今日の起き抜けの眩暈は少しマシ。とは言え、母のいる施設へ面会に行くのはパスさせてもらいました。途中で倒れたり、電車のホームや階段から落ちたりしたら嫌だし……
しかし買いたい食品や雑誌もあったし、少しは外へ出た方がむしろ良いという話も聞くし——ということで、洗濯してお昼を食べた後、駅前まで出かけ、スーパーやコンビニや書店を手早く回って帰りました。
家では、買った本など読みつつ横になって体を休めました。なかなか症状が消えず不安になりますが、ネットを見ると1、2週間は続く(それでも短い方)とも書いてあります。前に同じ状態になった時は、そんなに続いたかどうかよく憶えていないのですが。あまりストレスを溜めず、シャワーだけでなく毎日ちゃんとバスタブにお湯を張って入浴するなど、血行を良くするように心がけます。
さて、昨日の『相棒』感想。
高橋和也さん演じる「彼」の正体には割と早く気付きましたが、ラストのあの会話は、右京さんが念願の幽霊に会えたということなのか、それとも本人としては冠城くんと二人で話していただけのつもりだったのか……もっとも右京さんは、過去の或るエピソードでそれと知らず幽霊に遭遇していたこともありますし、それでなくても相棒世界では割とカジュアルに幽霊が出現しますしね。でも、演出はもう少し垢抜けた感じにできなかったのかと。せめて「彼」の影は消してほしかったです。
あと、某所では「ボーダーライン」の下位互換なんてことも言われていました。まあねえ…それでも、脚本自体はそこまで悪くなかったと思います。
そして今夜は『科捜研の女』。サブスクで「女優コート」を貸し出すというのは、なかなか面白そうです。最も違和感なかったのは五月先生。だって若村麻由美さんですし。そして藤真利子さんを久しぶりに拝見しました。
怪しい人物が次々と登場する中、証拠を集める→分析→推理という流れもテンポよく展開にも無理なくて、このレベルを維持できるなら「異色のゲスト」で客寄せをしなくてもいいのにな——と思いました。(←何様か)
ブランド服のパターン(型紙)を知るにはまずバラす(ほどく)こと。というのはよく聞く話で、もったいないと思いつつも、ちょっとワクワクします。しかし今回、もしかして直後にEテレで放送される【ソーイング・ビー】を意識したのかも?なんて思ったりしました。
その【ソーイング・ビー4】は、いよいよ決勝。恒例のドレス勝負で、栄えある優勝者はクレアでした。基本的な技術力があり、大ハズレ作品なく常に高いレベルを保っていた人ですから、当然と言えば当然ですね。しかし、マットが同性パートナーのために作ったドレスもカッコ良かったです。いつも陽気で前向きなニコールが初めて「もうダメかも…」と涙を見せるのに驚きましたが、作品は素敵でした。
決勝に残った3人以外にも、それぞれ異なる個性や魅力ある出場者が多かった今シーズン、全体を通してハイレベルだったと思います。最終回は毎シーズン名残り惜しい気持ちになりますね。メンバーの「その後」を紹介してくれるエピローグも好きです。本業が呼吸器科のドクターであるクレアは、いま大変だと思いますが、また落ち着いてソーイングができる日が来ますように——
大変と言えば、ロシアがウクライナに侵攻を始め、戦争が始まってしまいました。ただでさえ疫病が蔓延する世界で、更に暗黒を広げようとする暴挙に暗澹たる思いです。
NHKの【SONGS】ゲストのAIさんと森山直太朗さんが歌う「アルデバラン」に込められた「祈り」が、殊のほか胸に沁みました。