今朝はジャイアンの話題がニュースの見出しを彩っていた。彼を見るといつも思い出すことがあり、昔の写真を探してみた。
見つけた。2019年4月のことだった。今と違ってANAの特典航空券が少しだけ取りやすく、行きはビジネス、帰りはファーストクラスが取れたので、ニューヨークに行ったのだった。
成田出発は夜。ビジネスクラスの座席に座ったものの離陸までやることもなかったので、自慢メールを飲み友達に送った。
2週間後に帰宅したら、僕が機内からノー天気なメールを送ったまさにその時に、友人がなくなっていたことを知った。長患いの末のことだったが、自宅に帰って大儀そうにソファに座って、そのまま逝ったと聞いた。
薄れゆく意識の中で、最後に僕のメールを読んで「相変わらずアホだな(笑)」とでも思ってくれたのかなと今でも思う。もう誰も行っていないとは思うが、僕は共通の友人と毎年墓参に行っている。今年も命日が近いな。スケジュールしよう。
そうそう、日記タイトルとあのControl Freak大統領で思い出した写真の話が今日の本題だ。
あの日は、自分の買い物をしようと思いティファニーの本店を訪れていた。ティファニーで売っているのは何も宝飾品ばかりではない。上階に行くと女性向け、男性向け、子供向けの商品から、ホームウエアまでいろいろなものが売られている。ほしいものが決まっていれば、銀座のティファニーにも「ごくたまに」在庫を持っていることがあるので、聞いてみると運が良ければ奥から出してきてくれたりする。アクセサリー以外は基本的に店頭には出していないのだ。
売る気があるのかとかそういう問題ではないんだと思う。
しかし、マンハッタンの本店に行けば必ずあるので、ニューヨークに行くと一度は足を運んでほしいものを購入する。
購入するものを決めてお店のおばちゃんに言うと、
「では、こちらでお待ちください、何か飲まれます?」と、ティファニーブルーの紙コップで飲み物を出してくれました。コーヒーとかコーラとか軽いものですけどね。今改めて写真を見たら、向かい側はルイヴィトンですね。
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飲み物を飲みながら、品物を準備してくださるのを待って会計をして店を出た。
その時に(ティファニーの紙袋きれいだからほしいな、女の子の友達に何か上げるときにちょうどいいし)と思ったので、「もしかして、紙の手提げ袋って何枚かもらえたりします?欲しいんで。」とおばちゃんに聞いたら「もちろんでございます~」ってごそっと5枚くらいくれました(笑)。
問題は日本に帰ってきてからだった。その時のレシートを確認したら、あの悪名高いVISAの日本円払いになっていた。
これは(どんな利点があるかは僕にはまだ理解できていないのだが)販売店が独自に為替レートを設定して購入者の居住国の通貨建てで決済ができるシステム。販売店が設定する為替レートには通常かなりの利益が含まれているので、購入者には損になるので、決済は行った先の通貨を絶対に選ぶようにしているのだが、その時は確認されなかった(普通は確認される)。
それで、ダメ元でティファニーに「通貨の選択の確認を一切されなかったので、ドル建て決済に変更してほしい。」とメールしたら、返事が返ってきて、
大体の内容は「大変申し分けございません。先ほどお客様の決済をキャンセルいたしましたのでご安心ください。」と言うものだったので、僕は(えっ?)と思い、
「ありがとうございます。では、改めてドル建てで決済したいので、決済リンクを送ってくれますか?」と聞いたら
「もうお支払いいただく必要はございません。」僕、ちょっと狼狽(笑)。
「・・・じゃ、品物を返品しないといけませんよね?どちらにお送りしたらいいですか?」と僕。するとすぐに返事が返ってきて、
「品物の返品も必要ございません。またのお越しをお待ちしています。」
終了。
太っ腹すぎるぞ、ティファニー!
ということで、総額400ドルほどの買い物が無料になったことがあります(笑)。友人に頼まれた買い物も含んでいたので、結果的にその友人にも経緯を説明して無料で品物を上げたら、「手数料」代わりに食事をおごってもらいました。何も言わずに代金もらってもよかったんだけどね(笑)。
それがタイトルのお話。
で、その時は、ティファニーで買い物もできたし気分が良かったので、マンハッタンを南のほうに歩き始めたらどんどん歩けてしまいあっという間にチェルシーに。気が付くと目の前にGoogleのニューヨークオフィスがありました。
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お上りさんなのでちょっと嬉しくて写真を撮って、さらに南に歩き始めると、こんなカフェがあったので写真を撮ってみました。
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少々見難いですが、虹色フラッグにはドナルドトランプさんも大好きな、
「MAKE AMERICA GAY AGAIN」と(笑)。
あ、彼が好きなのはMake America "GREAT" againだった(笑)。
写真を撮っているとマッチョのゲイの皆さんが口々に「アタシたちを撮ってるわよ~!」と。
(お前ら撮ってるわけじゃねえ(笑))と思いつつ、写真を撮り終えて立ち去りました(笑)。
なので、ドナルドトランプを見るたびに、頭の中にあのゲイだらけのカフェが浮かぶんです。
「MAKE AMERICA GAY AGAIN」(笑)。
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