今日はマンション大規模工事の都合で洗濯できず、外出もしませんでした。気圧や湿度のせいなのか、日中でも異様に眠かったです。日が短くなり、夜が明けるのも遅いのか、朝もなかなか起きられませんし。
というわけで、ほぼ一日ゴロゴロしていました。
午前中は【題名のない音楽会】でエンリオ・モリコーネ特集を堪能し、夜はフジテレビ【土曜プレミアム】枠で放映されたケネス・ブラナー監督版『オリエント急行殺人事件』を観ました。劇場で観られなかったので初見です。ブラナーポアロの吹替えは草刈正雄さんなのですが、どうしても草刈さんの顔が浮かんでしまって……
クリスティファン、そして1974年のシドニー・ルメット監督版を愛する自分としては、様々な改変に驚き、あまり夾雑物を入れてくれるなと思ったり 映像は風格あって美しかったですけれどね。
ポアロの最後の決断、デヴィッド・スーシェ主演ドラマ版ほど「罪と罰」「罪と赦し」を追究した、苦渋の末のものではなかったけれど、あれくらいの苦悩はせざるを得ないでしょうね。そうする理由がポアロ自身とアームストロング家の関係にあった、という設定を許容できるかどうかという問題もありますが、一つの作品としては許容できなくもないけれど、ポアロさんにはあくまでも偶然そこに居合わせた「旅人」でいてほしかったとも思います。
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