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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2025-03-16 21:11:34 | 雑記

今日は朝から雨。気温も低く冬の寒さでした。
自分も起床は遅めだったけれど、息子は更に寝坊。朝ごはんも遅くなりました。スコッチブロスを多めに作り、パンもいっぱい買っておいて良かったです。

午前中はEテレで【日曜美術館】や【将棋フォーカス】などをのんびり視聴。
その後、切れかけていたキッチンの蛍光灯を息子に交換してもらいました。少し前から弱っていたのですが、息子がこちらに戻る直前くらいから点滅するようになったため、昨日新しいものを買っておいたのです。自分ひとりでは換えにくい大きさと場所なので、息子がいるタイミングでむしろラッキーでした。

息子は昼頃、今日も「グリーンアイルランドフェスティバル」へ出かけました。雨天ですが、中止になったのは表参道パレードくらいで、他はステージもフードカーも予定通り決行されたそうです。

グリーンアイルランドフェスティバル2025 | Green Ireland Festival2025

グリーンアイルランドフェスティバル2025 | Green Ireland Festival2025

アイリッシュフードやアイリッシュ・ミュージック、またグリーンをコンセプトにアイルランドを体験できる2日間。2024年3月16日(土)、3月17日(日)の2日間東京都渋谷区の...

 


というわけで、息子も雨の中、家を出て代々木公園へ向かいました。自分は家でツイッターやInstagramのアイルランドフェス公式アカウントを覗いてみたら、なかなか楽しそうでした。アイリッシュ音楽好きな息子はコロナ期以外は毎年遊びに行っていて、雨天ながら今年も行けて良かったです。

なお今回は、次の次の朝ドラ『ばけばけ』のご出演の俳優、トミー・バストウさんも参加されたそうです。『ばけばけ』は小泉八雲ことラフカディオ・ハーンと、その妻セツさんをモデルとした作品だそうですが、ハーンはアイルランド育ち(お母さんはギリシャ人)ですからね。





ハーン(八雲)は昔から大好きで、彼をモデルにしたドラマでは、同じNHKで山田洋次脚本、ジョージ・チャキリス主演『日本の面影』という傑作があっただけに、自分としては新たな朝ドラには期待半分、不安半分というところです。

それはともかく、会場は雨が降り続いてさすがに寒くなってきたということで、息子は予定より早く会場を後にして、その足で自分の家に帰ったそうです。

自分はお昼もスコッチブロス。やっと全部食べ切りました。午後はもっぱら読書。読んでいた本を、同じくやっと読み終えることができました。
晩ごはんは塩ラーメン。『孤独のグルメ』に登場した中華料理店の或るまかないメニューに影響されて、にんにく荒みじんとネギを多めに入れました。それだけでは何なので、常備菜の肉味噌もちょっとのっけていただきました。寒い夜に温まります。

8時からは大河ドラマ『べらぼう』。
蔦重が瀬川引退の餞に作った豪華本『青楼美人合姿鏡』は高価すぎるせいか、内容がマニアックだったからか、鶴屋の予言通り売れ行き芳しくなく、蔦重は借金を背負った上、久しぶりに階段から落とされる。

そのころ、将軍様の日光社参の大行列を見た(行列見物も庶民の娯楽だったようです)大文字屋がひらめきを得る。吉原でお座敷芸として行なわれていた「俄」を盛大な祭りとして行なって客を呼び込もうというのだ。そのために働くよう命じられた蔦重は、大黒屋の女将・りつのアイデアで、富本節の人気太夫・午之助(あだ名は馬面太夫)をスカウトに行くも、吉原は嫌いだとあっさり断られる。
りつが語るところによると、太夫が吉原嫌いになった理由は、以前に人気役者の門之助と共に密かに登楼しようとしたところ、若木屋(大見世の忘八グループと対立している)に叩き出されたせいだという。
役者は元より吉原に出入り禁止。日ごろ蔑視される者がまた別のカテゴリーに属する者を差別するという構造です。りつさんはそうは言っていなかったけれど、当時も役者は制度上は賎民扱いだったんですね。既に長吏弾左衛門の支配下を脱してはいても、歴史的に根の深い構造的な問題は残っていました。

また午之助太夫は近い将来「豊前太夫」を襲名すると言われながらも、様々な妨害により果たせずにいた。一方、浄瑠璃の太夫たちの元締めは、芸能や芸道に従事する者をも含めた盲人たちの組織「当道座」であり、そのトップこそ即ち鳥山検校であった。
というわけで大文字屋と共に検校の屋敷を訪れた蔦重は、そこで「瀬以」と名を改めた瀬川と再会。自分の屋敷で幼馴染と親しげに(キャッキャと)語り合う妻に思うところもあったのか、検校は豊前太夫襲名の件を断わった。

そこで一計を案じた蔦重は、午之助と門之助を料理茶屋に呼び出す。そこには花魁たちや振袖新造たちも大勢集まって二人をもてなす。更に蔦重は、日頃は吉原を出ることが許されず浄瑠璃など見ることも聴くことも叶わない彼女たちのために、富本節を聞かせてやってほしいと頼み込む。初めて聴く「本物」の声に感動し、涙する女郎たち。午之助もまた彼女たちの姿に胸打たれ、祭りに参加することを快諾する。
この午之助の心意気に、それでこそ江戸っ子!と喝采したくなりました。

折よく鳥山検校からも午之助の豊前太夫襲名を認めるとの文が届く。小屋で午之助の浄瑠璃を聴いて決めたとのことだが、蔦重の望みを受け入れることが瀬以の願いを叶えることでもあるという思いもあった。この夫婦の腹の探り合いみたいなやり取りも、表面は穏やかだけどハラハラします。
そして蔦重は、浄瑠璃の正本の中でも「直伝」と呼ばれる太夫公認本の出版権をも得ることに成功する。直伝本出版は鱗形屋が狙っていたのだが──

とんとん拍子に話が進んだところで次回へ続く。その他、今回は賢丸様がついに月代姿で「松平定信」となり、源内先生はエレキテルの実験・開発に専念していました。
また、蔦重はこれまでもちょくちょく登場していた吉原の常連的な武士(尾美としのりさん)と初めて言葉を交わすこととなります。尾美さん、オープニングでは「平沢常富」として毎週のようにクレジットされていながら、長らく吉原の人混みに紛れて「平沢をさがせ」状態でした。先週やっと、はっきりと顔が映り、今週は『青楼美人合姿鏡』を絶賛してくれる殆ど唯一の人物として登場します。この人もこれから蔦重の人生に大いに関わってくるそうですが。

大河の後は【クラシック音楽館】。ファビオ・ルイージ指揮でリストの大作「ファウスト交響曲」。初めて聴きましたがカッコよかったです。 

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