リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

おひとり様の大先輩・義兄が来宅

2014-05-06 09:01:44 | 男の料理
義兄77歳。病弱の身であったが最近は回復してだいぶ調子がいいという。昨日昼前、横浜の宅から電車で1時間近くの我が家に来た。
先日4日の故かみさんの墓参の時に会い、「いつでもどうぞ(おいでください)」で、駅前で(義兄が好きだという)“アナゴ”の寿司を買ってきた。---私と故かみさんと自分の分の三人前を買って、、、---

来宅、特段の話があるわけではない。言うならば“お茶飲み話“だと言う。
私・新人おひとり様は葬儀以降の写真の整理をした手を休め、義兄が“アナゴ寿司”を添え線香をあげている間にお茶を入れた。
仏壇での“二人の会話”が済んで私が入れたお茶と買ってきた“アナゴ寿司”をゆっくりと美味しそうに食べた。私も頂いた。アトはたわいない会話。

義兄、長いひとり身の生活。暫く入院していた時、すみえちゃん(故・我がかみさん)に世話になった。病院によくきてくれた。などなど、、、。昔話を含めいろいろ話した。
とりとめのない話だったが、“話すコト”、“聞くコト”が大事なの、
以前かみさんがよく言っていた。---義兄が、来られない時はよく電話でたわいない内容をしあっていた。---

その“たわいない”役目を私がやり始めたのだ。--かみさんの供養をも兼ねて、、、---。
そんな話が一段落したら、明るいうちに帰るという。
車で送ろうかと言ったが「いや、歩くのも運動だ」と言う。駅まで二人でゆっくり歩いていった。

今日はかみさんが逝ってから義兄、三度目の来宅。
「またいつでもどうぞ」、「また来ます」、と言い合う。
これが義兄との挨拶になったかな。
これでいい。
義兄と改札口で別れ、ふと思った。
ひとり身の大先輩の行動、いずれかの我が身かもしれない。と。

新聞には世の中は連休が終わり、高速道路も新幹線も、、渋滞・渋滞、飛行機も満席。毎年同じコト、いつものことを言っている。
少しずつだがゆったりと確実に、そんな現実から我が身が遠くなって行くのも感じる。

チト、湿っぽいかなぁ~。
チト、抵抗あるなぁ~。と、そんなコトもまだ感じる。

揺れ動いている。新人おひとり様の我が身。

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