監督:クエンティン・タランティーノ
出演:レオナルド・ディカプリオ/ブラッド・ピット/マーゴット・ロビー/ジュリア・バターズ
最近ちょっと落ち目気味な俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と彼のスタントマンをしているクリフ・ブース(ブラッド・ピット)の日常を描いた物語。タラちゃんの映画だからどんな日常の中にどんな非日常が現れるのか、きっと現れるに違いない、何もないなんてはずがない、絶対ヤバイ奴らが現れて、撃ち合って、皆殺しだ!金はどこだ?女はどこだ?脳みそ爆発だ!いつだ?どこだ?と思いながら見ている自分がいる。喜劇ではないので真っ向から笑わせようというのでなく、なんとなくフフッと笑えてしまうというスタンスの、か弱い面白さが漂う。
1960年代の映画界がテーマになっている作品なので、行ったことは無いけれど古き良き時代の旧車が走る街角。リック・ダルトンの愛車はクリームイエローのキャデラック。クリフ・ブースの愛車はライトブルーのカルマンギア。私の大好きな『キル・ビル』にも登場していたカルマンギア。そして流れるオールディーズのミュージック。ふと《Circle Game》が流れてきて懐かしく思う。といっても私が懐かしいのはアグネス・チャン・バージョンだったりするけど。
マーゴット・ロビーは美人だし、ジュリア・バターズは知的でかわいいし、ブラッド・ピットはかっこいいし、歳とってもシュっとした顔しているし、べらぼうに強いし、ブルース・リーより強い? そうそう、映画界の有名人もいろいろ出て来る。ブルース・リーだったり、スティーブ・マックィーンだったり、シャロン・テートだったり。えっ?シャロン・テート? 隣人がシャロン・テート? なんか嫌な予感がする・・・