ヒューヒュー！・738 ヒュー・ジャックマンから日本へのメッセージ

のち
今日は午前中は暑いは雨が降り出して寒いは湿度は一日中高いはで、梅雨が近いことを感じました。

東日本大震災発生から二ヶ月が経とうとしています。地震や津波の被害が大きかった地域も、原子力発電所事故による警戒区域でも、事態が改善されたとはとても言えない状況で、募金くらいしか出来ない自らの無力さに嘆息するばかりです。
それでも、海外からも多数寄せられる応援メッセージに少し力づけられたりもしています。
ここはヒュー・ジャックマンのファンブログでもあるので、国連を通じて寄せられたヒューからの日本の被災地、被災者へ向けてのメッセージ動画を貼ってみました。



関連動画として、国連ピース・メッセンジャー、スティービー・ワンダー、マイケル・ダグラス、シャーリーズ・セロン各氏からのメッセージも見られます。
ヒューには「ピース・メッセンジャー」の肩書きがついていませんが、国連の活動では貧困撲滅プロジェクトに深く関わっている人であり、また親日家としても知られているので、こういう形でメッセージを送ってくれたのかも知れません。

世界各国、各地で大きい自然災害が発生するたび、すぐさま支援の声を上げるハリウッドスターも、このたびはどうも消極的に見えるのは、まさにこの「貧困」の問題に起因している、との説があります。つまり、日本は「貧困国ではない」から、経済的支援は必要ないと見られていると言うのです。また、原発問題により、特に海外メディアに於いては「人災」面ばかりを強調した報道がなされることも、出足を鈍らせている一因かも知れません。
ハリウッドではないけれど、比較的早い時期から積極的に被災者支援に関わっているジェイン・バーキンさえ、「日本に来てはじめて、日本にも『貧困層』が存在すると知った」と語っているくらいですから（現在発売中『婦人公論』記事より）、海外の認識はそんなものなのでしょう。

そういう中で、ヒューが言葉を送ってくれたことは、ファンの一人として嬉しいです。
『ザ・ウルヴァリン』の企画が今後どうなるか判りませんが、いつかまた日本に来てくれたら……と思います。