裏腹なオモチャ心。

傷害罪は、刑法204条に規定されている犯罪。

人の身体を害する傷害行為を内容とし、法定刑は、
15年以下の懲役又は50万円以下の罰金である。



寒い北風吹く日に、事件は起こった。

とある田舎町の救急病院に瀕死の
重症を負った急患が運び込まれた。


虎　VS　犬の乱闘事件で、虎が被害を
負っており、状態はかなり悪い。

●右前足切断
●左後脚損傷及び破裂
●右後脚損傷
●顔面皮膚損傷（皮膚のパーツ行方不明）



緊急手術をしなければ、もう助かる見込みはない。
しかし、かなり技術を要する難しいオペとなる。

オペをしなければ、ただ死にゆくのを見守るのみ。
この状態を救える医師は、名医ドルミしかいないと
誰もが思った。


…と、そこへこの事件の加害者がやってきて
被害者を連れ去ろうとする。

どうやら、手術を妨害する気満々のようです(￣▼￣|||)



一悶着はあったが、何とか、手術に
着手する事ができた。

加害者も心配そうに見守っている。
きっと、己が犯した罪を悔んでいるに違いない。

今は、軽はずみな気持ちで犯してしまった罪を悔み、
被害者が無事に助かる事を願っているに違いない。



って、お前寝るんかーーーいヾ(￣皿￣メ) ォィォィ!!

前言撤回。
罪は悔んでいないものと思われます。



かなり難しいオペだが、ここまで何とか
順調に進んできている。

次は、ここだ!!

完全に切断されてしまった、右前脚を
縫合しなければならない。

縫合する場所が少しでも狂えば、血管
を傷つけ、取り返しのつかない事になる。



加害者も、「助かれ」と切に願っ…
ってないね。うん、願ってない。

絶対に願ってないわｗ
完全に座ったまま寝てます。



切断された右前脚の縫合も、なんなく
クリアし、最後の難関に到達。

顔面の皮膚が抉り取られ、皮膚がなく
なってしまっている。

これは、無理に縫合すれば顔面が醜く
なってしまう。



さぁ、なくなった皮膚をどうする!?

無理に縫合ができないなら、皮膚移植する?
これは名医ドルミの技量が試される、瞬間。

うん、お前はもういいよ…。寝てろ、ボケ(￣ω￣;)



なくなった、ホッペの皮膚は皮膚移植が
されキレイに縫合されました。
(※フェルトを継ぎ足しました)

もう、お見事の一言です。



難しいと言われた一時間に渡る緊急オペ、
無事に終了です。
お菓子つまみながら、やってたもんで…(;^_^A)

あとは、静かに静養してもらい容体の回復を
待つのみです。



今回の乱闘事件の加害者は
現行犯逮捕され、町には平和が
戻りましたとさ。

めでたし。めでたし。



え～、本日の物語は半分フィクションです(笑)


愛犬に買ってあげたいけど、買ってあげたく
ない気持ちもある、オモチャ。
栄えあるその堂々第一位は、ぬいぐるみです。
理由は、破壊行為が目的だからです。

放っておけば、ものの数分であの世へ
葬り去られます。
だから高いのは買いません!!

ぬいぐるみは、まずは、耳をブチッと、お次は
脚をブチッと、最後はボデ―をブチッとし、中の
綿を全て引っ張り出す。
相手を完全にノックアウトするまで行われます。

でも、ぬいぐるみが一番楽しそうに遊ぶんですよねー。
だから、買ってあげたいけど、買ってあげたくないと
いう裏腹な思いがあります。

珍しくぬいぐるみ系のオモチャを与えたら、やっぱり
壊されました。こんな思いありません？




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