昨日の絶賛しました世耕さんの発言、これは大きな反響がでるかな?と思ったのですが、、
全然話題になってないです(涙)
検察庁法改正法案のあおりで見送りになった
国家公務員法改正法案
について、自民党参議院幹事長の世耕さんが発言したのですが
自民党の幹部でありながら安倍政権に真っ向から対立
する内容でした。
しかも権力争いのような「政局的」な匂いがなく、
・国の政策として正しい方向に進めよう
という気概が感じられます。
私としては
政治家はこういう発言をすべきだ!
という理想的な発言だったので、再度リンクを貼らせてもらいます。
記事を要約すると、
・コロナで民間は大きな影響を受けているのに、公務員だけ給料は下がらないまま5年も定年延長して良いのか
・それだけ仕事があるならば、職を失った若者や就職氷河期のまま正職を得られない人達を採用すべき(注 国家公務員法改正法案は「人手不足の解消」を大きな理由にしています)
・「コロナ以前の人手不足・人材難」を前提として議論されてきたテーマを、コロナ後にそのまま見直しなしに進め、安易に定年延長して良いのか?
という感じてす。
この主張自体は、以前紹介しました元通産省官僚の古賀茂明さんの主張とほぼ同じです。
世耕さんがより踏み込んでいる所は
「コロナで職を失った若者や就職氷河期世代に正職を」
という部分だと思います。
社会情勢や政治の失策で不利益を被った人には、政治の力で手当てを
という、国民がいま1番政治に求めている事に沿った発言だと思います。
政治と国民の乖離が激しい中、これほど国民目線の発言はここ数年聞いたことがありませんでした。しかも自民党内から!
記事中でも世耕さん自身が
「あえてこれまでは、閣議決定され、(自民党)総務会で私も了解した法案であったから言ってこなかったが」
と触れている通り、今まで自民党内は
官邸の意向に完全にコントロールされている
印象で、「自民党議員の存在はただの投票マシーンだな」と思っていたのですが、この発言に
「ついに自民党が変わるのか、、!」
と期待し、その点メディアも注目するかと思ったのですが。
ネットメディアもラジオでも(すみませんテレビ見ないので)、全然話題にならないですね。。
私の感覚がおかしいのかなぁ。