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ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』

2015-08-16 10:10:55 | 映画[ま]
 トム・クルーズ53歳、このおっさんは自動的に消滅するジュワァ~!とはならず、またもや新たなミッションに立ち向かうこととなった。景気づけに離陸する飛行機にしがみついたりしているうちに一難去ってまた次男、インポッシブルな場面が次々に押し寄せて、あぁこりゃもうだめじゃろ!と思わせておいて華麗なる巻き返しが都合よく待っていたりと、やっぱり息をつく暇もないくらい面白いというしかない。

 今回はシネコンの「4DXシアター」で見た。4DXは「五感を揺さぶる次世代の体感型プレミアムシアター」とかいうことで、座席が前後左右に揺れて、ミストが吹き出し、エアーが吹き出し、フラッシュが明滅して、バイブレーションが体を揺さぶり、映画のシーンをリアル体験できるというシステム。カーチェイス、バイクチェイスのシーンではけっこうしつこいくらいに五感がもてあそばれた。もてあそばれるためには1000円余計に払わなくてはならない。ただ、4DXといっても、この映画は2Dで、立体メガネをかけなかったので、3が無くて、実質は「4DXマイナス1」となってしまう。『ジュラシック・ワールド』だったら3D版の4DXなのでホントの4DXなのだろうが、普通に2Dで見てしまったわぃ。
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『マン・オブ・スティール』

2013-09-12 18:27:19 | 映画[ま]
『マン・オブ・スティール』

 スーパーマンがどうやって地球にやってきて新聞記者になったのかを描いた出世物語じゃなくてスーパーマン誕生物語。俳役も一新した新しいスーパーマンシリーズ。赤パンツじゃなくなっていいとか、ノーパンみたいとか、いろいろ言われるが、コスチュームがの質感も高性能なイメージが加わり、明るい青から暗い青に変わってかっこよくなったかも。
 
 オープニングはスーパーマンのふるさと惑星クリプトンのシーンなのだが、これがなんかファンタジーワールド全開で、別系統の映画を見ているような気分だった。もうちょっとでペラペラしゃべるドラゴンが出てくるのではないかとドキドキしてしまった。
 
 スーパーマンの敵だから、弱かったら映画にならない。そういうわけで地球人ごときは指先でひねり潰すくらい圧倒的なパワーを持って現れる敵が、地球を壊滅的な危機に陥れる。そのパワーがあまりにも圧倒的すぎて笑うしかない。スーパーマンがいなければ、あわや地球は・・・とはいえ、スーパーマンが地球に来なかったらこの危機も無かったってことは・・・

 そういうわけで、地球を危機に陥れようとして送りこまれたスーパーマン、というわけではないが、地球で育ち、強大な敵と戦って、ロイス・レインと出会って、伊達メガネをかけるまでをハイスピードで描いた、楽しく見られるアメコミ映画。
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『ミッドナイト・イン・パリ』

2012-06-21 00:31:15 | 映画[ま]
『ミッドナイト・イン・パリ』

 ウディ・アレン監督作品、婚約者イネズの父の出張に便乗して、あこがれの都パリを訪れた脚本家ギル・ペンダー、小説を書いてはみたが、いまいち自身を持てない日々、押しつけがましい観光にもなんとなく乗り気になれずに真夜中の街をうろつくギル。そして迷ってしまう。午前0時の鐘が鳴る頃、ギルの前に猫バス、じゃなくてクラシックカーが現れる。呼びかけられて乗り込んだクルマの着いた先は、異界の地、古色の街、なんとジャン・コクトー主催のパーティー会場であった。

 そんな不思議な出会いをすんなりと受け入れたギルは毎夜、不思議な街に繰り出して、ダリ、ピカソ、ブニュエル、マン・レイ、ロートレック、さまざまな古き著名人に出会う。自分の小説を読んでくれと頼んだ相手はヘミングウェイ。そのうちピカソの愛人アドリアナに魅せられて状況はどんどんこんがらがって行く。

 不思議ワールドに入って行っちゃう所は「千と千尋」っぽい感じ、で、ある意味、タイムスリップ映画でもある。また出たタイムトリップ。どうやって元の時代に戻ってきてるんだ? というあたりはなんとなく曖昧模糊、異界からなんとなく戻ってる、まあそれでもいいけど。

