ときどき
今朝は早く起きたかったのに、結局いつもくらいになりました。息子のクルマで娘も一緒に出かける予定でしたが、洗濯に手間取ったり【題名のない音楽会】を観たりしているうちに出発が少し遅れてしまいました。
ともあれ昼前には娘を迎えに行き、向かった先は「八王子市夢美術館」のミュシャ展でした。
以前ゴーリー展のために行ったのは既に約5年前。道を忘れかけたり初めての道もあったりでしたが、できる限りナビに従って辿り着きました。途中、初めて高幡不動を間近に見て感動しました。多摩の地に長年住んでいるのに、なぜかお参りしたことがなかったのです。
美術館では駐車場の規模とシステムにまたも驚きつつ、まずランチを食べようと、いったん外に出てみました。が、手持ちの地図上に表記されたファミレスが見当たらず(コロナ閉店でしょうか?)、JR八王子駅方面へフラフラ歩いて行くことになりました。飲食店は何軒もありますが、殆ど初めて来る場所ではどこが良いのか判らず、迷った挙句、とあるラーメン屋さんに入ってみることに。
店内はラーメン屋さんと言うより、気取らない洋風居酒屋さんという感じ。頼んだ坦々味噌ラーメン、美味しかったです。店内の雰囲気も良く、接客も親切でした。
後で調べると、この《tamazou》(たまぞう)さん、八王子ではけっこうな人気店のようでした。営業形態は、本当に昼はラーメン、夜はワインや溶岩焼きなどが楽しめるお店だそうです。店内のボードにもディナーメニューが載っていました。
腹ごしらえができたので、いざ美術館へ。
八王子市夢美術館 アルフォンス・ミュシャ展
GW中最後の週末ということもあり、お客さんの入りはかなり多かったです。出品の殆どは肉筆や原画ではなく、尾形寿行氏のコレクションからのリトグラフ作品ですが、それでこそミュシャらしいと言えるでしょう。
章を立てての構成と順路がいささかズレているようにも思えて戸惑いましたが、サラ・ベルナールに見出されたポスター画家としての活躍、その後の、アールヌーボーを代表するデザイナー、イラストレーターとしての広範囲に於る華々しい経歴、アメリカでの活動、そして祖国チェコの国民画家としての後半生などが、判りやすくまとめられていました。作品数も思いのほか多かったです。
特筆すべきは、全作品の撮影が許可されているということ。それを用いたSNSへの投稿も、むしろ推奨されています。自分も何枚も撮りましたが。お見せできるほどの出来ではないので、上げずにおきます。
「スラヴ叙事詩」シリーズはパネルのみの展示ですが、全作品に解説が掲示されていました。数年前の国立新美術館での展示を見逃したことが悔やまれますが、当時はほぼ歩行できないくらい足腰の具合が悪かったので……そのコーナーではスメタナの『わが祖国』と共に動画も流されていました。しかし、これらの活動によりミュシャ(ムハ)はゲシュタポに目を付けられ、老年の身で厳しい尋問を受けて、結果として寿命を縮めてしまったということを知り、改めてゲシュタポへの怒りを覚えると共に、その後も続くチェコの苦難の歴史を思わずにいられませんでした。
展示を見た後はグッズ売り場へ。何しろミュシャデザインですから、絵葉書にしてもその他のグッズにしても目移りして、全て欲しくなってしまいます。図録(作品集)は3800円と高額ですが、あの分厚さと内容を見れば納得です。
美術館を出た後は、駐車料金を少しでも浮かせるため、同じビル内のドラッグストアで日用雑貨の買い物をしました。5年前は数軒先の《エルシィ》のロビー(ティールーム)で一休みしましたが、このたびはそちらへは寄らず、早々にクルマに戻りました。
そこから娘の最寄駅前へ帰りましたが、意外と早く着けました。まずはカフェで一休み。今日もコーヒーフロートを頼みました。
その後はニトリでそれぞれの買い物をして、100均もちょっと覗き、夕食は息子の念願の(?)インドカレーのお店にて。
久しぶりの大きいナンもマンゴーラッシーも美味しかったです。期間限定のマッシュルームとチーズのカレーでかなりお腹いっぱいになりつつ、おつまみ盛り合わせも少しいただきました。
食後は明日の朝食用のパンだけ買って、また息子のクルマで娘を送り、自分たちも特に寄り道せず帰宅しました。
家でのTVは【突撃!カネオくん】【世界ふしぎ発見!】【新美の巨人たち】と、土曜日のルーティン3連続。美の巨人たちは先週のNHK【日曜美術館】に続いての金沢のポケモン工芸展特集でしたが、やはり実物を見てみたくなります。
