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去年の同じ日にも書きましたが、今日は映画『ヴァン・ヘルシング』日本公開の当ブログ的記念日です。ここが存続する限り、この件については毎年ひと言触れることでしょう。
内容は、はっきり言って下らないです。「駄作!」として切り捨てられても仕方ない映画です。
それでも、B級C級Z級累々たるジャンルムービーの中では、演出も音楽もカッコいいし、実はかなり細かい所まで作り込まれた映画だと思います。いや、時間と手間をかけるなら、もっと違う方面にかけろ、というご意見もあるとは思いますが。
一方で根強い人気のある映画でもありますね。某レンタルでは、未だに「アクション・アドベンチャー」ジャンルだったかのベスト10にはいってますし。
私自身にとっては、元来デイヴィッド・ウェナム目当てで観た映画ですが、それをきっかけにヒュー・ジャックマンにもはまり、もう一人の豪俳優リチャード・ロクスボロが出演していたことから、オーストラリア映画や俳優さんたち、そして豪州そのものにも興味を抱くこととなって、自分の世界を広げてくれた大事な映画です。
何度も繰り返し語ってきたことですが、何度でも言わせて頂きます!
それにしても、本編を観ているだけだったら、やはりウェナム氏の達者さに感心して終わり、だったかも知れませんが、特典まで観た後では、結局ヒューのことしか憶えていないという、この不思議。
公開当時のインタビューで、「この映画の主役ってヴァン・ヘルシングではないでしょう?」と投げかけられて、あっさり「うん、そう。リチャードの方がずっと大変だったと思うよ」と答えているのに感心しました。
ほんと、よく「わかってる」クレバーな人だなぁ、と思い、それも彼を好きになった理由の一つでした。
「(聖人か、殺人者かと聞かれ)両方だ」「愛する者を失った記憶は記憶がないより辛いかもな」「家族がどこかに居ると思えば前に進める」「俺の仕事は悪を嗅ぎ分け倒すことだ。彼(フランケン)は悪が作ったものではあるが悪ではない」「記憶が無いほうが良いときもある」etc......
ヘルシングの台詞は結構名文句揃いだと思うのですが、これらが印象に残ってるのもヒューの演技力の賜物なのでしょう。
さぁ~、明日はいよいよ「X-MEN/ファイナル・ディシジョン」公開です!前二作よりもバトルムービーの要素が多いようで、賛否両論になりそうですが、何はともあれX-MEN揃っての勇姿もこれで最後(のはずだよね~? ^^)と言うことで、楽しみたいと思います。
日本でのヒューの最大のヒットが「ヴァンヘルシング」(確か30億円近くいったはず)だったと思うのでそれを超える大ヒットになって欲しいです。
取りあえず「グエムル」は超えてくれ!
(この映画に偏見を持ってるつもりは無いんですけどね・・・・・・・好きな女優出てるし。)
そうそう、小道具は無駄に(笑)凝ってるし、思いのほか映像センスもいいですよね。
台詞が妙にカッコいいのも、ジャンプのマンガみたいで面白かったし、だからと言ってそれだけが浮いている訳でもないのは、やはりヒューやウェナム氏はじめ、出演者の演技力のおかげだったんでしょう。
そのへんがマニア心をくすぐるのか、あの手の映画にしてはリピーターも多かったみたいです。
でも、あれがヒューの出演作中ナンバー1ヒット作って言うのも…
『ファイナルディシジョン』も早く観たいです。
駄作には同感です。あまりの下らなさに最後まで見るべきかどうか考えちゃいましたが、早送りであっという間に済ませました。ゴメン、ヒュー!
どうしてこの作品が日本であれだけ盛り上がっていたのか理解できません。アメリカではどうだったのでしょう?
しかも、シリーズ化にサインしているって言ってませんでした?
ウルヴァリンで十分だと思うのですが…。
しかし!それでも私はこの映画が好きだ!
……というのが、記事本文の大意だったんですよ。申し訳ありません(笑)。
アメリカでも「くだらね~!でも好き」な人はけっこういるみたいです。
そうですね。出演者の演技に注目して見ると、実はヒューもデイヴィッドも、「あんな映画」なのに、かなり高度な技術を使って演じていることが判ります。
私などは、これによって、ヒュー・ジャックマンという人の「演技者」としての懐の深さを認識してしまったくらいです。
ヒューに関しては、DVDのNG集も必見ですね。たとえ本編を観なくても(おい!)、あれはご覧になるべきだと言ってもいいくらいです。
続編には一応サインしたらしいですが、企画自体が流れてしまってはどうにもならない話ですし……
ソマーズも『ハムナプトラ3』は自ら監督しないようだし、どこで何をしているのやら。
ヒューにはあまりシリーズキャラクターに拘束されてほしくないというのは同感です。ウルヴァリンも年齢的にそろそろきつい感じですし。