 それよりなにより、あっちの時代で出会う豪華な人たちとのやり取りがこの映画の醍醐味。むかしに戻ってあのスターに会いたい、とかいう無茶な望みは誰もが思ったことがあるだろう。それをそのまま実現させてしまった映画だから、それだけでなんか楽しい気分になれる映画じゃないかな。結末はどうであれ。
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『MIB3』

2012-05-25 23:42:12 | 映画[ま]
『MIB3 メン・イン・ブラック3』

 エイリアン監視エージェントのJ(ウイル・スミス)とK(トミー・リー・ジョーンズ)がエイリアンを相手に地球の危機を救うべく戦ったりなんかしちゃったりするSFコメディ第3弾。今回は諸事情でタイムスリップまでしちゃうのだ。エイリアンにUFOとタイムスリップまで付けちゃったら鬼にうまい棒である。でもあんなタイムマシンができたら絶対使いたくはない。不思議な能力を持ったエイリアンは出てくるが、へんてこエイリアンの化け物感がやや薄れた感じもする。とはいえ前作同様の馬鹿馬鹿しさは相変わらず高濃度で含有していて、無駄に笑いたい人にはお薦めの映画だ。
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マーシャル博士の恐竜ランド

2009-10-01 23:35:35 | 映画[ま]
『マーシャル博士の恐竜ランド』

 映画の日にふさわしいしょうもない映画を見た。ウィル・フェレル演じるマーシャル博士たちが時空の波に乗りタイムワープした世界は、恐竜、猿人、半漁人、巨大カニなど、これまたしょうもないモンが出てくる変な世界で、ドタバタを繰り広げるにはうってつけの阿呆な時代であった。いや、時代というのもおこがましい、バカ丸出しの設定である。そのくせ恐竜のCGはそれなりにできている。とはいえ猿人や半漁人は着ぐるみだったり。日本語吹替版なので、お茶の間感覚で見られるけど、セリフが脚色してあるので、ホントは何を言って笑わせたがっているのかは不明な箇所もあるが、これはもう笑うしかないギャグ漫画的バカ映画なのに中笑いなところが物悲しい。
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ミラクル7号

2008-06-28 23:17:18 | 映画[ま]
『ミラクル7号』 オフィシャルサイト

 チャウ・シンチー最新作は、うちゅうじんだかなんだかへんなもんと貧乏な子供が主人公。サッカーでもカンフーでもない親子の愛の物語。この親子がやたらめったら貧乏なところが涙を、いや、笑いを誘う。濃いキャラの俳優がバカやってるから、面白いんだけど、期待しすぎたせいか、なんか中笑いな感じで物足りないなぁ。子供向きなお笑いファンタジー映画という感じ。
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燃えよ!ピンポン

2008-03-28 21:23:45 | 映画[ま]
燃えよ!ピンポン オフィシャルサイト

 少林卓球ヽ(^o^)ρ┳┻┳°σ(^o^)/ みたいな雰囲気を思い描いていた。あの域までは達していないが、だいたい似たような雰囲気のおばかっちょ映画ということでは期待通りと言ってもいいかも。キャラクターも、やな感じに濃いし、アメリカ人にしかウケないようなギャグ入ってるし、地味な笑いも多いし、無理に笑わせようとしている気もするが、B級な胡散臭さもプンプンして、馬鹿馬鹿しさではいい線逝ってると思う。このしょーもない映画に大金を使うんだからまったくもって万歳三笑である。
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Mr.ビーン

2008-01-20 00:05:30 | 映画[ま]
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! オフィシャルサイト

 福引でカンヌ旅行とビデオカメラが当たってしまった馬鹿なMr.ビーンが、行く先々で周囲に迷惑をかけまくるというシリアヌスな映画。マージャンやってるウルトラセブンよりも喋らないビーンが、顔と体をフルにガタつかせて笑いを取りにいく。とにかくラッキーな顔つきである。死ぬほど笑えるわけでもないが、最初から最後まで中笑いの連続だったんでまあOKかな。ローワン・アトキンソンはジョニー・イングリッシュ以来だが、ジョニー・イングリッシュのほうがやや好きだったかも。
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魍魎の匣

