築地の浜離宮朝日ホールで行われた、石丸幹二さんとつのだたかしさんのコンサート、通称「つのまるコン」へ行きました。
『リュートとつむぐ歌と詩の世界5』と題した二人だけのコンサート、「歌のマルシェへようこそ」としては約1年2ヶ月ぶり二回目です。わたしと娘が観に(聴きに)行くのも昨年以来二回目となります。
元々ルネッサンス~バロック期の音楽もリュートの音色も好きなので、楽しみにしていたコンサートでした。実はまだ出先ゆえ、セットリストなどは記せませんが、つのださんのリュートもギターの音色も美しく、珠玉小品を集めて歌う石丸さんの声も優しく、文字通り癒されました。お二人のトークも飾らず世間話みたいで(笑)ほのぼの和みます。
石丸さんは梨木香歩さんの短編集『家守奇譚』から、前半後半にそれぞれ一話ずつ朗読してくださいました。「ちょっとふしぎ」な日常ファンタジー、脳内では坂田靖子さんの絵(マンガ)で思い描いていました。原作もちゃんと読んでみたいです。カーテンコールの時に石丸さんがおっしゃっていましたが、客席には梨木先生ご本人もいらっしゃったそうです。
フルオーケストラでビッグナンバーを朗々と歌い上げる石丸さんも好きですが、リラックスムードのサロンコンサートのような「つのまる」も大好きです。マルシェと言うよりお二人の選りすぐりのお気に入りの品を見せていただいているようで「ありがとうございます」と言いたくなります。
終演後は、CDを買った人対象のサイン会も行われました。既に家にあるCDですが、娘は自分でもう一枚購入し、石丸さんそしてつのださんのサインも貰って来ました。
明日、元気が残っていたらセットリストも上げたいと思います。