帰省中の息子と共に2番目に近いシネコンでナイト・シャマラン監督の『ミスター・ガラス』を観て来ました。すぐ行ける所で上映しているのがそこだけだったのです。
145分と長めの作品でしたが、目を離す間もなく息を詰めて観入ってしまいました。言ってしまえば「怪作」の部類なのですが、面白かったです。ジェイムズ・マカヴォイの多重人格演じ分けも前作『スプリット』以上に鮮やかでした。
登場人物それぞれの傷や痛みやトラウマ、そして彼らの「再生」が描かれた今作品、立派に「ヒーロー映画」だと思います。これが「ヒーロー映画」として成り立ち、受け入れられるようになったのも、映画X-MENシリーズやクリストファー・ノーランの「ダークナイト」三部作等、多様な「アメコミ映画」作品が作られるようになった今だからこそでしょう。
それにしてもこの映画のパンフレットがないことに驚きました。ツイッターでそういうつぶやきを見て、早くも売り切れたのかと思っていたら、そもそも作っていないようです。『スプリット』はちゃんとパンフがあったのに、どういうわけでしょうか?ネタバレ防止?
あまり時間がないのでとりあえず細かい感想はまた改めて(書けたらいいなあ)。
ミスター・ガラス公式サイト