。
最後に話題違いますが、一昨日この「町民用 赤ワイン」というのを飲みました。意外にイケました。国産ワインはイマイチという固定概念があるのだが、最近のはどんどん美味しくなっているような気がする。「町民」というのは池田町のことのよう。
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