300Dark Horse Comicsこのアイテムの詳細を見る |
カテゴリはこれで。そのうち独立した"300"カテゴリを立てるかも知れません。
また、当ブログは基本的にネタバレ有りの方針ですが、現時点ではあまりにもまずいと思われる個所は反転文字で伏せておきます。
と言う訳で、やっと原作を入手しました。
B4横型のハードカバーなので、一見絵本のようにも見えますが、中身はハードです。
ダイナミックな構図で描かれた達者な美しい絵ですが、これを実写化するとなると、比喩的な意味ではなくてさぞかし「血わき肉おどる」映画となることでしょう。
各サイト様で話題の、スパルタ兵の身に帯びている物と言うか帯びていないと言うか……についてですが、あれをそのまま映像化することは難しいんじゃないかという気もします。
とは言っても、若き日のシュワルツェネッガー主演『コナン』シリーズなども、かなりの露出度でしたから、やってやれないこともないでしょう。ジェラルド・バトラーさんにも似合いそうな感じです。
それより問題なのは、むしろペルシア側ではないでしょうか?(以下伏せ)
だってクセルクセス大王のコスチュームやメイク(?)なんて、ペルシアと言うよりマサイの戦士ですよ。
更に言うなら、ペルシア側のデザインで真っ先に連想したのが、映画『ロード・オブ・ザ・リング』のハラドや南方人のコスチュームデザインでした。「じゅう」は出て来るし(笑)。
この本の初版が1998年であることに鑑みると、LOTRのデザインこそが、こちらの影響を受けている可能性も否定できません。が、現在これをこのまま映像化したら、逆に"300"の方がLOTRの「パクリ」と言われる虞れも出て来るでしょう。
そのあたり、どう処理するのか気にかかるところです。
さて、デイヴィッド・ウェナムファンの間で話題となっている「彼はどの役を演ずるのか」についてですが……
やはり、ワールドワイドなファンの皆様が「まさかアレじゃないよなあ…」とおののきつつも、「いや彼ならやりかねない」と傾いている「アレ」なんでしょうかね?(笑)
「語り部」の人も有りかなあ、という気もしますが。だとしたらいよいよオデュッセウスと似たことに…
ロドリゴ・サントロは大王か、それともあっちかな、等々、クランクイン前にあれこれ想像するのも、また楽しからずやといったところですね。