今朝は早く起きたかったのに、結局いつもくらいになりました。息子のクルマで娘も一緒に出かける予定でしたが、洗濯に手間取ったり【題名のない音楽会】を観たりしているうちに出発が少し遅れてしまいました。
ともあれ昼前には娘を迎えに行き、向かった先は「八王子市夢美術館」のミュシャ展でした。
以前ゴーリー展のために行ったのは既に約5年前。道を忘れかけたり初めての道もあったりでしたが、できる限りナビに従って辿り着きました。途中、初めて高幡不動を間近に見て感動しました。多摩の地に長年住んでいるのに、なぜかお参りしたことがなかったのです。
美術館では駐車場の規模とシステムにまたも驚きつつ、まずランチを食べようと、いったん外に出てみました。が、手持ちの地図上に表記されたファミレスが見当たらず(コロナ閉店でしょうか?)、JR八王子駅方面へフラフラ歩いて行くことになりました。飲食店は何軒もありますが、殆ど初めて来る場所ではどこが良いのか判らず、迷った挙句、とあるラーメン屋さんに入ってみることに。
店内はラーメン屋さんと言うより、気取らない洋風居酒屋さんという感じ。頼んだ坦々味噌ラーメン、美味しかったです。店内の雰囲気も良く、接客も親切でした。
後で調べると、この《tamazou》(たまぞう)さん、八王子ではけっこうな人気店のようでした。営業形態は、本当に昼はラーメン、夜はワインや溶岩焼きなどが楽しめるお店だそうです。店内のボードにもディナーメニューが載っていました。
腹ごしらえができたので、いざ美術館へ。
八王子市夢美術館 アルフォンス・ミュシャ展
GW中最後の週末ということもあり、お客さんの入りはかなり多かったです。出品の殆どは肉筆や原画ではなく、尾形寿行氏のコレクションからのリトグラフ作品ですが、それでこそミュシャらしいと言えるでしょう。
章を立てての構成と順路がいささかズレているようにも思えて戸惑いましたが、サラ・ベルナールに見出されたポスター画家としての活躍、その後の、アールヌーボーを代表するデザイナー、イラストレーターとしての広範囲に於る華々しい経歴、アメリカでの活動、そして祖国チェコの国民画家としての後半生などが、判りやすくまとめられていました。作品数も思いのほか多かったです。
特筆すべきは、全作品の撮影が許可されているということ。それを用いたSNSへの投稿も、むしろ推奨されています。自分も何枚も撮りましたが。お見せできるほどの出来ではないので、上げずにおきます。
「スラヴ叙事詩」シリーズはパネルのみの展示ですが、全作品に解説が掲示されていました。数年前の国立新美術館での展示を見逃したことが悔やまれますが、当時はほぼ歩行できないくらい足腰の具合が悪かったので……そのコーナーではスメタナの『わが祖国』と共に動画も流されていました。しかし、これらの活動によりミュシャ(ムハ)はゲシュタポに目を付けられ、老年の身で厳しい尋問を受けて、結果として寿命を縮めてしまったということを知り、改めてゲシュタポへの怒りを覚えると共に、その後も続くチェコの苦難の歴史を思わずにいられませんでした。
展示を見た後はグッズ売り場へ。何しろミュシャデザインですから、絵葉書にしてもその他のグッズにしても目移りして、全て欲しくなってしまいます。図録(作品集)は3800円と高額ですが、あの分厚さと内容を見れば納得です。
美術館を出た後は、駐車料金を少しでも浮かせるため、同じビル内のドラッグストアで日用雑貨の買い物をしました。5年前は数軒先の《エルシィ》のロビー(ティールーム)で一休みしましたが、このたびはそちらへは寄らず、早々にクルマに戻りました。
そこから娘の最寄駅前へ帰りましたが、意外と早く着けました。まずはカフェで一休み。今日もコーヒーフロートを頼みました。
その後はニトリでそれぞれの買い物をして、100均もちょっと覗き、夕食は息子の念願の(?)インドカレーのお店にて。
久しぶりの大きいナンもマンゴーラッシーも美味しかったです。期間限定のマッシュルームとチーズのカレーでかなりお腹いっぱいになりつつ、おつまみ盛り合わせも少しいただきました。
食後は明日の朝食用のパンだけ買って、また息子のクルマで娘を送り、自分たちも特に寄り道せず帰宅しました。
家でのTVは【突撃!カネオくん】【世界ふしぎ発見!】【新美の巨人たち】と、土曜日のルーティン3連続。美の巨人たちは先週のNHK【日曜美術館】に続いての金沢のポケモン工芸展特集でしたが、やはり実物を見てみたくなります。