のち
朝から雨。気温も下がりました。洗濯は当然できず。朝ドラは、自分としては脚本がおそらく意図しているであろうテーマやモチーフの提示の仕方の下手くそさがストレスですが(俳優さんの演技は素晴らしいです)、それにも増して全てを絶賛するファンのカルト傾向にほとほと嫌気が差し、本日の「第一部・完」を以て離脱することにしました。第一週では大いに期待したのに、あれではモデルとなった人の業績をも貶めているように感じるのですが……
午前午後にかけて『古畑任三郎』再放送録画分と本日の放送分をまとめて視聴。
「殺人公開放送」は以前にも観ましたが、やはり犯人・黒田清(石黒賢さん)の見苦しさが見苦し過ぎます 決め手はこれかとさんざんミスディレクションして、全く違う方向からの「決定的証拠」が最後に提示される構成が見事。しかし黒田は古畑については実は真実を言い当てていたことが、後の『古畑中学生』によって明らかになるわけです。
「矛盾だらけの死体」は小堺一機さん演じる佐古水秘書が、古畑による翻弄っぷり含めていろいろ気の毒でした。でも鵜野先生からの信頼は本物だったとわかっただけでも良し、でしょうか。その鵜野代議士役は森山周一郎さん。「汚れた王将」には脇ゲストとして石田太郎さん=二代目コロンボ(c.v.)が出演されていましたが、こちらは刑事コジャックですね。佐古水さんの古畑に対する「友だち少ないでしょ?」には、まあそりゃねえ……と思ってしまいます。今泉くんはお疲れ様でした。
「さよなら、DJ」は何回も観たエピソードですが、犯人・桃井かおりさんの大爆走とか(ついでに爆走検証させられる今泉くんとか)「赤い洗面器の男」初登場とかほんの脇役に若き日の宇梶剛士さんが——等々、いろいろ語り草あり、そしてやはり面白いです。
第1シーズンの掉尾を飾る「最後のあいさつ」は初見。いつも人を食った態度で犯人をネチネチ追い詰める古畑ですが、菅原文太さん演じる小暮警視にはちゃんと敬意が感じられ、最後は少し涙ぐんでさえいたような。いつもと違うハードボイルドな雰囲気の「いかにも刑事ドラマ」設定も活かされ、そのアリバイを成立させるには「絶対知っていなくてはいけない情報」を犯人が持っていなかったことが決め手になるのも鮮やか。その決め手の一つを担う梶原善さんは別役で二度目の出演。古畑の「視聴者への挑戦」に第三者が絡むのはこのエピソードだけだそうですが面白かったです。
その他の時間は読書。今日はお布団でゴロゴロしながら、でした。
晩ごはんは家にあるものや残り物で、ご飯は炊かずパックのもち麦入り雑穀ごはんで——と万事手軽に済ませました。
【ドキュメント72時間】は浅草駅の地下街。あの地下街も一度は覗いてみたいけれど、ディープ過ぎて通りすがりに入れるものかどうか。
朝から雨。気温も下がりました。洗濯は当然できず。朝ドラは、自分としては脚本がおそらく意図しているであろうテーマやモチーフの提示の仕方の下手くそさがストレスですが(俳優さんの演技は素晴らしいです)、それにも増して全てを絶賛するファンのカルト傾向にほとほと嫌気が差し、本日の「第一部・完」を以て離脱することにしました。第一週では大いに期待したのに、あれではモデルとなった人の業績をも貶めているように感じるのですが……
午前午後にかけて『古畑任三郎』再放送録画分と本日の放送分をまとめて視聴。
「殺人公開放送」は以前にも観ましたが、やはり犯人・黒田清(石黒賢さん)の見苦しさが見苦し過ぎます 決め手はこれかとさんざんミスディレクションして、全く違う方向からの「決定的証拠」が最後に提示される構成が見事。しかし黒田は古畑については実は真実を言い当てていたことが、後の『古畑中学生』によって明らかになるわけです。
「矛盾だらけの死体」は小堺一機さん演じる佐古水秘書が、古畑による翻弄っぷり含めていろいろ気の毒でした。でも鵜野先生からの信頼は本物だったとわかっただけでも良し、でしょうか。その鵜野代議士役は森山周一郎さん。「汚れた王将」には脇ゲストとして石田太郎さん=二代目コロンボ(c.v.)が出演されていましたが、こちらは刑事コジャックですね。佐古水さんの古畑に対する「友だち少ないでしょ?」には、まあそりゃねえ……と思ってしまいます。今泉くんはお疲れ様でした。
「さよなら、DJ」は何回も観たエピソードですが、犯人・桃井かおりさんの大爆走とか(ついでに爆走検証させられる今泉くんとか)「赤い洗面器の男」初登場とかほんの脇役に若き日の宇梶剛士さんが——等々、いろいろ語り草あり、そしてやはり面白いです。
第1シーズンの掉尾を飾る「最後のあいさつ」は初見。いつも人を食った態度で犯人をネチネチ追い詰める古畑ですが、菅原文太さん演じる小暮警視にはちゃんと敬意が感じられ、最後は少し涙ぐんでさえいたような。いつもと違うハードボイルドな雰囲気の「いかにも刑事ドラマ」設定も活かされ、そのアリバイを成立させるには「絶対知っていなくてはいけない情報」を犯人が持っていなかったことが決め手になるのも鮮やか。その決め手の一つを担う梶原善さんは別役で二度目の出演。古畑の「視聴者への挑戦」に第三者が絡むのはこのエピソードだけだそうですが面白かったです。
その他の時間は読書。今日はお布団でゴロゴロしながら、でした。
晩ごはんは家にあるものや残り物で、ご飯は炊かずパックのもち麦入り雑穀ごはんで——と万事手軽に済ませました。
【ドキュメント72時間】は浅草駅の地下街。あの地下街も一度は覗いてみたいけれど、ディープ過ぎて通りすがりに入れるものかどうか。