2007-12-23 01:19:13 | 映画[ま]
魍魎の匣 オフィシャルサイト

 「魍魎の匣」683ページ、京極堂シリーズ映画化第2弾。「姑獲鳥の夏」から引き続き、堤真一、阿部寛、宮迫博之、田中麗奈が出演、これに、関口巽役として椎名桔平が永瀬正敏に代わって参戦した。でも関口役にしては、椎名桔平は健康的すぎる。俺の感じる関口のイメージは、「君は被害者か?違うのか?じゃあ犯人だろ?」と言いたくなるような感じではないかと思っているので、あんなにハキハキした関口君はどうも。中禅寺秋彦はお茶目になってしまった。でもこのあたりは監督が意図的にそうしたようだ。映画としては「魍魎の匣」のエッセンスを抽出した感じで、お笑い度数も高まって、ダレずに見ることができる。特撮やら上海ロケやらを駆使して、1952年の風景が再現されている。「三丁目の夕日」に匹敵するような東京の町並みがいい。美馬坂近代医学研究所の威圧的な建造物も怪しさ満点。黒木瞳が柚木陽子役で出演しているが、なんの問題もない。

 例によって【映像化不可能と言われた作品】であるが、近頃は【映像化不可能と言われた作品】が毎年何本か出てくる。新鮮味のないコピーだからもう言わなくてもいい。【映像化不可能】っていったい誰が言ってるのだ。【映像化不可能】と言ってた人は、映像化された時に、ゴメンナサイとは言わないだろう。なんかかっこいいから【映像化不可能】と言いたいだけなのだ。

 ほぅ
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地下鉄に乗って

2006-10-22 01:27:31 | 映画[ま]

地下鉄(メトロ)に乗って オフィシャルサイト

 地下鉄の階段を昇るとそこは東京オリンピック開幕に沸きかえる昭和39年の生まれ育った街だった。その頃のそこには縁を切りたいほど嫌いな父親がいた。時を越えて、そんな父親の生きてきた道のりを知ることで、主人公長谷部真次(堤真一)は変わっていくのか・・・。大好きなタイムスリップ系の映画、ほんのりと温かく、ちょっと切ない親と子のストーリー。途中までは、ちょっと判りづらい飛び方をするところもあったりするが、うまくまとまっている。原作は読んでない。手放しで絶賛することはしないが、だいたいいい雰囲気の映画だった。ちょっと胸が熱くなったのは、なぜか、弟に「ありがとう」と言うさりげない場面だった。当時の町並みなどは新中野駅前だけという程度のもので、SFではないが「三丁目の夕日」ほどのマニアックさもないので、そっち系の楽しみは少ない。大沢たかおがいちばんおいしい仕事しているようなところもありな感じ。歴史は真次になにをさせようとしているのか?・・・そりゃ戦国自衛隊じゃん。
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M:i:3

2006-06-25 22:09:30 | 映画[ま]

M:i:3 ミッション・インポッシブル3 オフィシャルサイト

 富む・クルーズが日本へ来て新幹線まで借り切ってプロモーションするだけあって、超ド派手なスパイ大作戦映画で、暇さえあれば爆発しているような印象。休む間もなく次々に展開されるハードアクションは、見ごたえがある。ジェームズ・ボンドみたいなエレガントさは無くて、ワイルド一辺倒だけど、やっぱり面白い。つくづくスパイにはなりたくないもんだと思わせる映画である。
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間宮兄弟

2006-06-11 21:28:54 | 映画[ま]

間宮兄弟 オフィシャルサイト

 塚地@ドランクドラゴンと佐々木蔵之介が兄弟役のコメディ。塚地主演ってことで大爆笑おちゃらけ映画を「期待」してしまうが、そういう映画ではなく、いかにも塚地らしいはまりキャラを、いたって真面目に演じている。そこかしこに、ンフッと笑うツボや、ハハッと笑うネタが散りばめられていて、取り巻きの常磐貴子や中島みゆきまで軽妙な天然ボケを演じているから、梅雨時に軽く笑いたい人向けの映画である。
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